森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒16/第12話「暗数」

2018-01-18 01:38:37 | ドラマ(相棒)

「暗数」とは

『現実に発生した犯罪のうち,犯罪統計では把握されない犯罪数をいう。一般には警察が認知した犯罪数を「犯罪発生数」とみなすが,厳密にはそれは「犯罪認知件数」にすぎず,被害者にも気づかれずに終る犯罪や,気づかれても警察に届け出がなされない犯罪も多い。』

個人的な事だが、この「暗数」と言う数字が「暗」ではなく表に出る事が出来たなら、数字の中に私のうちで起きたことも入るなとふと思うー。

そう思うと、ちょっと胸が痛いです。何かとは書かない事ですが、でもそれは性被害ではないので安心してくださいね。

今日のお話で「MeToo(私も)」を思い出した人も多かったのではないでしょうか。

 

せっかく被害女性が声をあげたのに、本来は市民の味方になるべき警察によって捜査の打ち切り、つまりもみ消されてしまった事には、本当に嫌気がさします。

こう言う事って、本当にあるのか、現役の警察の方々に聞いてみたい衝動に駆られました。

もしも警察の都合によって、被害者の声を握りつぶすような事が実際にあるとしたら、もうこの国は法治国家なんて呼べないですよね。

物語のあらすじについてはスルーなのですが、副総監の妻が言ったセリフは、ああ、本当だなと思いました。

「『事故に遭ったと思って、忘れてしまえ。』って母にも言われたけれど、事故に遭った事を忘れてしまう人なんかいないじゃないですか。」

 

結局、妻は家に帰れましたが、これは夫の顔を見ただけでもまた具合が悪くなってしまいそうですよ。

この家族に再生の道はあるのでしょうか。

 

考えてみたら、今の「相棒」には家族と言うものが登場してきていませんでしたね。

亀山の妻、美彌子とか甲斐享の家族の物語とか・・・・

じゃあ、今回は彼らが ?

あまり感情移入が出来ませんが。

 

サイバー対策室のあの犯人、インパクトが強くて、今後青木のライバルとしてたびたび登場してくるのかと思いきや、なんと犯人だったとは。

だいたい仕事がら自由なのかも知れませんが、やっぱり国家公務員と言う事を考えると、あの髪型は許容範囲なのかと、そちらばかりが気になってしまいました。

 

と言うわけで、次回は300回スペシャルの前半、299話だそうです。

何気に楽しみになってきました♪


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秋の水元公園 (その1)

2018-01-17 14:40:08 | お出掛け日記

いつだってどこか遠くに行ってみたいと思ってる。

日常から逃げ出して、非日常へと逃避行。

だけど逃げる事から疲れて帰って来ると、

日常は意外にも暖かいぬくもりを与えてくれるものだって

気が付く事も多いと思うんだ。

 

きっと旅に出たいのは

それの確認だよ

きっとね。

 

だけどさ、やっぱりどこかに行きたいのは、

毎日の暮らしとは違う感動と出会いたいからだとも思うんだ。

だけどね、そんなに遠くに行かなくても、

本当に近くに

感動を与えてくれる場所ってあるものだね。

「水元公園」

名前は知っていたけれど、

こんなに綺麗なところだって知らなかったんだ。

 

昨年の12月の13日にここに初めて来た時、

本当に嬉しくなって、ここを教えてくれた友達に感謝したよ。

秋の風景だけれど、イヤ初冬の風景と言うべきなのかな、

とにかくほんのちょっと前の風景。

 

写真メイン日記です。

 

 

ここはメタセコイヤで有名なところなのですが、こんなものではないのですよ。

 

この小川の道を無理やり歩きました。

こんな風景が撮りたかったので。

 

この道を歩くのは、本当はちょっと大変でした。

 

だって道の途中が、↑ こうなっていたり ↓ こうなっていたり

でも無事に

その2に続きます。

 

でも今夜は「相棒」。

ああ、自治会の仕事から逃げてないでやらなきゃな。

そして明日はお出掛け♪


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森のある幸せ

2018-01-15 12:01:24 | お散歩&写真日記

土曜日は野田市に行く機会が多いです。野田の良いところは、森のように感じるところが多い事だと思います。「のように」と言うのは、森と林の定義に照らし合わせると、それは森ではないからです。

だけど人は森の木々に憧れて林を残すと言うのも、考えられる一つではないでしょうか。

そしてさらに良いところは、このように散歩できる公園になっている事だと思うのです。

小さくても森。そう言う所がまだまだたくさんある東葛地域です。でも鬱蒼とした森の傍らをただ歩くより、やっぱりこのようなところを歩けると言うのは本当に幸せな事だと、私は思うのです。

