こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

福島原発1~4号機廃炉へ

2011年03月31日 06時30分54秒 | Weblog
 ついに、東京電力の勝俣恒久会長が福島第一原発1~4号機について、「廃止せざるを得ない」と発表しました。

 私たちは、原発の危険性について一貫して追及し改善を求めてきましたが「5重の壁があるから安全」という返事ばかりでした。
 津波の問題も「空だき」になった場合いについても指摘していましたが「安全装置が働く」との返事でした。
このことからも、地震や津波は自然災害ですが、原発事故は「人災」です。

 東電は、「想定外」を繰り返して自らの責任を明らかにしようとしませんでした。
その東電にとって、あまりにも周辺住民へ甚大な被害を及ばした報いでしょう。
東電は、被害の補償金と廃炉への費用で会社の存続の危機に立たされることになります。

 それでも、避難生活を送る住民からは、「5、6号機も廃炉に」という声と「一刻も早く先行きを示せ」などと、改めて怒りの声が上がった。
 少なくとも、半径20㌔圏内の住民は自宅へ帰れないのですから。
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副市長不在の人事異動

2011年03月30日 06時15分00秒 | Weblog
 唐津市の人事異動(467人)が発表されました。
多くの職員の方が退職されます。長い方は40年を超える人もいます。

  そこで気になることが、いくつかあります。
その一つが、「副市長不在」ということです。
副市長は、市長が不在の時に市長に成り代わり行政のトップとして働かなければならない役職が不在です。
 そのことを踏まえれば、坂井市長は、これまでのように「市役所を留守にする」ことは控えなけれならなりません。

 もう一つは、「会計管理者」(以前の収入役)が副部長級に格下げになった事です。
副部長級になれば、議会にでるのでしょうか。また、一般職と同じ扱いで部屋もなくなるのでは。
なによりも、副部長級であれば、「会計管理者」としての発言(権限)が発揮できるのか疑問です。

 もう一つは、「総務部長と財務部長」が1年で交代したことです。
昨年、総務部を「総務部と財務部」に分けたばかりです。なにか不都合があったのか分かりません。

 もう一つ、県からの出向ポスト「産業企画監・商工観光部長」です。
企業誘致が狙いなのか、長年このポストは3年ごとに県庁から迎えています。

 4月から、新たに昇進する方もあっります。
シッカリ公務員としての自覚と責任を果たしてもらいたいものです。

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放射能の風評被害が唐津にも

2011年03月30日 06時03分58秒 | Weblog


 昨日、昼食に佐志の「太閤一里塚」によって食事をしました。
そこへ、知り合いの方が入ってきて「上場の葉もの野菜は売れんばい」といっていました。 
産直に出されているその人は、「福島原発の影響がここまであるとは」と嘆いていました。
確かに、玄海原発10キロ圏内の畑でとれた野菜ですが、放射能の影響は受けていません。
それでも、「念のため控えよう」という心理的作用があるのです。
帰って、妻にこのことを話したら「産直に、ほうれん草が山のように積んであった。それもいつもより安かった」といっていました。

 

 写真は、そこで食べた牛丼(600円)
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原発が争点

2011年03月29日 06時06分29秒 | Weblog
 知事選が始まっています。
4月1日からは県議選です。
そこでの争点は、ズバリ「原発」です。

 ドイツでは、州議会の選挙で、反原発の「緑の党」が躍進しました。
世界を「福島原発ショック」は駆け巡っています。

 大手口での平林・山口合同街頭演説会には通過する車の反応がこれまでになく多くあります。

 古川知事候補もにわかに「慎重」になっています。
県議予定候補も「にわか反原発」を訴えている人もいます。
これまで推進してきた人には任せるわけにはいきません。
一貫して「原発の危険を指摘してきた人」にこそ信頼して任せることができます。

 平林候補は、自分が知事になったら「プルサーマルは止める」と訴えました。
それを聞いていた人は、「明日からでも平林さんに知事になってもらいたい」と語られました。

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竹木場校区敬老会

2011年03月28日 06時04分02秒 | Weblog






 昨日は、竹木場校区100人以上の敬老会が催されました。
私も来賓としてお祝いを述べましたが、話す事は、東日本をおそった地震とそれによる津波と原発事故による被災された方々を見舞う話です。

 地震と津波は自然災害ですが、福島原発の事故は「人災」です。
人災は、防ごうと思えば防げます。玄海原発から12キロしか離れていない竹木場には、公民館と学校は10キロ圏外からの避難場所になっています。
 でも今回は30キロまで避難や自主避難ですから、防災の見直しは不可欠です。
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福島原発を再稼働するのでは

2011年03月27日 06時03分46秒 | Weblog
 福島原発の暴走を必死で食い止めようとする作業が続いています。
そこで、ある変化を感じたことがあります。

 一部の報道では、原子炉容器の冷却水にこれまでの海水から「真水」に変わっているということです。
海水を注入したした場合は、「塩分で機材が使えなくなる」といわれています。
ここにきて「真水」を使うということは、福島原発が沈静化した後に、「再稼働」をするための布石ではないかと思えます。

