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観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「最後の絆 沖縄 引き裂かれた兄弟
~鉄血勤皇隊と日系アメリカ兵の真実~」。

2011年08月14日 | 映画・ドラマ
 開口一番。要潤も溝端淳平も良かったが、佐藤健っていつからこんなに演技が巧くなったんだ。髪を短くしていることもあるが、佐藤健だって言われなくれば分からないくらいに、これまでのイメージとは違う。
 最後のシーンで髪を長くしてTシャツ姿を見て、「ああ、本当に佐藤健だった」。って思ったくらいに、巧かった。
 実話に基づくドキュメンタリードラマ。沖縄から、アメリカに出稼ぎに行ったまま米兵に成らざるを得なかった兄と、鉄血勤皇隊という少年兵にならざるを得なかった弟。
 家族の愛を描いているが、このような数奇な運命の家族がいたことや、鉄血勤皇隊など初めて知った。今年の終戦記念ドラマは、各局これまでとは違い、家族がテーマとなり人間愛を描いているようだ。
 今井悠貴(戦争映画には欠かせない子役)、手塚理美(おばさんになったが、いかにも日本の母の貫禄あり)、大杉漣(言うことなしの名傍役)、中越典子(ワンカットだけの出演と良く受けた)、中田喜子(笑いながら話す以外の彼女の演技は久し振り)。
 実際の東江兄弟のインタビュー映像を交えながらだが、ドラマとインタビューが巧く交差していたのと、お元気なお二人のしっかりとした口調や顔付から良い人生を歩んで来たことが分かり、とても良かった。

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