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kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

涌井、両リーグ最速の10勝目!

2010-06-25 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
オリックス

埼玉西武

【投手-捕手】
(オ)山本、香月、中山、西、古川-日高、辻
(西)涌井-細川

【責任投手】
勝:涌井10勝3敗
負:山本6勝4敗

【戦評】
仙台での楽天戦は初戦を岸で勝ったものの、不安視されていた2,3戦目を落としてしまい1-2と負け越し。2戦目は石井一のローテでここで野上が苦しみながらも5回を投げ切ったが、「イースタン3人衆」が試合を見事にぶち壊した。3戦目は久々の西口も勝てず。連敗ストッパーにはやはりエースの力が必要です。今日の先発は涌井と左腕山本でした。

オリックスはリーグ4位ながら交流戦を制した打撃力を如何に封じるかがカギでしたが、立ち上がりが悪い涌井は2回、何と日高に2ランを浴びる予定外の失点。どうも涌井は1~2回に失点するパターンが今年は続いている。
西武は3回、下位打線の連打で掴んだ好機に、4試合ぶりに出場した片岡が地面スレスレの投球を内野安打で1点、更に栗山バント後、中島が右翼へ3ランを叩きこみ、ショックが抜けきれない山本から、4番ブラウンが右翼席の場外通路まで飛んだソロ本塁打で一気にこの回5点。オリのお株を奪う?長打と小技を効かせて奪った得点だった。
これで早くも意気消沈し得意の早打ちが始まったオリは6回に犠牲飛球で1点取るのが精いっぱい。逆に西武は4,5回にも追加点を奪い4点差と安全圏に突入。涌井は7回に2死1,2塁でカブレラを迎えた場面でフルカウントから力と力の勝負を相手主砲に挑みレフトフライに打ち取る。カブは悔しがっていたが後の祭りだった。

結局、涌井は9回まで投げ切り完投勝利で10勝目を上げたがこれは両リーグ一番乗りだ。さすが、昨年の沢村賞受賞投手と言える成績と貫禄だ。話題は変わりますが、前オリックスで2004年から2年間在籍していたフェルナンデスの入団が決定しました。米野の獲得に続くシーズン途中の補強策ですが、主砲中村の手術による離脱の穴埋めとして期待される。
3塁か1塁兼任かもしくはDHでの出場もあるでしょうが、3塁守備は不安が一杯なので1塁かもね。そうなると石井義の出番が制限されるので3塁フェル、1塁石井義と平尾、DHブラウンかな?但し、G.G.を外すとなるとブラウンを本拠地限定でレフト、DHフェルもあるかな?その場合の1塁と3塁は先発投手の左右で日替わり?
いずれにせよ、フェル入団と高山の故障回復次第でG.G.への死刑宣告も秒読みとなってきた。G.G.よ変化球か直球かどっちかでも良いからタイミング合せないとヤバイのは分かっている?まあ、フェル自身は西武を気に入っているようですし期待して待っていますよ!!!

<ナベQ監督のインタビュー>
3回は非常に良い攻撃ができました。
先に点を取られたので、何とか早めに追い付こうと思って、チームが勢い付くホームランで逆転になったことが良かったと思います。
ヤス(片岡選手)は大事を取って出場はしていませんでしたが、今日は行けるという状態でしたので、出場させました。出ていきなり猛打賞で、素晴らしい結果を出してくれました。ヤスが活躍することでチームに勢いも付きますので良かったと思います。
先に点を取られてしまいましたけど、味方が追いついてからは、ワク(涌井投手)はしっかりゲームを作れたなと思います。本人は常に完投するつもりでいますし、今日は球数が少しありましたが投げさせました。連敗もしていましたし、カードの頭を取れたので今日は非常に良い勝ちだったと思います。

 

 


中盤の大量失点でまさかの連勝ストップ

2010-06-23 23:36:28 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武

東北楽天

10

【投手-捕手】
(西)野上、大沼、松永、小野寺、武隈-細川
(楽)ラズナー、青山、片山、小山、川岸-嶋

【責任投手】
勝:青山1勝0敗
S:川岸2勝1敗12S
負:松永0勝1敗

【戦評】
故障者続出で打線の組み替えを余儀なくされているライオンズ、今日も片岡は左肩痛(昨日のブログでは誤って右肩痛と書いてしまいました)の影響で欠場。
この片岡欠場(ベンチ入りはしています)の影響で栗山が前夜に続いて1番を、守備では原が2番2塁で出場しましたが、この人選が試合を左右してしまいました。先発は本来は石井一の順番ですが今季初先発の野上とラズナーでした。