この公園は「山崎市民の森」と言う名前が付いていますので、以下は「森」と呼ばさせていただきます。

 

冬枯れの1月の木々。

 

なんだか青空が美しいです。

この森はたった一か月前は違う顔をしていました。

12月のー。

 

やはり秋は美しい季節です。

 

 

そしてこの森の10月はー。

 

あまり良いお天気の時には撮ってなかったみたいですね。

 

 

 このような場所が、本当に歩いてホンの近くにあったなら、私は庭のように散歩したり本を読んだりお茶を頂いたりと、楽しく使わせてもらうのになって羨ましく思います。

この森の春を私は知りません。

春になったら、また来てみましょう。

 

 

※ ちょっと野田市のHPを見てみましたら、このような「市民の森」はなんと8か所もあるのだそうです。

  • 山崎市民の森
  • 宮崎市民の森
  • 清水市民の森
  • 柳沢西山市民の森
  • 柳沢北耕地市民の森
  • 親野井市民の森
  • 清水修景緑地
  • 岩名修景緑地

もうこれは、制覇するしかないって感じがしません ?

☆「宮崎市民の森」には名前に憶えがありました。記事も書いてあったのでリンクしておきます。

野田市散策日記その10」「野田市散策日記その9

コメント (4)
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そしてまた、「直虎」の話をして良いですか。

2018-01-14 02:03:11 | ドラマ (大河)

既に13日も2018年は過ぎてしまいました。そうなってくると確かに昨年の大河の話なんかどうでも良いような気もしないではありません。それでも私的に書き留めておきたいような気がするのですね。

その時感じた記憶、考えた記憶は、その人だけの財産。しかしその財産は「時間」と言う魔女に奪われていくものでもあるのですね。自分の考えたことなんだから忘れないだろうって、私は昔は思っていました。

そう思っていたから、時々お芝居や映画などの感想で、ネタバレにもなることを恐れて外郭しか書かなかった記事も結構あるのですが、今読み返して、「あえて書きませんが、私はある事を感じしみじみと・・・」のような文に出くわすと、いったいその時私は何を感じたのだろうと、自分の脳内をどんなに探っても、その欠片すら出てこない事もあるのです。

 

私の友人の半分以上は年上。

凄く失礼な事ではありますが、彼女たちと話をしていると、この忘却は「興味のない事は忘れる技術」どころの問題ではなく、無自覚にも加齢による失われつつある能力に他ならないような気もするのです。

あな恐ろしや。

それは同じように私に迫って来る恐怖。

いや、既に・・・・。

だけど歳を取って失っていくものの補う事が出来るものは補えばいいのです。歯を失ったら入れ歯にして、老眼になりクリアな視界を失ったらシニアグラスをかけて、聴力には補聴器の力を借りて、そして杖をつき・・・・(ああ・・)

そして記憶の喪失にはメモと記録。

と言うわけで、またも長い前置きになりましたが、「おんな城主直虎」の話です。

 

このお話、毎回ジンワリとした涙を友にして見ていました。

こんな感想を書くのは私ぐらいなものだと思うのですが、直虎が城主をやめて百姓として土を耕す生活を選んだ時、私は本当に脳内で「天空の城ラピュタ」の前日譚の様な気持ちになりましたよ。

そしてあのジブリの映画が、もっと好きになりました。

戦いの選択をやめて、土と共に生きる道を選ぶー。

それは口で言うほどの簡単なものではなかったのですよね。

 

良く戦国時代をテーマにしたドラマなどは、すぐに「この戦国の世を終わらせるために・・」とか言うじゃないですか。私、あれ、いつも一番のフィクッション部分だなと感じています。言うなれば一番の戦国ドラマの嘘部分。いや、真実は分かりませんよ。本当は本当にそのような事を考えて、敵の一族郎党を皆殺しにしていたのかも知れません・・・なんちゃって。

私が思うには、生まれた時から戦国の世しか知らなかったら、戦国じゃない世界をそうそうは想像なんかできないと思います。それが簡単に言葉になって出てくるのはかなり難しい事だと思います。

だけどこの物語は、自分たちの弱小の国を守るために、不戦の道を画策し努力するのですよね。逃げるために知恵を使いまくると言うか。最初は守るためでも、戦のない世界を思いめぐらす土壌が育っていっているような気がして、ラストに直虎が戦嫌いの家康に肩入れしようと思う事に説得力を感じました。

