3月17日(土)、新見公立短期大学の2011(平成23)年度の卒業式・修了式が「まなび広場にいみ」において開催されました。

今年もまたこの季節がやってきたという感じで、赴任17年目となる僕にとって、17回目の卒業生たちを送り出しました。
一般教養科目の英語関連科目を担当していてよかったと思うのは、卒業生の顔と名前が全員わかるということ。
看護・幼児教育・地域福祉の3学科とも英語の必修科目がありますので、今回の短大卒業生157名は全て授業で教えた学生となります。
地域看護学専攻科修了生の15名のうち約半数は本学看護学科在学時代に英語を教えました。
卒業生・修了生たちにとっては専門科目ではないですが、英語を教えるということで少なくとも何らかのことは教えられたかなと思っています。
卒業生・修了生の大半はこの新見の地を離れ、就職または進学してゆきます。
新見にとっては寂しいことかもしれませんが、それでも新見を「第2のふるさと」と考えてくれる百数十名の人たちが全国に散らばっていくということは、新見のそしてもちろん本学の宣伝効果的観点から見ると素晴らしいことではないかと思います。
もちろん、新見の地にとどまる卒業生もおり、それは私たちの学校が人材育成ということで地域貢献ができているということにもなります。
また、一旦新見を離れますが、また新見に戻ってくるという卒業生もおります(昨日もそのような話をある卒業生としました)。
卒業式・修了式では、クラスの出席番号1番の学生が代表として壇上で学長から卒業証書または修了証書を受け取ります。
そして式の最後の卒業生退場の際、他の卒業生も学長から直々に卒業・修了証書を受け取ることになっています。
昨日は、例年通り多くの保護者や家族の方々も式に参加されていました。
最近は卒業式シーズンで、市内でも各学校や幼稚園などでも卒業式が行われ、その様子が地元のアイ・チャンネルでも放送されていますが、皆さん、幼稚園の卒業式の様子を見たことがあるでしょうか、あるいは皆さんの幼稚園・保育園の卒業式の時はどうだったでしょうか?
先日、見たニュースでは市内の幼稚園の卒業式では、卒業証書をもらった子どもは保護者のところに歩いて行き、そこで保護者に感謝の言葉と共に卒業証書を渡していました。
月曜日に息子の幼稚園でも卒業式があり、やはりそのように保護者に卒業証書を渡しに来ることになっているようです。
さすがに、短大の卒業式ではそのように卒業証書を保護者席の保護者に渡しに行くことは難しいのですが、卒業生および修了生の皆さんにしていただきたいのは、是非、卒業証書・修了証書を保護者にしっかりと見せて感謝の言葉を伝えてもらいたいということです。
卒業生の皆さんは、卒業式においては在学中のことを主に思い出したことだと思いますが、おそらく保護者の方々は、皆さんが生まれてから今日までのことをいろいろと思い出されたことだと思います。
卒業式は、卒業してゆく皆さんももちろん嬉しいですし、私たち教職員も嬉しいイベントなのですが、おそらく誰よりも喜びを感じているのは皆さんの保護者だと思います。
それぞれ感謝の気持ちを忘れずにいてもらいたいと思います。
卒業式が終わり、その後各学科で謝恩会が開かれました。
謝恩会では、過分な感謝の言葉をいただき、教員という仕事をしていてよかったと感じることができます。
(幼児教育学科の皆さんからのメッセージは会終了後いただきました)
![2012-03-17 16[1].18.38.jpg謝恩会花束](http://blog.niimi-college.jp/~yamauchi/blog/wp-content/uploads/2012/03/273fb0e098d764c2cd301a6a0209a12e-300x225.jpg)

幼児教育学科、地域福祉学科でも教えているためお招きはいただき、少しでも顔を出そうと思っていたのですが、所属する看護学科の謝恩会があまりに素晴らしく、途中抜け出して他学科に回ることができず、幼児教育学科と地域福祉学科の卒業生の皆さんには大変失礼しました。
以下、皆さんと撮った写真の何枚かを掲載します。
(これは看護学科の謝恩会の写真、会の終わりには既に現像ができ、配布されたのがすごい!)



(幼児教育学科の男子学生たちと)
(2010年度のアメリカ研修参加者組です)

看護学科の謝恩会、いろいろと感動するシーンがありました。
中でもよかったのは、3年間の思い出の編集ビデオを見て、その後、いきものがかりの「ありがとう」を卒業生たちが歌ったところです。
最初は、いきものがかりのボーカル入りで音楽を流していましたが、途中からボーカルの音を下げ、インストロメンタルだけにして、皆さん自身の声が主役になりました。
この演出、誰が考えたのかわかりませんが、すごいと思いました。
僕は卒業生たちが謝恩会などで(幼児教育学科の場合はプティ・コンセールなどでも)歌った歌と結びつけてその学年を覚えていることがありますが、今年の看護学科の卒業生の皆さんは、先月の看護学科閉学式でも後輩たちから贈られていたこの「ありがとう」という曲とともに印象に残ることになると思います。
最後に、今年度の短大看護学科最後の卒業生たちともに「卒業」される逸見英枝先生と金山弘代先生との念願のツーショットの写真を紹介して、今回の記事を終えます。
(逸見先生と)
(金山先生と)
両先生には本当にいろいろなことを教えていただきました。
それらについては機会をあらためて書かせていただきたいと思っていますが、とりわけ、人間としてのコミュニケーションの大切さを教えていただいたと思っています。
永年に渡り、本学の教育及び運営にご尽力されてきて本当にありがとうございました。
ちなみに、昨年度の卒業式・謝恩会についてはこちらをご覧ください(新見公立短期大学卒業式+謝恩会に参加
)