打線が序盤から援護して野上を楽にさせたかったのですが、その通り、初回に先頭の栗山が出塁し4番ブラウンの3ラン本塁打で幸先良く先制。ところが野上は立ち上がりから球数が多く1回と3回に1点ずつ失点するものの、打線は直後の回に取り返し、結局、野上は5回終了で116球を投げる苦投も何とか3点リードを保ち降板した。
しかし、前夜に中継ぎ3人を使ったことで6回からは大沼が登板したが、これが大誤算の始まりだった。1死1、2塁のピンチも聖沢を遊ゴロに仕留めたが、6-4-3と転送されるも2塁手の原は1塁へ悪送球で間一髪併殺を奪えない。
このワンプレーが今日の試合の分岐点
となる。これで勢いに乗った楽天は中村紀の同点タイムリーを浴び、次打者の山崎(やまさき)の3塁ゴロを捕った黒瀬の2塁への送球を原が落球。これで追い込まれた小野寺の精神状態はパニック状態となり、次々と打たれこの回は7失点。

小野寺は7回にも1失点し一人で10打者に6被安打では話にならない。更に、原は2塁の守備は如何なものか?併殺の完成し損ない、送球の捕球ミス、中村紀の打球処理前のポジショニングの悪さに加えて最後の打者に。片岡不在の影響が守備面でもろに出た試合でした。片岡なら1試合でここまで守備でエラーをすることは無いだけに、今後、原の2塁起用は大きなリスクを背負うことになる。
昨夜、藤田-長田-シコースキーを起用したので、今日は出来れば他の投手で凌ぎ野上を勝利投手にしたかった。が、それもこれも6回に登板した大沼-松永-小野寺の「イースタン3人衆?」が吹き飛ばしてしまった。

原の守備も集中力が欠けていたと指摘されても文句は言えまい。片岡のような球際の強さが感じられなかった。片岡の明日の出場は分からないが、明日も欠場となると今日のような展開を覚悟となるのか?
4番ブラウンは上昇気配を感じさせらるが、G.G.は酷過ぎる。5番打者の適任者を早く探さないと5番が穴となってしまい心配だ。1番栗山は片岡欠場時はこれがベストですね。明日は久々先発の西口と井坂です。負け越しだけは避け2-1で地元に帰りたいですね。

<ナベQ監督のインタビュー>
今日はピッチャーを含めてディフェンスのもろさがでたかな。野上は5回を投げて2失点だったが、アップアップの状態だった。谷間のピッチャーであれば3回ぐらいで交代したんだけど、ローテーションピッチャーを育てていかないとね。
大沼は打たれすぎたね。ただ守備でしっかりゲッツーが取れる所でのゲッツー崩れが結果的にリズムを崩してしまったかな。松永も逃げていたね。もっと勝負していかないといけない。小野寺は球速は出ていたけど、簡単に合わせられていた。

打線に粘りが出てきたので、無駄な点をやりすぎたね。やってはいけないゲームをしてしまった。

 


岸、地元でプロ初勝利&貯金今季最多の「17」

2010-06-22 23:48:51 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010
チ  ー  ム 
埼玉西武

東北楽天

【投手-捕手】
(西)岸、藤田、長田、シコースキー-細川
(楽)田中-嶋

【責任投手】
勝:岸9勝4敗
S:シコースキー2敗22S
負:田中8勝5敗

【戦評】
週末のSB戦を3タテというこれ以上ない好結果で終えたライオンズ、今日からは仙台での東北楽天3連戦です。
初戦の今日は岸と田中の先発でした。共にプロ4年目の右腕対決ですが、岸は宮城県の高校(名取北高)と大学(東北学院大)出身なのでKスタは地元ともいえる球場ですが、ここまでこの球場では何故か未勝利でした。

西武は田中の立ち上がりを攻め、初回には、片岡欠場(右肩痛)で1番に入った栗山の2塁打を皮切りに、ブラウンのタイムリーとG.G.の犠牲飛球で2点を先制。この打順になってブレーキだった2選手による得点でした。そして3回には、今日2番で今季初スタメンの黒瀬からの4連打で更に2点を追加。これで有利に進められると思っていましたが、今日の岸は楽天打線にコツコツと安打されましたね。4回には2点、5回には聖澤にまさかのプロ1号を献上し5-3と迫られます。