 

話題になっったサブタイトルは、面白い発想で楽しめましたね。

前にも書いたことですが、「綿毛の案」には本当に笑わせてもらいました。

そしていつか「風と共に去りぬ」の番が来ると思っていました。私の予想では政次の最後の時。でもそれは見事に外れて彼の壮絶な最後の時は、「嫌われ政次の一生」って、もう素晴らし過ぎましたよね。

で、それは龍雲丸との別れの時に使われたのです。「井伊を共に去りぬ」

そうだわ。それで良いんだわ~、って思いましたよ。だって元ネタの方の物語を思ったら、二人は不仲ではないですが、どちらかと言うと龍雲丸の野性的な男っぽさはレッドバトラーに近かったかもしれませんから。

村は焼かれてしまいました。でもあの村を焼くシーンはシナリオが出来る前に、きっと書いてくれると信じて、先に焼いてしまったのですってね。だったらってちょっと思ってしまったのは、それなら直虎にその村の中を走らせて・・って、先に撮影してたから無理だったのかな・・・。

またその村壊滅時の村人たちの物わかりの良さも、良すぎでしょうと思いました。やっぱり直虎にはちょっと戦の無常さを出して、土塊を握りしめて天に向かって手を差し出して欲しかったかもしれません。

まあ、言いたい放題なのは分かって言っています(^_^;)

 

登場人物は皆魅力的でしたね。

その中で意外なほど好感度を上げたのは、今川氏真だったのではないでしょうか。私のように戦国の世に疎い人は、今川は桶狭間で滅びてしまったかのような錯覚すら感じていたのです。まさかあのようにしぶとかったとは。

大河ドラマはだいたい一回ぐらいは幽霊が出てくることになっているのですが、その幽霊も寿桂尼で武田信玄を迎えに来ると言う演出は、なんて言うか私好み。

「おババ様、助けてくれないかなあ。」なんて言っていた孫を助けに来てくれたのですよね。

 

途中で感想を書かなかったので、このように細かいエピソードを拾って行ったらキリがありません。

とにかく登場人物は皆魅力的。最初はキャンキャンと煩く感じた中野直之もいろいろな場面でカッコ良かったです。

物語も井伊万千代中心になってからも、面白さが増したように思います。

そして彼が元服し井伊直政になったところで最終回を迎えます。

直親と直虎は実はイコール。高瀬の存在で、直親の人気は急降下だったと思うのですが、きっとそこにも見えないドラマがあったのですよ、きっと。とにかく直親への気持ちがなかったら直虎は誕生しなかったのです。そんな二人の「直」と政次の「政」。

私は、本当にジーンと感動しました。

ライターの森下さんは、この直政の名前をじっと見て、そこからこの物語を作ったのかとさえ想像してしまいました。本当は小野政次なんて言う名前じゃないんだよなんて事は関係のない事なのですよね。だってこれは「物語」なのですから。

 

あっ、そうだった。

あと一つだけ書いておきたいエピソードがあったのでした。

この大河は、ツイッターからの情報で二倍楽しい大河ドラマになっていました。

第44回は「井伊谷のばら」。

そんなに派手な回ではありませんでしたが、それでも直虎と祐椿尼との会話に思わず涙がこぼれました。

「あなたにこのような生き方をさせてしまった。」と思い煩う母に

「このような人生を与えてくださって、感謝しています。」と直虎は言いました。

真ん中の良いセリフの所を省いて申し訳ないのですが、母の気持ち子の気持ちが伝わって来て、またも感動しました。

そして実はそのシーンは後からツイッター情報で、なんと「ベルサイユのばら」のあるシーンから作られていたことが分かりました。

オスカルが父親と同じような会話をするのですよね。

だからそのタイトルだったなんて、凄いなと思うのと同時に、やっぱり人からの情報って大事だななどと、そんな所からも思ったのでした。

 

このドラマは総集編も見ました。総集編だったので録画もしなかったのですが、後からものすごく後悔しました。と言うのも、ラストが本編とは違ったのです。

本編では顔が出てこなかった直親と政次。皆笑いあって出てきました。

そしてやはり本編では回想シーンがなくて、ちょっと寂しいような気がしたものが、なんと柴崎コウさんの歌でそのシーンが入りました。

もうそこだけでも欲しい。

一年間、彼らとともに毎週日曜日を楽しみに過ごしてきた共有の時間は本当に幸せでした。

 

