山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

「きんぎょにもニモみせてあげたい」

2009-12-04 23:55:06 | 日記
息子が、先日、おともだちの家で『ニモ』のDVDを見せてもらい、とても気に入ったそうです。

ということで、最近、新型インフルエンザの感染予防のため、家で過ごすことが多く、やや退屈気味の息子のために、『ニモ』のDVDをレンタルして来ました。

やはり、気に入ったようで、このように夢中になって見ています


この物語に出てくる、ニモとニモのお父さんは、まるでうちで飼っている金魚たちのようです。


息子に、「うちの金魚も、ニモのようにお話ができるようになったらどうする?」と尋ねてみました。そうすると、息子は、うちの金魚にもお話ができるようになってほしかったようで、「きんぎょにもニモをみせてあげたい」と言い出しました。
でも、金魚の水槽は寝室に、テレビは居間にあり、彼はそれを移動することができません。そこで息子が考えたのが、ニモの絵を描いてそれを金魚たちに見せてあげることです。

ということで、描いたのがこの絵。

これは、ボールペンで描いたので、線が細く、うまく撮影することができませんが、彼なりに一生懸命魚を描きました。

それを、金魚さんたちの水槽のところに持っていって、「ニモだよ、みてっ!」と言っていました。

みなさん、ピグマリオンのお話は知っていますか?

ギリシャ神話で、ピグマリオンが自分が彫った彫刻作品の女性の像があまりにも美しかったので、恋をしてしまい、毎日、その女性の像に話しかけていたら、彫刻が本当の女性になり、めでたく結婚したというお話です。

イギリスの劇作家ジョージ・バーナード・ショウ(George Bernard Shaw)は、この神話をモチーフにして『ピグマリオン』(Pygmalion)という劇を作りました。
それが、映画『マイ・フェア・レディ』(My Fair Lady)の原作になっています。また、イタリアのピノキオも主旨は同じでしょう。

息子が、毎日、金魚さんたちに、ニモの絵を見せ、話しかけていたら、この金魚さんたち、ピグマリオン効果でお話ができるようになるかな!?

それとも、逆に、今スイミングに週1回行っている息子が、毎日金魚さんの泳ぎを観察し、魚のように上手に泳げるようになるかな?

相乗効果があれば一番いいのですが…。
コメント
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