苦投の岸は6回終了時で降板。その後は7回から藤田8回から長田とリレー。藤田は1死2,3塁で中村紀と山崎を力の勝負でねじ伏せ無失点に抑えた。最後は守護神シコースキーが3者凡退に仕留めこれで4連勝となった。
岸は6回で降板と苦労したが、打線の援護もありKスタで初勝利を飾った。楽天の田中は完投したものの、序盤での5失点が最後まで響き勝利はお預けとなった。田中を援護したかった楽天は要所で併殺を打ったり、主軸で凡退するなどで得点を上げられなかった。

この結果、西武は4連勝となり、明日の先発野上に今季初の5連勝を託することになった。

気になる故障情報だが、今日は片岡が20日の試合で痛めた右肩痛でベンチ入りするもお休みとなった。替わりに黒瀬が2番三塁で出場し4打数2安打1犠打で勝利に貢献した。1番は栗山が入ったが、片岡の右肩の具合いについての詳細は発表されていないので分からない。
あ、最後に、今日のスポニチ紙の小さな記事で、昨年までオリックスでプレイしライオンズにも在籍していたフェルナンデス選手の獲得に乗り出すそうだ。フェルは中村の穴埋めとして期待されるが、3塁の守備力は中村と同等レベルだ。1塁と兼用での起用になりそうだが、うちのフロントとしては珍しく手を打っていますね。

<ナベQ監督のインタビュー>
岸は、なんとか投げたという感じだったが、3失点と粘り強く抑えてくれたね。
ヤス(片岡)が大事を取ったので、1番は栗山にすぐ決まったけど、2番を誰にしようかと考えた。2軍監督だった時に黒瀬を2番で打たせていて、何でも出来たから起用した。いい仕事をしてくれたね。3番、4番、5番とクリーンアップが今日は良く打ってくれた。しっかり自分の仕事をしたね。

今、若い選手にはチャンスだと思う。みんな必死でプレーしているし、期待に応えてくれている。

 


打撃開眼・細川、逆転満塁弾で3連戦12打点

2010-06-20 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

          2010プロ野球観戦記NO.25 
         ○埼玉西武 6-4 福岡ソフトバンク×


▼埼玉西武-福岡ソフトバンク 12回戦(埼玉西武9勝3敗) 観衆24,276人

チ  ー  ム 
福岡ソフトバンク

埼玉西武

【投手】
(ソ)杉内、金沢、甲藤、ファルケンボーグ、摂津-山崎、高谷
(西)許、武隈、小野寺、藤田、長田、シコースキー-細川

【責任投手】
勝:武隈1勝0敗
S:シコースキー2敗21S
敗:杉内9勝3敗

【本塁打】
細川6号(西)

【スタメン】福岡ソフトバンク
6川崎
4本多
9多村
D松中
3ペタジーニ
5オーティズ
8長谷川
7柴原
2山崎
------
1杉内

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
Dブラウン
7G.G.佐藤
3平尾
9佐藤
5阿部
2細川
-----
1許
                   【武隈が嬉しいプロ初勝利&SBを3タテ】

憎き宿敵SBに連勝し迎えた3戦目の先発は許とエース杉内の対決。許はダルや杉内など対戦相手は何故かエース級ばかりで気の毒だが、それに勝てば信頼も勝星も給料も上がるので頑張ってもらいたい。
さて、立ち上がりから何となく不安定な許は2回にエラーと3安打などで2点を奪われる。相手が杉内なので重い2点と思われたが、直ぐに先頭平尾の3塁打と阿部の2塁打で1点、更に、栗山の三遊間突破の安打で同点に。
これで落ち着くと信じていたけど今日の許は球のキレも制球も悪く、3回、オーティズの犠牲飛球で1点。打者柴原のところで左腕武隈に早々とスイッチ。その武隈も柴原に2塁打され再び2点リードを許した。ウ~ン、何だか嫌な展開。