途中で感想を書かなかったのは、もう何も考えずに物語に浸りたかったからかも知れませんが、今は逆にちょっとだけ後悔しているかもしれません。

出来る限り忘れませんように。

そして今年も、そんな風に思えるドラマに出会う事が出来ますように。

 

 

 


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『千と千尋~』の歌に改めて感動しました。

2018-01-13 01:22:38 | 梢は歌う(日記)

日記も兼ねて、いつもながらの長い前置きです。

真夜中更新はもうやめようと思いながらも、バイトから帰って来て遅い夕食を食べると、またなんとなく一日が始まったような感じがしてしまうのですよね。仕事を終えて食事して、寝る支度をして寝る…なんかそんなのはつまらなく感じてしまって・・・。

こんな生活していると、確かに一日は長く感じるのだけれど、人生自体が短くなってしまってはどうしようもない事ですよね。

でも昨日は、仕事に行くまでが本当にテンションもあがらず、ずっと映画をナガラ見していました。それはそれで良かったような気もしますが、心のどこかで「何やってるんだ、私。」みたいな気持ちは拭えなかったような気がしました。だからなのか仕事もそこそこ上手くいって機嫌よく家に帰って来ると、やっぱりそこから一日が始まったような気がしてしまうと言う感覚に支配されてしまうのでした。

そして日付が終わって、ブログを書こうと思いましたが、ちょっと静かな音楽が欲しいかなとYouTubeでそんな感じのものを流しっぱなしで違うページでブログを書いていたのです。。

そこに入って来た『千と千尋~』。

この歌は大好きです。映画も大好き。

でも思わず、「こんな歌詞だったのか。」と思いました。考えてみると歌詞をちゃんと読んだことがなかったかも。だけどこのウクライナの人が歌うと、しっかりと歌詞が頭に飛び込んできたのです。

それはきっと、この方が歌う前にチェルノブイリでの体験談を話されたからかもしれません。

 

この映像がいつまで残るかは分からない事ですが、どうぞお聞きになってみてください。

心にしみじみとくるのは私ばかりではないと思います。

 

ウクライナ美女が 千と千尋~ 主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings Spirited Away

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相棒16/第11話「ダメージグッズ」

2018-01-11 01:32:17 | ドラマ(相棒)

結局、お気楽陣川コメディ路線をざっくり変えてしまったのは、真野勝成さんなんだなあとしみじみと思いました。

今回のお話、ジーンときましたよ。ちょっと久しぶりに涙で瞼が湿ったような気がしました。

親に愛されなかったり捨てられてしまった子供は、大人になった後にも、ふと消え去りたいような衝動に駆られるー。

(なんだか次の時間に見た「anone」と共通するものを感じてしまいました。なんだか悲しいな。)

 

咲の親友の麻里は自殺だったのか他殺だったのかー。

咲と陣川が出会ったのもロンドンのブラックフライアーズ・ブリッジ。最後に右京さんが言う所によれば、自殺の名所だそうです。この橋は実際にある橋。画像のページにリンクさせておきました。だけどたぶん自殺の名所って言うのは、本当かしら?

 

麻里の気持ちが分かるから、自殺を止めなければと差し出した手を止めてしまった。児童相談所の時の仲間だった彼女(名前を忘れてしまった(^_^;)に、保身の気持ちが働いたのかと厳しい事を言う右京。

法では裁けないかも知れないが、贖罪の気持ちは消えるわけはありません。

彼女はその贖罪として議員を辞めずに子供たちを助け続ける道を選ぶのです。

辞めるばかりが、責任と言うわけではないのですよね。(この場合に限っては。)

 

咲は麻里の死を不審に思っていました。そして彼女を死に追い込んだ者に復讐しようと思っていたのです。ナイフを持って突き進む咲を、三人の大人が身を挺して止めるのです。特に陣川はそのナイフを握りしめ血まみれになりながら。

陣川君、「相棒14『第12話 陣川という名の犬』」であんなにシリアスになってしまって、どうやって「相棒」に戻ってくるんだろうかと思っていましたが、見事に復帰できましたね。

咲は陣川に「ありがとう」と伝えます。

「陣川にもきっと良い事があるよ。」と微笑みながら。

その微笑みこそが、既に彼の良い事だったに違いないと思いました。

 

そして、陣川君は二課ですが、とうとう念願の刑事になりました。

良かったですね♪

 

 

