本紙推計による石油元売会社の9月中旬(20日時点)の石油製品販売動向によると、ガソリンは前年同月比90%で伸び率だけでみると、上旬時点を上回っている。9月中旬のガソリン販売は、今年、前年とも新型コロナウイルスによる影響を受けているが、今年は東京など19都道府県で緊急事態宣言が発令される中で上旬時点では悪天候や低気温が重なり、マイカー需要が停滞した。一方でその後は天候が回復し気温が上昇。3連休(18~20日)は後半を中心にマイカー需要が好調だったこともあり、ガソリン販売もやや盛り返した。
石油通信社
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