観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「雀色時」一人者には重い時間だわな。

2007年12月27日 | 映画・ドラマ
 雀たちがそろってねぐらに帰る夕暮れ。それは独りで帰るのがつらい「雀色時」。という意味のタイトルらしい。
 離婚し、夫が一人娘を引き取ったため、都会で一人孤独に生きる女弁護士を浅丘ルリ子が演じる。ドラマは、その娘と夫が行くえ知れずになったところから始まる。
 そして、ようやく探し当てた娘は檻の中でけもののように飼われ、夫はドラム缶にコンクリート詰めされていた。
 それはある男の復讐だった。
 アルコール依存症の女弁護士に浅丘ルリ子。役所広司、津川雅彦、赤井英和らが競演のミステリー。
 とにかく役所広司が不気味。娘のビデオを流しながら、風呂場で手首を切ってみたりするのだが、その時、濡れた靴下のアップからカメラが回り、足下から上に役所広司を捉えると…。ってな塩梅。
 この出演者からして「おもろい」内容を期待したのだが、この出演者だからこその「こわい」内容になっていた。
 しかし、安心して観ていられる俳優さんっていいよね。
 こちらも、単発ドラマの再放送だったので、どこで観ることができるかは不明だが、もし機会と興味があったなら…。猟奇的なものは好きじゃないのでわたくしは。

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