今日のハイライトは3回裏。2死1,2塁で阿部がしぶとく四球で細川に繋いで2死満塁と攻める。ここで細川は杉内が投じた直球を見事に弾き返し、左中間スタンドに飛び込む何と18日の試合に続く満塁本塁打で4点を奪い6-4と逆に2点のリードを奪った。
杉内から満塁本塁打を打つなんて信じられない!この3連戦は細川の為にあったと言っても過言ではない。SB側からすれば細川一人にコテンパンにやられた感じだろう。何しろ打率2割ソコソコの捕手に12打点も許すとは、しかも、3本の本塁打は陽・和田・杉内の左腕投手から奪った一打。
3本の本塁打はいずれも細川が大好きな低目の直球で、まるで吸い込まれるようにSBバッテリーはそこに投げてしまった。結局、エース杉内は3回終了で降板。その後は両チーム共にゼロ行進が続き中継ぎ投手が踏ん張った。

西武は2番手で登板した3年目の左腕武隈が2回1/3を自責点0で抑えプロ初勝利を手にした。武隈は直球が130~137キロと緩く、チェンジアップやスライダーの変化球とのコンビネーションをSB打線は打ちあぐんだ。
ただし、追い込むまでの制球と決め球に欠けるので、どれかこれと言える球種を身に付ければ先発ローテに定着出来る逸材である。
この武隈の1勝目をアシストした小野寺(今日1軍登録)、藤田、長田、シコースキーの中継ぎ陣も完ぺきだった。昨年はこうした試合をことごとく落としていただけに、今日の様に相手のエースをKOして奪った勝利は大きい。
これで6年ぶりに地元でSBを3タテしたことで勢いと自信が付いたのは間違いない。しかもSBは和田と杉内の2枚看板を投入しただけに相手に与えたショックは計り知れない。

来週は仙台での東北楽天戦と地元でのオリックス相手の6連戦。世間はW杯で騒いでいるようだが、そんな喧騒は私には関係無い!W杯何て翌日のニュースで結果を知る程度の興味しかない。点の入らないサッカーより野球の方が個人的には面白いからね。涌井がこれに関して興味深いコメントを残しているので紹介する。管理人も涌井と「ほぼ」同じ意見なので...。(ほぼとは、私はCMの合間でも見ませんので)

[涌井のW杯に関するコメント]

「ほとんど見ていませんよ。CMの合間にちょっと見るくらいですね。それくらいの関心のなさ。リフティングとかするのは楽しいけど、見るには時間が長すぎますよ」

<ナベQ監督のインタビュー>
みんな集中してこの3連戦に挑んで、結果3連勝できたということは、チームにとって凄く大きいと思いますし、これからの戦いの中で良い勢いがついていくと思います。
武隈は2点リードしても守りに入ることなく攻めの姿勢で素晴らしいピッチングでした。
後ろのピッチャーも武隈の初勝利が掛かっていながらの登板だったので、多少プレッシャーはあったと思いますけど、各々が自分の仕事をきっちりしてくれました。

細川は打席で凄く集中していますし、調子の良い選手に良いカタチで繋げられていますので、この状態が長く続くことを祈っています。中盤追加点が取れそうなときにミスが出て取れませんでしたが、そういうところで点が取れるようにし、今日のこのカードの3連勝を勢いにして、しっかりとした野球をしていきたいと思います。


細川、連日の4打点でSBに連勝

2010-06-19 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

            2010プロ野球観戦記NO.24 
           ○埼玉西武 5-1 福岡ソフトバンク×


▼埼玉西武-福岡ソフトバンク 11回戦(埼玉西武8勝3敗) 観衆26,845人

チ  ー  ム 
福岡ソフトバンク

埼玉西武

【投手】
(ソ)和田、甲藤、森福-山崎、高谷
(西)帆足、藤田、長田、シコースキー-細川

【責任投手】
勝:帆足7勝5敗
敗:和田9勝4敗

【本塁打】
細川5号(西)

【スタメン】福岡ソフトバンク
6川崎
4本多
9多村
7松中
Dペタジーニ
5オーティズ
8長谷川
3森本
2山崎
------
1和田

【スタメン】埼玉西武
4片岡
8栗山
6中島
Dブラウン
7G.G.佐藤
3平尾
9佐藤
5阿部
2細川
-----
1帆足
                   【2割打者細川4打点、打撃開眼か?】

