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山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

旧日本兵の日の丸日本に返還される

2012-03-20 08:40:31 | 日記
以前このブログでもご協力の呼び掛けをしました旧日本兵の日の丸の返還がついに実現しました。
(旧日本兵の日の丸返還先情報求む日米開戦70年参照)   

次の一節は、新見市国際交流協会の会紙「国際交流だより」に投稿したものです。

 姉妹都市ニューパルツ・ヴィレッジの近郊ソーガティーズの退役軍人会では、第二次大戦の際、軍人が持ち帰った旧日本兵の形見の日の丸二枚を保管していました。同会では、それらを所有していた日本兵の遺族に返還したいとの声が高まり、二〇一〇年四月二日、ニューパルツ国際交流協会会員で日本文学専攻のアルフレッド・マークス名誉教授を通じて、私に協力の依頼がありました。以降、日の丸の寄せ書きに書かれた地名や会社名を頼りに、各方面に問い合わせ、情報提供を求めました。このほど、厚生労働省を通じ、遺族特定の連絡があり、日の丸は約七〇年ぶりに平和な日本に帰って来て、同省を通じてご遺族のもとに届けられました。この返還は姉妹都市交流を通じて実現しましたので、ご紹介させていただきました。
(3月下旬発行の新見市国際交流協会「国際交流だより」に掲載予定の原稿)


今年1月下旬に調査依頼をしていた厚生労働省より2枚の日の丸の返還先が判明したとの知らせを受けました。

それをソーガーティーズの退役軍人会に伝えたところ、早速、日の丸を送ってくださいました。

2月中旬に僕のところに旗が届き、これは届いた箱の荷ほどきを恭しくしているところです。






これらの旗は、戦時に兵士とともに出兵し、旗の所有者は戦死しましたが、この平和な日本に約70年ぶりに戻ってきたわけです。

それらの旗と亡くなられたこの旗の所有者であったお二人の日本兵に敬意と哀悼の意を表し、正装を身に付け黙祷を捧げてからこれらの作業に当たりました。

写真ではよく見えていませんが、以前、ニューヨークの国連本部で購入した平和のネクタイを締めています。

70年前の旗にしては保存状態も良く、また丁寧に包装してくださっていました。









中には、遺族への手紙も同封されていました。


これらの遺族への手紙を日本語に訳し、日本語訳も添付した状態であらためて包装し、これらの日の丸の遺族への返還をしてくださる厚生労働省に送りました。

二枚の日の丸のうち、1枚は所有者の弟さんが判明し、弟さんのところに返還されました。もう一枚は、遺族の方が匿名を希望しておられるとのことでした。

この日の丸の返還については最初、ニューパルツのAlfred Marksさんから協力の依頼があって2年間かかりました。

でもニューパルツと新見の姉妹都市交流を通じて生まれたMarkさんと僕との交流がこれらの旗の返還に結びついて、本当に嬉しく思いました。

また自分の英語の力がこのような形で貢献できることもとても光栄なことでもあります。

この返還に関わることで、戦争を知らない世代の僕もあらためて戦争や平和について考えるきっかけとなりました。

また、このことには多くの方々の協力を得たとともに、そのことを通じて多くの新たな知り合いもできました。

今度、ニューパルツ訪問の折には足を伸ばしてソーガティーズの退役軍人会の皆さんにもお会いしようと思っています。
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幼稚園卒業式

2012-03-20 07:17:36 | 日記
3月19日(月)、息子の幼稚園の卒業式がありました。

小学校は基本的に子供たちで通いますので、2年間、毎朝通い慣れた道を送っていくのもこれで終わりかと思うと感慨深いものがありました。
(朝、幼稚園に息子を送るのは基本的に僕の役目で、迎えに行くのは妻の役目でした。)

卒業式前には、卒業式の練習をたくさんしたようで、息子もちゃんとしなければならないということで緊張があったようでした。そして、僕たち親にもその緊張が移ったようでした。

僕は、自分自身の卒業式も、そして教員としても何度かの卒業式に出席しているのですが、親として卒業式に臨むのは初めてのことで、何故かとても緊張しました。



幼稚園に入る前のことや幼稚園に通わせた2年間のことをさまざまと思い浮かべ、本当にいろいろなことがあったなあと思いました。そして、頑張って成長したなあとしみじみと思いました。

幼稚園では、園長先生や担任の先生をはじめとする諸先生方にお世話になりました。

先生方の中には、新見公立短期大学の幼児教育学科出身の先生方もいて、僕の教え子になるのですが、彼女たちにも大変お世話になりました。

僕が彼女たちに短大で教えた以上のことを息子は彼女たちから学んだことと思います。

また、この幼稚園で実習をした幼児教育学科の学生たちにもお世話になりました。

先日の卒業式・謝恩会に出席しての記事でも書きましたが、息子の幼稚園の卒業式では、子どもたちは卒業証書を園長先生からいただいたら、それを保護者のところに渡しに来ます。

ここには写真はアップしませんが、息子がいただいた卒業証書を妻のところに渡しに来る瞬間もしっかりと写真におさめました。

式の後、教室に戻り担任の先生からの最後のお話があり、子どもから親への花束贈呈、そして子どもから先生への花束贈呈がありました。

その後、先生方や仲が良かった友達と記念撮影をして、名残惜しいところでしたが幼稚園を後にしました。

2年間お世話になりどうもありがとうございました。




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Niimi English Salon #151

2012-03-20 06:54:20 | 日記
We had the 151st session of Niimi English Salon on St. Valentine's Day, February 14th.

The guest speaker for the session was Donald Wynn, an ALT in Niimi from Colorado Springs, USA.



Previously Donald did a presentation for the 131st Niimi English Salon session about his hometown Colorado Springs and the State of Colorado. (See 第131回新見英語サロン開催 for Japanese and English report.)

This time Donald talked about the native American tribes in Colorado.

He explained life styles, cultures and languages of the tribes.

I learned a lot of things through listening to and interpreting his explanation.

Unfortunately Donald has to leave Niimi at the end of March and he is to teach in schools in Takahashi City next school year.

We hope he can come visit us in Niimi sometimes.

Since this session was on Valentine's Day, Mrs. Kisoda has kindly brought sweet chocolate for everybody.

Thank you very much Doland and Kisoda-san.

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