 原発の暴走が停止していないのに、「利益のためには」という資本の論理がありありのような気がします。


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東電の社長が謝罪がないのはなぜ

2011年03月27日 05時55分50秒 | Weblog
 東京電力の「協力企業」の社長が、今回の福島原発の事故を受けて胸のうちを語ったり謝罪した新聞を読みました。

 この社長さんは、福島原発1号機からずっと原発のメンテナンスを請け負う会社としてやってきました。
東電からの技術者を派遣して欲しいという要請に断れない気持ちと「いって欲しくない」という気持ちがあったといいます。
 作業は、被曝線量計を見ながらの高度な放射性物質のなかでの危険な作業をともなうなかでの補修作業です。
 今回の修復作業に従業員を出す事に「特攻隊を出すような気持ちになった」といっています。

 原発の爆発、放射能漏れによる広範囲に及ぶ放射能汚染による住民への大量避難という事態に社長は謝罪しました。
この社長は、「長崎や広島の原爆と違う、絶対安全」と自ら信じ住民にも説得してまわったそうです。
「今回の事故は、われわれが住民や国民を裏切った」とも語っています。

 このように素直に「謝罪」されているのに、東電の社長が「謝罪」しているテレビは見たことがありません。
少し変ではないでしょうか。
 
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「玄海原発の危険から命と暮らしを守る」署名をはじめました

2011年03月26日 07時02分40秒 | Weblog


 福島原発の暴走は止まりません。
 被爆者が出ました。野菜や水道水からも放射能が検出されました。どこまで広がるか分かりません。
全国民は、原発の怖さを再認識したことでしょう。
九電は、玄海原発2~3号機を国の新基準が出るまで稼働させないと発表しました。

 私たち原発周辺に住むものにとって「他人ごと」ではありません。

 そこで、佐賀県に対して「玄海原発の危険から住民の命を守る署名」をはじめることにしました。
1,佐賀県として東日本大被災の復興に最大限支援すること
2,35年もなる老朽化した玄海原発1号機の運転を止めること
3,危険なプルサーマルは認めないこと
4,唐津日赤病院の移転先を再検討すること(海のそばに予定)
5,原発依存の電力政策から自然エネルギーに転換

 是非みなさんのご協力をお願いします。

追伸

 今日、午後2時から「福島原発から学ぶ」という学習会があります。
 場所は、唐津市勤労者福祉会会館です。
 主催は、「唐津市民の会」です。どなたでも参加できます。車は、大成公民館にお願いします。
 
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作業員被ばくは東電のずさんな管理

2011年03月25日 06時47分45秒 | Weblog
 福島第一原発3号機で、復旧作業中に3人の作業員が基準値を超える放射線をうけ、医療機関に搬送されたといいます。

 新聞報道では、いずれも下請けの労働者で、真っ暗な地下室で40~50分間も放射線の基準値を超えながら作業をしていたといいます。
 その作業員は、放射能で汚染された深さ15センチの水があるにもかかわらず2人は、普通の作業靴、もう一人は別会社で長靴だったそうです。
 二人は、汚染された水の中で作業をしたことになります。

 東電は、作業をする前に現場の放射能の測定をせず、作業員の服装の点検もしないまま作業させたことは、下請け労働者を「もの扱い」するものでずさんな管理というほかありません。

 測定器は、一定の被ばく線量を浴びればアラームが鳴るようになっています。作業中は相当な激しさと音量で鳴っていたはずです。
 東電は、「普段つけない防護服をつけていたので聞こえなかったのでは」と新聞は報道しています。

 必死の復旧作業を献身的にがんばっておられる方が多数おられる中で、このような事態は避けなければなりません。
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原発と防災だけが争点か~知事選はじまる

2011年03月24日 06時12分36秒 | Weblog


 今日から4月10日投開票で知事選挙が始まります。
今回の選挙は、東日本大震災を受けて「原発と防災」が争点に浮上しています。

 確かに、連日福島原発の復旧作業や放射能漏れによる食品摂取制限に水道水の放射能汚染などが報道され、被災地の復興も思うように進んでいないようです。

 古川知事も「マニフェスト発表」を急遽見直して「防災の強化」を柱に据えたそうです。

 県議予定候補のなかには、「にわか反原発」を訴えている人も出はじめました。

 「政治は、生活」です。
防災も大事ですが、医療、子育て、教育、年金など暮らしをどう変えようとするのかも議論して欲しい課題です。
最近生活相談が増えています。「税金が払えない」「住むところがない」など深刻です。

 どこから、どのように税金を集め、無駄を削って、住民のために使うのが政治の役割です。
今回の選挙でシッカリ候補者は訴え、有権者はシッカリ見抜く眼力で候補者を選んで欲しいものです。

 うれしい知らせを一つ 
昨日の市議会の特別委員会で「玄海原発3号機における放射能漏れの原因究明を求める請願書」が「採択すべき」ととりまとめられました。
唐津市議会の良識が示されたものだと評価されていいと思います。

 伊万里市議会は、同様な内容で「意見書」として可決されたそうです。



 
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