観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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観ることは観たってところ「風雲」

2006年09月30日 | 映画・ドラマ
 香港コミックの大ヒットから作られた映画「風雲」。郭富城が雲、鄭伊健が風を演じているのですっごく楽しみに観たら、主役はなんと千葉真一。しかもサニー千葉とかになってる。お前は昭和50年代のプロレスラーか。コミックのイメージにぴったりだったとかでオファがあったらしいが、千葉ちゃん、全部吹き替えだし、サニーだし、あんまり意味なかったんじゃないかな。むしろ倉田保明を起用した方が良かったのではと思っていたら、その後、サニー、「古惑仔」とか結構香港映画に出てたみたいだから、あれはあれで良かったのかも。
 しかし、日本人としては、「影の軍団」に憧れてJAC(今はJAEっていうの?)に入ったのに、ボスの千葉ちゃんはハリウッドに移住しちゃったり、香港映画に出たりで時代劇やらなくて、JACすっかり「日光江戸村」の時代劇ショーなんかやらされてて、いいのか? これで。と思った次第(近況は分からないけど)。
 「風雲」はと言えば、まあ、まあだった。日本では「風雲スートムライダーズ」とかいって人気あったみたいだけど。
 香港映画のお家芸の地面潜りやワイヤーアクションはどこにでもあるし、敦煌かなんかみたいな所で闘ってたりしたけど。
 2大スターの共演ってなことも珍しくもないし。何せ香港は俳優の層が薄いので、ほとんど知った顔。鄭伊健ファンとしては、鄭伊健が郭富城の引き立て役に成り下がってしまっていたことがショックだった。
 しかもこの時の鄭伊健ったら顔がむくんでいたし。反して郭富城はさすがだった。もうおやじなのに、きれいに歳を取ったという感じ。
 そしてそして1990年代後半から2002年くらいまでは、お決まりのヒロイン舒淇がまたも出てやがった。舒淇、決して好きじゃないのに、私の持っているVCD(今はDVDだがこの頃香港はVCD)の主演は様々だが、ヒロインはすべて舒淇。もういいってばー。
 余談だが、この頃の鄭伊健(映画の中で)色々な世界遺産を壊しまくっている。

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