こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

やっぱり唐津市は「カヤの外」

2010年10月26日 06時03分51秒 | Weblog


 昨日、プルサーマルに係る特別委員会があって、玄海原子力発電所1号機の脆性遷移温度の4回目の報告を「唐津市は正式に10月14日に受け取った」と岡本総務部長は報告しました。

 8月16日に九電から報告を受けていた担当職員は、「浦田さん、唐津市はカヤの外ではありませんよ、佐賀県と玄海町に報告があった日に九電から報告を受けています」と胸を張っていました。
 しかし、このことを総務部長や市長に報告していなかったことを隠すために「九電からの報告書」ということにしたのでしょうが、それでもお粗末で、ドタバタ劇の繕い文書によって一層唐津市が「カヤの外」で玄海町や佐賀県との違いを自ら認めたことになるものです。

 この一つをとっても唐津市は、九電との安全協定は必要になります。

 危機管理もいい加減です。
現在の想定温度と60年後の想定温度は公表しながら、5年後には4年運転に入るのに40年後の温度50年後の温度を私が聞いても「調べていない」と数値を示しませんでした。

 66年後は98度ということは明らかにしながら40年・50年の温度を、九電から報告を受けて2ヶ月もたつのに、調べようともしないのには驚きです。

 加えて、原発が60年運転へ進んでいることが恐ろしくなります。
 原発建設当時は、「運転25~30年」ということを言われていました。しかしその時期が近づいてくると「60年運転を想定して設計してある」というようになりました。

 老朽化が進むなかで、新たな建設が困難になって「老朽化原発の酷使」につながり、危険が増すことになります。
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