京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2018京都夜間拝観⑤ 南禅寺 順正

2018年11月29日 09時10分28秒 | 日記
11月24日、無鄰菴の夜間参観を堪能した後、徒歩で湯豆腐の名店「南禅寺 順正」にお邪魔しました。





こちらの売りはなんと言っても豆腐の美味しさと庭園の美しさです。
料理はセットで頂くと、湯豆腐、胡麻豆腐、豆乳、野菜天ぷら、豆腐田楽、炊き合わせ、最後に栗と銀杏の釜飯、香の物まで付きほぼフルコースです。







どの料理も、素材の味がしっかりと感じられ、天ぷらも熱々が提供されます。肝心の湯豆腐も大豆の味が濃く、とても美味しく頂きました。最後には京野菜をかたどった抹茶カステラを頂きました。僕のは聖護院かぶらと京たけのこでした。
広々とした店内で日本庭園を眺めながら、ゆっくりと順正さんの湯豆腐を堪能しました。

しかし、こちらの売りは湯豆腐だけではないです。写真のように、庭園は素晴らしく、植栽もよく手入れがなされています。







庭園を流れる水は琵琶湖疎水からの水で、まずは、大寧軒を流れ1次利用された後、南禅寺の塔頭金地院へ、次に對龍山荘、次にここ順正に4次利用されています。

また、順正書院は江戸時代、医学を教えた塾で、庭園への入口の石門と国の登録有形文化財に指定されています。







料理内容といい、庭園の美しさといい京都の湯豆腐の名店と言って間違いのないお店です。

2018錦秋の京都⑤ 建仁寺

2018年11月29日 08時00分43秒 | 日記
11月20日は、祇園甲部歌舞練場の庭園を鑑賞した後、近くの建仁寺に立寄りました。
方丈南庭は、枯山水庭園なので紅葉はありませんが潮音庭の紅葉が目当てです。







潮音庭は、建仁寺の庭園を手入れ、管理をされている北山造園の北山安夫氏が監修された庭園です。四面どちらから見ても正面になるように景石、植栽が絶妙に配置されています。

ご覧の通り、まだ青葉でした。





写真は、ダウン症の書家 金澤翔子さんの「風神雷神」です。毎年、ここ建仁寺で個展を開かれています。ずっとお母様と二人三脚でやってこられましたが、3年前から一人暮らしをされています。
翔子さんも親離れしたんですね!立派です。これからもずっと応援しています。







JR東海では「モシュ印・コケ寺リウム」キャンペーンを11月末まで実施しており、苔を用いたアート作品、"モシュ印"と"コケ寺リウム"を展示しています。
なかなか面白い企画で自宅でも楽しめそうですねえ!