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マージン改善で撤退は73ヵ所にとどまる 情セン19年度セルフ、全国1万320ヵ所に

2020-08-28 07:30:50 | 日記
石油情報センターがまとめた、2019年度末(2020年3月末)のセルフSS数によると、セルフSSの総数は1万320ヵ所で前年度比220ヵ所増加している。都道府県別でみると、鳥取、徳島、鹿児島絵それぞれ1ヵ所減少、福井、高知、佐賀で横這いのほかは、各地で1~16ヵ所増加している。最も増加したのは北海道で16ヵ所、このほか東京が12ヵ所、愛知が11ヵ所、三重が10ヵ所などとなっている。セルフSS数が最も多いのは、愛知の631ヵ所で全体の6.1%を占め、次いで北海道の545ヵ所(構成比5.3%)、埼玉の501ヵ所(4.9%)と続いている。
2019年度中のセルフSSの新設・改造は293ヵ所(4~9月131ヵ所、10~3月162ヵ所)で撤退は73ヵ所(33ヵ所、40ヵ所)で差し引き220ヵ所増となる。
近年はSS数の減少が続いているものの、19年度はスクラップ&ビルドによる新設や、ENEOSのEneJetなどのような新たなセルフSSブランドの展開などで新設・改造は2015年度の 310ヵ所以来の高い伸びとなった。一方で撤退数は、元売再編などでマージン環境が大きく改善しているため、73ヵ所と近年では最も低い水準となった。

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