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キングスマン ゴールデン・サークル

2018-01-10 19:11:27 | 映画

だいたいこのポスターからしてカッコいいよね。

「秒でアガル」って、どっかでそんなコピーを見たような気がするのだけれど、マジ秒であがったわ~。

 ※      ※       ※

で、座ったところの両脇に誰もいなかったものだから、時々声を出して笑ってしまいました。

車が真横にクイクイクイって、なんて言うか、そう言うの本当に好きです。

だけど・・・・って、あっ、そうか。

いきなりネタバレ全開で書きそうになってしまいました。

これ、ネタバレなしで感想って書きづらいです。ただ今日、会った友人が日本映画を見てきて、なんとなく不満げで「あれはあれで良いのかも。」と言ったので(ちなみにそれは「嘘八百」とかいう映画だそうです。ここから追記:ツイッターを見ていたらこの映画、意外と評判が良かったです。やっぱり評価と言うものは人それぞれに分かれるものですね。追記終わり)、私は得意げに「『キングスマン』を見て来たわ。面白かったけれど、かなり残酷なシーンがある。」と言ったら、
「絶対にそう言う映画は、ダメー !!!」と言われました。

まあ、分かる。

私は4人姉妹だけれど、かろうじて誘う事が出来そうなのはひとりだけ。友人10人いたら、やっぱり誘えそうなのは一人ぐらい。

中年女性って意外とそう言うもんよ。

だけど私、「超高速参勤交代リターンズ」って意外と残酷だなあと思ったし、この前テレビで見たヒューマンドラマ的ジャンルの「湯を沸かすほど熱い愛」はうっって吐きそうな感覚に襲われましたよ。

「そう言う映画は絶対にダメ」と言った彼女もまだ未見の「十三人の刺客」は見たいと言っていたので、「死」に対峙する感覚って、微妙なものがあるのですよね。

自分が付いていけない映画の部分を取り上げて、その映画自体を評価してはいけないと思います。

とりあえず「そう言う映画は絶対にダメ―」じゃない方にお勧めします。

 

ただ「キングスマン」にしても、同じ監督の「キックアス」にしてもジョークはきついですよね。

きついジョークって言ったらさ、ポピーバーガーはコラボでハードロックカフェで提供中ですよね。(1月31日まで)

それこそ、私、ジョークかと思いました。でもあのつやつやのソースを見ていたら「美味しそうだな。」って気になって、お店検索してしまいました。なるほど上野の構内にあるのね・・・・。

でもなんと2150円。

私的には、ちょっとお高め。値段でためらいます。

じゃあ、お値段が安かったら食べる事が出来るのかって言ったら、大丈夫です・・・・

って、だってあのシーン、見てないもん。

ひとりで行ったので、

「終わったかな~」って目を開けてた(笑)

何を言ってるのかって思った方は、ぜひ劇場にて確認してくださいね。

 

そう言うシーンは別にして、やっぱりさりげないシーンで笑っちゃう。

あのスーツケースがバァーってwwwwwww

 

あっ、だからネタバレなしは難しいよね。

と言うわけで、以下はネタバレ感想を少々。

 

 

でもこの映画の本当に怖いところは、人肉ミンチシーンじゃなくて、あの「キングスマン」崩壊シーンだと思いました。

大切に思っていた犬や友人や、仲間たち、皆殺されてしまったのですよ。あっという間に。

けっこう気持ちを引きずってしまいましたよ。

前作の時にも人間頭ボムより、教会の普通の人が殺し合い、そこにハリーみたいなプロがいたものだから皆殺しにされてしまったシーンの方が怖かったし、「キングスマン」はスタイリッシュでユーモアにも溢れカッコいいし面白い。でも滅茶苦茶大きなふり幅で光と影が存在していると思います。

 

エルトン・ジョンの出演は、私がもっと彼のファンだったら、凄く嬉しかったと思います。だからそう言うファンの人には、本当にたまらないゲストだったのではないでしょうか。

それにしてもハリーはウィスキーのどこを見て、裏切り者と判断したのかしら。確かに手に入れた解毒剤を「見せて」と行った時の彼は、すこぶる怪しかったけれど、そこはハリーは見ていなかったわけで、やっぱりエグジーを助けようと、その解毒剤をパァにしてしまった所でかしら。そんなことはこの程度のプロなら絶対にあり得ない事なのだと判断したのかな~?