今年もまたこの季節がやってきたという感じで、赴任17年目となる僕にとって、17回目の卒業生たちを送り出しました。
一般教養科目の英語関連科目を担当していてよかったと思うのは、卒業生の顔と名前が全員わかるということ。
看護・幼児教育・地域福祉の3学科とも英語の必修科目がありますので、今回の短大卒業生157名は全て授業で教えた学生となります。
地域看護学専攻科修了生の15名のうち約半数は本学看護学科在学時代に英語を教えました。
卒業生・修了生たちにとっては専門科目ではないですが、英語を教えるということで少なくとも何らかのことは教えられたかなと思っています。
卒業生・修了生の大半はこの新見の地を離れ、就職または進学してゆきます。
新見にとっては寂しいことかもしれませんが、それでも新見を「第2のふるさと」と考えてくれる百数十名の人たちが全国に散らばっていくということは、新見のそしてもちろん本学の宣伝効果的観点から見ると素晴らしいことではないかと思います。
もちろん、新見の地にとどまる卒業生もおり、それは私たちの学校が人材育成ということで地域貢献ができているということにもなります。
また、一旦新見を離れますが、また新見に戻ってくるという卒業生もおります(昨日もそのような話をある卒業生としました)。
卒業式・修了式では、クラスの出席番号1番の学生が代表として壇上で学長から卒業証書または修了証書を受け取ります。
そして式の最後の卒業生退場の際、他の卒業生も学長から直々に卒業・修了証書を受け取ることになっています。
昨日は、例年通り多くの保護者や家族の方々も式に参加されていました。
最近は卒業式シーズンで、市内でも各学校や幼稚園などでも卒業式が行われ、その様子が地元のアイ・チャンネルでも放送されていますが、皆さん、幼稚園の卒業式の様子を見たことがあるでしょうか、あるいは皆さんの幼稚園・保育園の卒業式の時はどうだったでしょうか?
先日、見たニュースでは市内の幼稚園の卒業式では、卒業証書をもらった子どもは保護者のところに歩いて行き、そこで保護者に感謝の言葉と共に卒業証書を渡していました。
月曜日に息子の幼稚園でも卒業式があり、やはりそのように保護者に卒業証書を渡しに来ることになっているようです。
さすがに、短大の卒業式ではそのように卒業証書を保護者席の保護者に渡しに行くことは難しいのですが、卒業生および修了生の皆さんにしていただきたいのは、是非、卒業証書・修了証書を保護者にしっかりと見せて感謝の言葉を伝えてもらいたいということです。
卒業生の皆さんは、卒業式においては在学中のことを主に思い出したことだと思いますが、おそらく保護者の方々は、皆さんが生まれてから今日までのことをいろいろと思い出されたことだと思います。
卒業式は、卒業してゆく皆さんももちろん嬉しいですし、私たち教職員も嬉しいイベントなのですが、おそらく誰よりも喜びを感じているのは皆さんの保護者だと思います。
それぞれ感謝の気持ちを忘れずにいてもらいたいと思います。
卒業式が終わり、その後各学科で謝恩会が開かれました。
謝恩会では、過分な感謝の言葉をいただき、教員という仕事をしていてよかったと感じることができます。

![2012-03-17 16[1].18.38.jpg謝恩会花束](http://blog.niimi-college.jp/~yamauchi/blog/wp-content/uploads/2012/03/273fb0e098d764c2cd301a6a0209a12e-300x225.jpg)

幼児教育学科、地域福祉学科でも教えているためお招きはいただき、少しでも顔を出そうと思っていたのですが、所属する看護学科の謝恩会があまりに素晴らしく、途中抜け出して他学科に回ることができず、幼児教育学科と地域福祉学科の卒業生の皆さんには大変失礼しました。
以下、皆さんと撮った写真の何枚かを掲載します。







看護学科の謝恩会、いろいろと感動するシーンがありました。
中でもよかったのは、3年間の思い出の編集ビデオを見て、その後、いきものがかりの「ありがとう」を卒業生たちが歌ったところです。
最初は、いきものがかりのボーカル入りで音楽を流していましたが、途中からボーカルの音を下げ、インストロメンタルだけにして、皆さん自身の声が主役になりました。
この演出、誰が考えたのかわかりませんが、すごいと思いました。
僕は卒業生たちが謝恩会などで(幼児教育学科の場合はプティ・コンセールなどでも)歌った歌と結びつけてその学年を覚えていることがありますが、今年の看護学科の卒業生の皆さんは、先月の看護学科閉学式でも後輩たちから贈られていたこの「ありがとう」という曲とともに印象に残ることになると思います。
最後に、今年度の短大看護学科最後の卒業生たちともに「卒業」される逸見英枝先生と金山弘代先生との念願のツーショットの写真を紹介して、今回の記事を終えます。


両先生には本当にいろいろなことを教えていただきました。
それらについては機会をあらためて書かせていただきたいと思っていますが、とりわけ、人間としてのコミュニケーションの大切さを教えていただいたと思っています。
永年に渡り、本学の教育及び運営にご尽力されてきて本当にありがとうございました。
ちなみに、昨年度の卒業式・謝恩会についてはこちらをご覧ください(新見公立短期大学卒業式+謝恩会に参加
)