先日、ある学生と私の学生時代の家庭教師の経験談を話すことがありました。
僕は、学生時代、うどん屋のイベントでの出店時のお手伝いや左官業のお手伝い(当時、売り場面積世界一のそごうデパート横浜店の床のタイルの目地施工のお手伝いをしました)、旅行会社のチラシ配りなどのアルバイトもしましたが、教育学部の学生だったため、家庭教師のアルバイトもかなりしました。
家庭教師は、自分が教える練習にもなると思っていましたし、他のアルバイトよりも時給がいいので
、自分にとってとてもありがたいアルバイトでした(
食事の提供がある場合もあり、一人暮らしの料理の苦手な男子学生にはそれも助かりました)。
最初、家庭教師のお話をもらったのが、自分が住まわせてもらっていたアパートの大屋さんからで、大家さん宅の小学生の息子さんの宿題を中心とした勉強の指導をさせてもらいました。
息子さんが、私のアパートの部屋に来てくれたので、在宅でできる移動のいらないアルバイトでした。
お父さんがパイロット
の中学生のSさんの夏休み限定の家庭教師もしました。
中学生のT君の高校受験勉強のお手伝いもしました。
戸塚のTさん宅では、まず息子さんの大学受験のお手伝いをし、無事入学できましたので、その後は高校生の妹さんの勉強のお手伝いもしました。
そして、お父様が
医師をされていたTさん宅(なぜか私が家庭教師をさせてもらった家庭はイニシャルがTが多かったです)では、将来医師を目指す中学校の息子さんの勉強を手伝いました(私は彼の中学校時代しかお手伝いができませんでしたが、その後医学部に行き、今ではお医者さんになっているのかな?)。
これらマンツーマンの家庭教師のアルバイトで自分自身も多くのことを学んだように思います。
教育の原点はやはり個別指導だなあと思うようにもなりました。
その他、個別指導塾や学習塾でも小学生から高校生、時には浪人生にも教え、教育学部でしたので教育実習には行きましたが、それに加えてとても有意義な「教育実習」だったと思っています。
英語以外の科目も結構教えました。
自分では苦手だった数学も教えました(僕の高校時代の数学の苦手ぶりを知っている友人からしたら噴飯ものだと思いますが…。僕に数学を習った人たち、今更ながらごめんなさい)。
また、神奈川県では当時,中学2年生が受け、高校入試の得点の一部になるア・テスト(アチーブメントテスト)が実施され、それは技能教科も含む9教科だったので、学習塾では美術や技術家庭や体育のペーパーテスト用の勉強も教えました。
学生の皆さん、アルバイトは社会勉強でもあります。
もちろんアルバイトばかりで学校の勉強がおろそかになってしまっては、本末転倒ですが、適度なアルバイトも将来のためになると思いますよ。