リーグ戦再開初戦の昨日は育成枠出身でプロ未勝利の山田を攻略して予定通り勝利したものの、今日の和田と明日の杉内から最低でも1勝しないと意味が無い3連戦。
昨日は細川のダメ押し満塁弾などで8-1と快勝したものの、新打順は機能しなかったので今日の試合はそのあたりに注目していました。
先発は帆足と和田の左腕対決でした。帆足は交流戦期間中は出来がイマイチでしたが、逆に和田は交流戦トップの5勝をマークするなど好調な投手です。

帆足は2回にピンチを招くが今季1打点の森本を抑えて得点を与えなかったが、逆に4回には2死満塁で再び森本。今度は詰まった打球が2塁とライトの間に落ちて1点を先取される。西武は5回、2死無走者から和田対策で起用された「大学時代からの和田キラー」佐藤友が第1打席に続いて安打で出塁。阿部がしぶとく四球で繋ぎ9番細川が和田の失投を左中間席に叩きこむ3ラン本塁打で一気に逆転。

これで緊張の糸が切れた和田は続く6回、1死から中島に四球とブラウンへの安打で1,3塁のピンチ。ここでG.G.があわや本塁打という大きなセンターフライが犠牲フライとなって加点。
交代と思われたが7回、先頭の佐藤友にこの日3安打目を許しバントで進塁を許して交代。甲藤から細川が4打点目となるタイムリーでこの回も1点。帆足は制球に苦しみながらも7回途中まで1失点と纏めて7勝目を上げた。

戦意喪失気味のSBは打線が繋がらず連打が出ない。昨日に続き1点しか奪えず、西武の継投に交わされ連敗。和田は被安打5ながらも、キラー佐藤友には3打数3安打で今季8打数6安打とカモにされまくっている。
佐藤友は慶大、和田は早大出身で6大学時代からこの力関係はプロに入ってからも変わっていない。佐藤友は控え選手だが、何故こんなにも和田の投球にタイミングが合うのか、和田はどこに投げても打たれるので成す術が無い感じだ。
明日は許とエース杉内の対戦となった。SBは3連敗阻止で目の色変えてくるだろうが、杉内は交流戦の成績はイマイチだったがどうかな?

<ナベQ監督のインタビュー>
しっかり先発・帆足がゲームを作って、彼らしい粘り強いピッチングができたと思います。
打つほうも久しぶりのスタメンの友亮(佐藤選手)が起点となって、きっちりチャンスを作って得点に繋げられました。怪我人とかいろいろ出ながらも、バックアップの選手たちが期待に応えてくれてるので、凄く良い流れになっていると思います。
クリーンアップの選手達の調子がもう少し上がってくると打線に厚みが出てくると思っていましたが、今日はナカジがしっかり選んで、その後ブラウンが繋いで、G.G.(G.G.佐藤選手)で還すという良い攻撃ができたと思います。
交流戦明け、良いスタートができたので、何とか3連勝したいと思います。

明日、ソフトバンクはエースが来ますし、しっかりそういう良いピッチャーを打ち崩していきたいと思います。


涌井、ハーラートップタイの9勝でSBを圧倒

2010-06-18 00:00:00 | 野球・埼玉西武ライオンズ2010

            2010プロ野球観戦記NO.23
           ○埼玉西武 8-1 福岡ソフトバンク×


▼埼玉西武-福岡ソフトバンク 10回戦(埼玉西武7勝3敗) 観衆15,655人

チ  ー  ム 
福岡ソフトバンク

埼玉西武

【投手】
(ソ)山田、金澤、藤岡、陽-山崎、堂上
(西)涌井、シコースキー-細川

【責任投手】
勝:涌井9勝3敗
敗:山田0勝1敗

【本塁打】
ペタジーニ2号(ソ)、細川4号(西)

【スタメン】福岡ソフトバンク
6川崎
4本多
9多村
D松中
3ペタジーニ
5オーティズ
8長谷川
7明石
2山崎
------
1山田

【スタメン】埼玉西武

4片岡
8栗山
6中島
Dブラウン
7G.G.佐藤
9高山
3平尾
5阿部
2細川
-----
1涌井

【西武打線、久し振りの8得点&トレード成立】

交流戦優勝を3連敗で惜しくも逃してしまいましたが、リーグ戦再開は僅差で3位のSBとの大事な地元での3連戦。打線が中村の長期離脱で得点能力が減っているので、如何に得点能力を上げていくのかが今後の大きな課題です。
リーグ戦再開最初の試合の先発はエース涌井と育成枠出身の未勝利左腕山田でした。

涌井は不安な立ち上がりを、得意のフィールディングでカバーした。一回先頭の川崎に三塁内野安打を許したが、続く本多のバントを素早く処理して二塁へ送球。俊足コンビを相手に併殺を完成し、流れを渡さなかった。結局、1回に3安打されたものの、このバント併殺が効いた。
西武は山田を2回に攻略した。四球や平尾の2塁打等で掴んだ2死満塁の好機に片岡が走者一掃の3塁打と続く栗山のタイムリーで一気に4点を奪った。本塁打以外で4点も獲ったのは何時以来だろうか?