 

今回やっぱり一番心が揺さぶられたのは、マーリン(マーク・ストロング)の「カントリー・ロード」のシーンです。

だけど、もしもまた続編があったら、今回いいところが少なかったテキーラ(チャニング・テイタム)や新ウィスキー(ハル・ベリー)と共に、また彼も復活して活躍して欲しいですね。何らかの方法を無理やり用いて^^;

本当はこうして助かったんですよなんて、次回の種明かしを待ちたいような気分になりました。

 

近頃、吹き替え版の方が楽だし字幕よりも訳が丁寧で面白いなと思っている私ですが、今回は絶対に字幕で見ようと思っていました。なんたって、コリン・ファースの声が大好きで、やっぱりすごく痺れました。

どう見てもイケメン兄ちゃんには見えないタロン・エガートン。なんでキングスマンになると、あんなにかっこよく見えるのでしょう。やっぱりスーツは男をカッコよく見せるのかも知れませんね。

 

最後の時にはスーツだった彼。でも彼はこの姿も素敵でしたね。

 

 

 

 

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必殺仕事人2018

2018-01-09 01:55:53 | テレビ・ラジオ

《ネタバレ、しています》

昨年はいったいどうしたのか「必殺仕事人2017」はありませんでした。いろいろと事情があるのでしょうね。

でも昨年、撮影現場の目撃情報は出ていたのですよ。ちゃんと昨年から撮っていたのです。

だから野際陽子さんのシーンがちゃんと存在していたのですね。

先日の「DOCTORS~最強の名医~」の時には卓のおばさんであり院長のたまき役でしたが、国民の幸福度の高いブータンで診療所を開き、そこを終の棲家にすると言う設定で写真だけの出演。

いずれもしみじみとするものがありました。

 

そして今回は、なんと中村主水の藤田まことさんもCGにてですが、渡辺小五郎の東山さんとの絡みもあったので嬉しかったです。

しかも今回は依頼人。

なんというか、やっぱりそれは「らしくない行動」で、彼は彼岸の向こう側からやって来たように感じてしまいました。小五郎の為に。

「人は鬼にもなれるけれど、鬼は人にはなれない。」って、名言ですね。

だから善男善女は、決して鬼にはなってはいけないのですよ。もう人間には戻れなくなってしまいますものね。

 

今回のテーマは、子供を使っての自爆テロ。

でも結局、それを操っている者の目的はお金だったわけですよ。最初からそうだろうなって感じはしましたが。

しかし今回、シナリオが「なんか雑」って感じがしませんでしたか。

ライターさんが変わったのかと、検索してしまいました。同じでした。必殺はいつもこんなものだったかもしれません。

一年間、丁寧に作り上げられたシナリオのドラマを見続けてきたものだから、余計にそれを感じてしまったのかも知れません。

 

だけど私はやっぱりちょっと推理しちゃいます。

後半の雑さを考えると、きっと裏ではバタバタするモノがあったんだろうなって。

(真実は分かりません。)

 

何処がと言われたら、気になったところだけ言うと、一番は主水からの依頼料をみんなに渡すシーンがなかったこと。彼らは先に壬生の幻楼の所に行っちゃってるじゃないですか。

依頼料がなくて仕置きしたら、ただの人殺しでしょ。いや、何言ったって本当はただの人殺しなんだけれど、小五郎の理屈があったじゃないですか。

アレッって思いました。

乗り込んだ先でも、子供に顔を見られて

「漢字の一つでも覚えろ。あともっと遊べ。」ってセリフは良いのだけれど、ダメでしょ。顔を見られちゃ。

すずらんと対峙しても、「今日はひとりしか・…」って言うじゃない。

ああ、すずらんは幻楼に殺されるのねって分かっちゃいますよね。

「うそっ」って呟くように言うすずらんのセリフは良かったけれど、最後に舟に手をぬぅって伸ばすシーンは、もっと怨念がおんねんぐらいの迫力でやってもらいたかったなあ。

 

やっぱり小五郎は主水の立ち位置の人なんだから、途中でバタバタと出会っちゃダメよね。

闇に紛れてすぅーっと現れなくちゃ。それで、なんだかちょっと寂しい男感が漂って、それで相手が油断して

「この金ちょっと持って行っていいから、見逃してくれよ。」なんて気安く言っちゃうのよね。

まるで気のないと言う感じではない小五郎の様子に、更に気を許して

「俺だって、前に一度子供を助けた事があるんだ。」なんて、蜘蛛の糸のような事を言っちゃうのよね。

こういう流れだったら良かったのにな。

光と影。

陰影。

そこに美学のようなものを感じさせてくれるから、「必殺」は好きなのに・・・。

 

そしてもう、あれは何 !?

