観るも八卦のバトルロイヤル

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「愛の言霊」。ゲイ戦隊ヒーロー勢揃い

2009年10月26日 | 映画・ドラマ
 いいの? これ? イメージ的にさ。徳山秀典、齋藤ヤスカ、加々美正史ってみんな戦隊ヒーローで子どもたちの憧れなのに、揃いも揃ってゲイときた。
 まあ、お子さまの観る様な映画じゃないからいいのか? 敢て言うなら、ママさんたちが、男同士ってことで嫉妬しないからいいのかもね。
 お話は、同棲してる大学生カップル、大谷晋也(徳山秀典)と立花都(齋藤ヤスカ)の男同士の愛情なんだけど、大谷晋也の焼きもち焼き君で、立花都が女性と親しくしてると、すぐにむくれちゃう。まあ、双方真性ゲイではないらしく高校時代は女の子と付き合ってたらしいから、焼きもちも焼くかもね。
 この2人の親友の須之内祥吾(加々美正史)も実はアメリカ人の彼を持つゲイ。
 さてさて、大谷晋也と立花都がキャンパスにいると、高校時代の同級生の水沢雪子(松岡璃奈子)って子が突然現れ、「この大学に友人が居るの」と接近。どうやら彼ら目当てらしい。更に彼らの大学の近くでバイトまでしてる念の入れようで、「居るよなー、こういう女」。
 そして、立花都に近付くもんだから大谷晋也が焼いちゃってたが、実は、都は当て馬で、晋也狙い。居る、居る、こういういけすかない女」。
 ただ、この子は馬鹿じゃなかった。彼らの優しさで、一緒の時間を過ごした後、「ごめんなさい」の優しい気持ちでハグしてもらうのだが、そn優しさと振られた意味は解ってたみたい。お目当ての彼から電話で呼び出されて、お別れにハグされたら勘違いしちゃう女って多いのに、20歳そこそこでこれは大人だね。30,歳になっても40歳になっても、「抱きしめられちゃったー」なんて喜んでる勘違いおばはんって結構多いもの。
 まあ、そのことを早朝にも関わらず、どうやら女友達に電話しちゃうあたちが、最後まで「居るよな。こういううざい女」なんだけど。
 見せ場は、徳山秀典、齋藤ヤスカの裸体とラブシーンだろうね。これでもか、これでもか、と引き締まった肢体をさらしてくれて、おばさん的には「目に優しいねぇ」。戦隊ヒーローだけあって、こいつら本当にいい身体してますよ。
 ラブシーンも、かなり見せてくれてます。
 このドラマ観てて、香港映画であった、トニー・レオンとレスリー・チャンの同じ様な映画「ブエノスアイレス」を思い出した。当時既にカミングアウトしてたレスリー・チャンがよくこの仕事受けたなーと思いながら観てたけど。
 そう言えば、徳山秀典、香港うけしそう。雰囲気もトニー・レオンっぽいし。トニー・レオンは四天王と言われているアイドル(おっさんだけど)の追撃を許さない、香港が誇る映画俳優です(アイドルではなくて)。
 だって、徳山秀典さん、香港映画主流のマフィアものはお得意だし、ボクシングとかやっててアクションできるから、カンフーものもいけるし。あー、そうなると、「古惑仔」を徳山秀典主演で観たい!
 日本版作っちゃえばいいのに! これ、絶対はまり役だと思うな。

※「古惑仔」は広東語でやくざとかチンピラという意味です。香港で大ヒットしたコミックが原作。チェン・イーキンを一挙にスターダムに押し上げた作品。このブログでも書いているので、興味がおありでしたらお読みください。因に、自身も、この映画にはまり、香港映画を観出しました。

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