ガソリン販売1.8％減、５年連続で減少 17年石油製品需給概要、灯油は1.8％増

経済産業省は31日、２０１７年（１―12月）の石油製品需給概要をまとめた。燃料油販売は合計で１億７５５１万１千kl（前年比１・５％減）と５年連続で前年を下回っている。
油種別にみると、ガソリンは５１９０万４千kl（１・８％減）で５年連続で前年を下回った。エコカーの普及や若者のクルマ離れなど構造的な需要減退が進んでいることに加え、小売価格上昇による影響があったものの、景気回復を追い風に近年の需要減少ペースといわれる２～３％に対し、やや踏み止まった。

石油通信社