三人がかりで雀蓮への仕置き。

たぶんあそこ、ジョークとして笑う所なのかも知れません。

でも笑えない、私。

恐ろしすぎますよ。

 

おりんちゃんの野原での最後のシーンのセリフは良かったです。生まれた時も死ぬ時もひとりのっぱらで…みたいなセリフでしたよね。だけど園遊会からすぐ後ろに追手がいたのに、どうやってそこまで逃げてきたのかしら。結構気になりました。

祝言まで上げて二人は夫婦などと言われ、その妻の最後を見てもマインドコントロールが覚めないリュウに、ちょっとイラつきました。

でもそのリュウのと自分の分との墓を作り、リュウ救出のために出向く涼次はカッコ良かったですね。

それから…ってまだあるのかと言われそうですが、

橋の所から欄干の間を抜けて、光が川の中に反射するじゃないですか。

これは初めて思ったのですが、明るすぎるのではないかと。

 

私はこのドラマの、この時代にはあり得ない明るさが好きなんです。

光あるところには、必ず影が出来る…それを映像の中で美しく見せてくれるでしょう。

それが今回はイマイチッぽくて。

 

などと文句ばっかり言っているようですが、実は二時間楽しみました。(人殺しのお話ですがね。)

好きだからいろいろ出てしまったような気がするのです。

でもまっ、良いのか、「必殺」なんだから。

 

あっ、そうそう。←最近この書き方多いね、私。

小五郎の過去がちょっと分かって、そこも良かったですね。

両親を亡くした庄屋の息子が、どうやって武士の世界に潜り込めたのか、逆にさらにその後に興味が沸きました。次回は、そこの所もよろしくです。

 

 

 


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初夢ではないけれど

2018-01-08 14:56:03 | 梢は歌う(日記)

最近は睡眠時間が短いので夢をほとんど覚えていませんが、今日は目が覚めたら9時で驚きました。

それでなのかしっかりと見た夢を覚えていて(部分的ですが)、朝珈琲を飲んでいたら、その夢の事を思い出しましたので記録しておく事にしました。もしこれが初夢だったら、ちょっと怖すぎます。(私的には初夢ですが)

 

 

電話が鳴って母がそれに出ると

「××が届くから352円だって。」となんだかどうでも良いような事を私に言いました。母ではなくて姉だったかもしれません。でも私は外がやたら光るのが気になって、窓から空を見上げてみると、太陽が時々異様に光って、輪が広がるのです。その時一瞬だけ空に星さえも浮かびます。

それが何度も・・・・。

私は急いでツイッターを開けて

「太陽フレア(?)が異常すぎない?これの影響って絶対にあるよね。」

これを震える手で、三回打ち直してやっとツイートし終えると、既にツイッターには似たような言葉が滝のように流れていました。

そしてこれはたぶん昨日の「西郷どん」の影響かなと思うのですが、二枚の地図を書きました。その地図がなぜ「西郷どん」の影響なのかと言うと、地名などの書き込み方が同じだったからです。

太陽と地震の関係ってあるかなと思いながら、今となっては何処だったか思い出せませんが二か所の場所に印をつけました。

それなのに私は次には352円を数えて、その地図の上に置きました。

そしてその地図に「××のお金」と書き込んでお金に向けて→を付けました。

 

ふとこの地図にそのように書き込むことは、別の人またはのちの人を惑わすよなと思いました。

「別の人」「のちの人」、それは私の知らない人たちで偶然にこの地図を手にした人たち・・・・

その→は海に浮かぶ島を指示していたからです。

だけれど私は夢の中でニヤリと微笑みました。自分の想像がバカバカしかったからと言うのもあるけれど、想像通りにのちの誰かが手に取って「この矢印は何だろう。」と言って惑わされて欲しかったからだと思います。

そしてその後は、窓の外が光り続けるのを既にすべての電源が落ち暗くなってしまった部屋の中から、為す術もなくぼんやり見ていたのでした。

 

 

※      ※      ※

今日から早く寝て、また夢を見る生活をしようと思います。

ええと、因みに、上に書いた夢の内容や状況が、何を言っているのかさっぱり分からない場合は、スルーなさってくださいませ。

 


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「西郷どん」第一回 /薩摩のやっせんぼ

2018-01-08 01:57:07 | ドラマ (大河)

最近大河は戦国と幕末を順番にやってるのかって言われていましたよね。その反省が生きたのか、あっ、イヤ反省してるかどうかは知りませんが、来年は違くて、一気に現代…と言っても昭和は遠く、既に「歴史」の中に組み込まれた時代なのかも知れません。

