富士石油は8日、台風24号による停電で主要装置が停止し現在稼働調整を行っている富士石油袖ケ浦製油所について、12月中旬にフル生産を再開する見通しであると発表した。袖ケ浦製油所は、10月1日に非常に強い勢力の本州に上陸し縦断した台風24号の影響で東京電力パワーグリッド姉崎中央変電所が停電し袖ケ浦製油所の電力供給が寸断。電力の周波数の乱れが生じトッパー(常圧蒸留装置)やユリカ装置(減圧残油熱分解装置)などの主要装置が緊急停止した。
10月4日にトッパーは稼働を再開したが、ユリカ装置は熱供給が立たれたことで配管内のアスファルトピッチが固化。3系統の配管のうち1系統はすぐにアスファルトピッチを除去できたが、その後は復旧作業と稼働調整を行いながら石油製品を生産している。
石油通信社
10月4日にトッパーは稼働を再開したが、ユリカ装置は熱供給が立たれたことで配管内のアスファルトピッチが固化。3系統の配管のうち1系統はすぐにアスファルトピッチを除去できたが、その後は復旧作業と稼働調整を行いながら石油製品を生産している。
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