kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『ザ・ファイター』を観て。。。管理人「ぴあ」に4度目の登場!

2011-03-31 13:49:10 | アメリカ映画 2011

11-26.ザ・ファイター
■原題:The Fighter
■製作年・国:2010年、アメリカ
■上映時間:116分
■字幕:林完治
■鑑賞日:3月26日、新宿ピカデリー(新宿)
■料金:1,800円
 
スタッフ・キャスト(役名)
□監督:デヴィッド・O・ラッセル
□脚本:スコット・シルヴァー、ポール・タマシー、エリック・ジョンソン
□撮影監督:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
□衣装デザイン:マーク・ブリッジス
□編集:パメラ・マーティン

◆マーク・ウォールバーグ(ミッキー・ウォード)
◆クリスチャン・ベール(ディッキー・エクランド)
◆エイミー・アダムス(シャーリーン・フレミング)
◆メリッサ・レオ(アリス・ウォード)
◆ジャック・マッギー(ジョージ・ウォード)
【この映画について】
実在する伝説のプロボクサー、ミッキー・ウォードとその異父兄、ディッキー・エクランドが栄光へ至るまでの過程を描く感動作。アカデミー賞で助演男優、助演女優賞を受賞するなど、2010年度の各映画賞を席巻した。製作に加わりながら、何年もかけトレーニングを重ねて身体を鍛え上げ、迫真のボクシングシーンを披露したのは、『ディパーテッド』でオスカーにノミネートされたマーク・ウォールバーグ。その兄を『ダークナイト』のクリスチャン・ベールが演じている。特にベイルは大幅に減量し、髪を抜き、歯並びを変えるといった徹底的な役作りで臨み、見事オスカーに輝いた。その怪演ぶりにも注目だ。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
マサチューセッツ州の労働者の街ローウェルに、性格もファイティングスタイルも全く違うプロボクサーの兄弟がいた。兄のディッキー・エクランドは、かつては実力派ボクサーとして活躍、当時、人気実力ともに評価されていたレナードからダウンを奪ったのが自慢で、現在は弟のトレーナーに専念している。
外向きにはユーモアとカリスマ性に溢れた男だが、実は傲慢で欲望に弱く、数年前に手を出した麻薬に今ではすっかり溺れていた。一方、父親違いの弟ミッキー・ウォードは、ボクシングの全てを兄から教わった。だがミッキーは、兄とマネージャー役の母アリスの言いなりで、彼らが組んだ明らかに不利なカードで一勝もできず、不遇の日々を送っていた。

ある日、ミッキーはバーで働くシャーリーンと出会う。声をかけたのはミッキーだが、気の強いシャーリーンに押し切られるような形で二人の関係は始まった。そんな中、ディッキーが窃盗の現行犯で逮捕され、既に逮捕歴のある彼は実刑となり、監獄へ。
ミッキーの父は息子の将来を案じ、別のトレーナーに話をつけ、ミッキーは家族と決別、シャーリーンと共に新しい人生へと旅立つ決意をする。スポーツ経験のある彼女の献身的なサポート、新トレーナーの訓練メニュー、そしてミッキーをスターボクサーにするための対戦カードが功を奏し、ミッキーのまさかの連勝が始まった。
だがたとえ刑務所の中にいても、兄は弟の専属トレーナーのつもりだった。やがてミッキーの世界タイトルマッチへの挑戦が決定、時を同じくしてディッキーが出所する。当然のようにミッキーのトレーニングに参加しようとする兄だったが、弟は兄とはもう組まないと宣言。激しく言い争う家族とシャーリーン。だがディッキーの粗削りながら強い家族やボクシングへの想いに触れるうちにミッキーは兄に戻ってほしいと本心を伝える。そして遂に二人は、絆も新たに再び二人三脚で世界の頂点を目指し始める……。
実話に基づいて製作された作品で、主演のマーク・ウォールバーグ自身もプロデューサーとして関わっているのだが、完成までにはかなりの年月を要し何度もとん挫した末に、彼自身の熱演もありクリスチャン・ベールはアカデミー助演男優賞、母役を演じたメリッサ・レオはアカデミー助演女優賞を獲得するなど、作品のグレードは高い。
ローウェルという何の変哲もない田舎町から兄ディッキーは世界戦を経験するほどのボクサーとなり町のヒーローでもあるが、ボクシングから遠ざかる原因となった麻薬におぼれ、今では一家のお荷物になっているものの、異父弟のミッキーにはボクシングを始めたきっかけはディッキーであった。
ボクサーとしての素質は高くないミッキーだが、そこには母アリスが息子の売り出しに口を出すなど、家族の絆が裏目に出ていた。この映画ではその絆を丁寧に描いていて、ボクシングシーンはハイライトでもある最後に出てくるのだ、あくまでも兄弟や親子の絆がテーマである。
俳優陣の演技も素晴らしく、アカデミー賞を受賞した二人の俳優も見事だが、主演のマーク・ウォールバーグの鍛え抜かれた肉体は、まさにこの映画の撮影に合せて作り上げただけに素晴らしい。本当は彼にも主演男優賞を受賞してもらいたかった位の名演技だ。

【後日談】「ぴあ満足度ランキング」に管理人が登場!!!
この映画を観終わった後、ロビーで「ぴあ出口調査隊」のアンケート調査を受けた。「ぴあ」には公開直後の作品を、観終えた観客に直接印象を伺うコーナーがあり、映画館に行くと見かける。数人で腕章を付けているので目立ちますが、私は過去に3度掲載され、今年も正月早々に「スプライス」を観賞して、その時にインタビューされたのが掲載されたので、早くも今年2度目の掲載です。
このぴあのインタビューは、あらかじめ質問する内容がある程度決まっていて、それに沿って自分の感想を述べます。この時、ぴあ側の印象が良ければ、その場で写真を撮って名前と年齢と職業を聞かれます。
実際に掲載されるコメントは、その時喋った内容の2~3割程度で更に要約されています。掲載されるか否かは、発売日に購入して始めて分かります。もっとも掲載されても謝礼は一切ありませんが、私は今回で4度目の掲載ですが管理人の名字が難しいのか、今回もそうでしたが3回も誤植されていた。いつもは口頭で言うのだが、今回はきちんと免許証を提示して見せたのに...それでも間違えられてしまいました


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