と言っても、今年はまたも幕末です。

幕末の物語では過去に演じた人たちがいろいろ重なって、少々脳内でごちゃごちゃになりつつありました。

特に「篤姫」は登場人物が被る故、逆にいろいろとそれを演じた人たちを懐かしく思い出していました。皆凄く良かったと言うのもありますが。

さてさて、私は直前まであまりリサーチもしない人なのですが、直前の特集で、「篤姫」の時に小松帯刀を演じた瑛太さんが大久保利通を演じることが分かり、そして「龍馬伝」を三倍くらい好きにさせてくれた後藤象二郎を演じた青木崇高さんが島津久光を演じることが分かりました。

そうだったんだ~。

またも見るっきゃないって思ったのです。

だいたいドラマを見るきっかけは、キャストさんに惹かれてのミーハー的な部分が多い私です。

でもライターさんも大事な選択の決め手ですよね。

「ドクターX」「ハケンの品格」の中園ミホさん。

じゃあ、大丈夫じゃんって普通の方はなるのよね。私はこの二つのドラマはかなり好き。だけどこの二つのドラマにはある共通点がありますよね。さすがに「ドクターX」は回を重ねて、ちょっと彼女の過去が見えてきて、そこに至るまでの過程がちょっと描かれたような気がしました(あまり最近ちゃんと見ていないので、勘違いかも。)でもだいたいあまりなぜ彼女たちがそんなスーパーガールになったのかと言う部分は描かれてないような気がするのです。

完成されたものをバーンと見せるのは得意でも、緻密に計算され積み重ねるような物語を見せるのはどうなのかと思ってしまったのは「花子とアン」の時なのです。

だけど原作が林真理子さん。私この方の本はまだ一作も読んだ事はないのですが、原作ドラマは「不機嫌な果実」と「下流の宴」は面白かったので、少々期待できるかなと思っているのです。

 

と、どうせ長い前置きになると思って、始まる前にここまで書いておいたのですが・・・・

 ※          ※         ※

 一回目の感想を凄く自分の気持ちに正直に書くと、いたって普通だったなと言う印象でした。

オープニングなどには心惹かれるものもあったけれど、どちらかと言うと人物紹介の回だったように感じました。だけどその人物紹介は結構豪華な感じ。

島津家のシーンは兄上が好きな久光が可愛く感じました。でも母上にも弱そうで・私はどうしても青木さん目線になってしまいますね^^

大砲の試作でゴーグルをつけている斉彬もカッコ良かったですね。鼻の低い天狗と言われていましたが。

 

そしてその時代の薩摩の習慣やその時代の男女の差など、あとは下級武士などの身分の違いなどをセリフや子供たちのエピソードなどで分かりやすく紹介していたように思います。

でもなんかあり得ないようなエピだとチョピッと感じてしまいました。お菓子がいっぱいあるからって、それを取りに行ったらくすねる事になるのではないかとか、糸に気持ちが分からないと言われて、女の格好をして歩く…(ってあれは下着ジャネ・・・)とか。

まあ、だけど気持ちに寄り添うような事を実行するような少年には、やっぱり糸ちゃんは惚れちゃうよなって思いました。子供たちは可愛かったですよね。集団でワイワイ。

だけど身分差が酷かったことがよく分かった腕を切られ事件は嫌な感じがしましたよね。あの嫌な感じの子供が将来は誰になるのかとか思いましたが、単なる人生の通行人的で無名の人なんですね。何が喧嘩両成敗じゃって言いたくなりますよね。

一生を左右する出来事だったのに。

でもそれで小吉の斉彬との繋がりがまた増えて、それは未来へと繋がって行くと言う感じも良かったです。

欲を言えば、大久保少年のもっとわかりやすいエピも欲しかったですね。

子供がワイワイし過ぎていて、目立ちませんでした。

 

茶坊主少年ばかりが目立って(頭で分かりやすいから)・…って、あの子はいつ仲間になったのでしたっけね。

と言うわけで、楽しく見ていたらあっという間に終わってしまいました。

 

来週はもう吉之助ですね。

 

あっ、そうそう。

近頃上野の西郷さんは、本当の西郷さんの顔じゃないと言われていますよね。

糸さんが違うと言ったのは、やはりそこの所を言ったのでしょうか。

 

(大河の感想は、気が向くまま心の赴くままってな感じになると思います。

「平清盛」など、大好きだったのに初回と最終回しか感想を書かなかった事もあったし、気分次第になると思います。)

 

 

 


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