京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

建仁寺開山堂・浴室 秋季京都非公開文化財特別公開⑤

2018年11月09日 06時48分21秒 | 日記
11月4日も古文化保存協会主催の秋季京都非公開文化財特別公開を回りました。
阪急電車河原町駅を下車し、建仁寺に向かいます。訪れたのが開山堂です。
建仁寺は、鎌倉幕府二代将軍 源 頼家により栄西禅師を開山に建立された日本で初めての禅宗寺院です。
その開祖 栄西禅師が眠られている開山堂が久しぶりに公開になりました。







現在は、建仁寺の本坊に属しており、山内の住職が一年の輪番制で住職を務めています。

楼門は鳴滝にある妙光寺の門を移築したもので、2011年から14年に半解体修理が行われています。
完成の際に、ある財団が修理費用の一部を援助しており、その会員に公開されました。僕も拝観しています。

また、今は建仁寺が所蔵する国宝 俵屋宗達作「風神雷神図屏風」も元は妙光寺の所蔵でした。

次に浴室です。
浴室は禅宗七堂伽藍のひとつで大切な修行の場でもありました。
浴室と言っても現在のような浴槽などなく、井戸から汲んだ水を大きな釜で炊き、その水蒸気で汗と一緒に汚れを落とす今で言うサウナのような浴室です。
浴室にはいるのも修行のひとつで時間や作法などが厳しく定められています。



こちらも内部の撮影は禁止になっていました。