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山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

小鳥遊書房より『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』(2023)出版

2024-01-01 01:44:43 | 文学
所属している日本ソール・ベロー協会編で小鳥遊(たかなし)書房から『ユダヤ系アメリカ文学のすべて:十九世紀から二十一世紀』が2023年8月31日付で出版されました。





僕は本書の中で「『ニューヨークのユダヤ人たち』―ケイジンの描くニューヨークとユダヤ人作家たち―」(pp.93-110)というタイトルでAlfred Kazin(アルフレッド・ケイジン)(1915-1998)について書かせてもらっています。

僕が最初にAlfred Kazinが書いた文に触れたのは、大学4年生の時でした。

大学3年生から4年生になる間の春休みに短期語学研修でアメリカに行ったときに知り合った別の大学の英文科の友人の宿題かレポートか何かがこのKazinが書いたOn Native Groundを訳すものでしたが、それを頼まれ手伝ったときに彼の文章に初めて触れました。

その後、しばらくたってからいつの機会にか、Alfred Kazinが僕と同じ6月5日生まれであることがわかり、しかも僕が生まれたちょうど50年前に生まれていることから、なんとなく親近感を感じていました。

さらにすごいのは(こういう人は確率的に約365人に一人いるわけですが)、彼が自分の誕生日である6月5日に亡くなっているということです。

そんなこともあり、この書の企画時にAlfred Kazinについて執筆することを希望し、その後彼の著作に触れ、上記の文をまとめました。

この書にはいろいろなユダヤ系作家が取り上げられています。

よろしければお読みください。

小鳥遊書房のウェブサイト上の案内はこちら↓

小鳥遊書房 本が本を産む|書籍一覧|ユダヤ系アメリカ文学のすべて

小鳥遊書房の書籍一覧「ユダヤ系アメリカ文学のすべて」紹介

 


日本ソール・ベロー協会が出した書籍で僕が関わらせてもらったものについては以下もご覧ください。

彩流社『ソール・ベローともう一人の作家』間もなく出版 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ソール・ベローともう一人の作家 - 彩流社

日本ソール・ベロー協会 編

 


ソール・ベロー 都市空間と文学 - 彩流社

日本ソール・ベロー協会 編

 

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