これで序盤不安定だった涌井も落ち着いて投げられたようで、6回に高目に浮いた球をペタジーニにソロ本塁打を打たれたが、直後のオーティズの強烈な打球を阿部の超美技で阻止しSBに流れを渡さなかった。
2回の4点以降は山田から継いだ中継ぎ投手から得点出来なかったが、涌井が8回表の無死1,3塁をSBの拙攻もあり無失点で切り抜けたことで再び流れが来た。
2死無走者から代打佐藤友の2塁打から打線が繋がり満塁の好機に、2回にはその満塁のチャンスで三振をした細川が2球目を多村の頭上を越しSB応援団目掛けて飛んだ打球が満塁本塁打となり4点。
ホームイン細川.jpg
歓喜に沸く西武ドーム。この一打で9日の阪神戦以来の勝利を手繰り寄せたことでファンも大喜び。3連敗と交流戦優勝を逃したことでストレスがたっぷりと溜まっていたのを、宿敵SBに纏めてぶつけることが出来てホッと出来たよ。
8回終了で降板した涌井から最終回は登板機会が無かったシコースキーが締めて試合終了。
ヒーイン.jpg
SBは明日と明後日の試合に和田と杉内を投入するのでこの当然の勝利は大きかった。
課題の打線は8点を奪ったものの、4番ブラウン5番G.G.の新打順は無安打で機能しなかったが、当分はこの打順になるでしょう。帰宅後、HPでトレードが発表された。え~!この時期にトレード?

山岸投手と東京ヤクルトの米野捕手との1対1でのトレードが決定。現在1軍登録の捕手は細川と上本、それに吉見との入れ替えで今日登録された野田の3選手。ただし、上本は外野と一塁も兼任するので、細川に万が一の事態が発生すると手薄になることから獲得した?
交換要員の山岸は青学大出身で、東都時代はリーグを代表する投手としてならしたが西武では中継ぎとして起用されていたが芽が出なかった。米野はポスト古田として期待され一時は1軍定着もしていたが、最近では再び出番が減っていた。

大学出身の選手が大好きなヤクルトには先輩の石川、高市など青学出身投手もいるし福地もいるので環境を変えて活躍してもらいたい。選手層の薄いチームなのでチャンスは来るでしょう。

[山岸投手のコメント]
「5年半という短い期間でしたがお世話になり、ありがとうございました。ライオンズでの経験を生かしてヤクルトでも頑張りたいと思います。」

[米野捕手のコメント]
「突然の話でびっくりしています。新天地では新たな気持ちでチームに貢献出来るよう頑張ります」
「正直、突然のことだったのでビックリしましたが、もう気持ちの切替えは出来てます。また今日から新たな気持ちで頑張ろうと思います。
渡辺監督からは「すごく期待しているので頑張ってくれ」とお言葉をいただいたので、一生懸命頑張りたいと思います。.
リーグ制覇と日本一に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。」

<ナベQ監督のインタビュー>
交流戦の終わり方があまり良くなかったので、今日は何とか初戦を取れれば良いと思っていました。効率の良い攻撃で、久しぶりに大量点が取れて良かったと思います。
山田投手とは初対戦だったので、探り探りの状態だと思いますが、2回に下位打線からチャンスを作って上位のヤス(片岡選手)に回して仕留めてくれたということで、どんな形でも得点に繋がる攻撃が目標なので良かったです。
チャンスはあったんですが、追加点を上げられない状態で、よく2アウトから友亮(佐藤選手)が出てくれて、細川の本塁打も見事だと思います。

ワク(涌井投手)は状態がずっと良かったので、しっかり自分の仕事をしてくれました。8回のあのピンチを抑えてくれたので、エースらしいピッチングをしてくれたと思います。 


時計