経済産業省は31日、石油統計速報7月分をまとめた。販売は燃料油全体で前年同月比1・7%増となった。このうちB・C重油が原発停止の影響で引き続き大幅な伸びを示しているほか、東日本大震災の復興需要で軽油が堅調な伸びを示しているほかは、ほとんどの油種が前年を下回った。
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Today's 日刊「石油通信」
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◎ 原発停止で電力用C重油は大幅増続く 7月の石油統計、復興需要で軽油堅調
○ 石油統計速報(7月分)
◎ 各油種とも4ヵ月連続で下落 7月の卸価格、軽油は3.6円下落
○ 都道府県別卸価格(7月分)
◎ ガソリンは据え置き~▲0.1円を通知 元売仕切、末端は未達コスト回収へ
◎ 元売各社の市場連動仕切への影響も ギンガ、10月から製品取引地域拡大
◎ ガソリンは梅雨明け遅く低調 7月家計調査、購入数量4.3%減
◎ LNG7万4396円3ヵ月ぶり上昇 財務省、7月の国別ガスCIF価格
◎ 北九州~東京をLPG車無充填走行 全L協、ロングドライブトライアル
◎ ニュース・フラッシュ
○ 太陽、四国事業所に不均化装置建設
○ 極東、常務執行役員に藤井文人氏
○ 富士石油、人事異動
○ 7月中東依存度83%、イラン原油ゼロ
○ EMG、CS部門など新オフィスに移転
○ 石油備蓄法改正案、29日の本会議で成立
○ 8月平均TTS79・68円
○ 情セン、7月のインタンク軽油価格
○ 情セン、7月のローリーA重油価格
○ コスモ、事故調査委員会開催