観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「Good Luck!!」どなたさんも勝手に

2006年09月20日 | 映画・ドラマ
 キムタクドラマで、「やっぱ、キムタクってカッコいいんだ」を実感できた「Good Luck!!」。まあ、検事もアイスホッケーの選手もレーサーもメッセンジャーも、堀部安兵衛までみんな同じ人だけど、ここでは忘れよう。
 副操縦士の制服姿の似合うこと似合うこと。「こんなカッコいいパイロットなんかいねーよ」と思っていたのだが、いました。それもJALの副操縦士。個人的にはキムタクよりも「カッコよかった」。その航空機に乗っていた日本人女性はみな「キャー、キャー」状態。あるジャニーズのスターさんも同乗していたのだが、全く顧みられることがないくらいのいけてるパイロットだった。
 しかし、「素敵」と思う以前に、「パイロットで若くて、これだけルックスに恵まれているということは、性癖に問題があるとか、かなり性格が屈折しているとか、目に見えない部分がいかれているに違いない」と思った自分が悲しい。
 話しはそれたが、「Good Luck!!」。フライトアテンダントとに黒木瞳とか内山理名とかいかにもそれっぽい配役を当てているところが憎いね。
 パイロットの堤真一も久しぶりに「いい男」キャラだったし。でも彼って、凄いなで肩だから、「絶対にショルダーバッグが肩にかけられないだろうなー」と制服姿を観ながら思ってしまった。
 最終回でハワイの海岸かなんかで柴崎コウがキムタクの制帽をハスに被って上目遣いのシーンがあったけど、これ見て世間の娘さんは「素敵」とか思っちゃったりするのかな?なんだか、「中学生みてーだ」と急に冷めてしまったわたくし。
 安住紳一郎と竹中直人のパイロットっていうのもお笑い担当部分としてはいけてた。
 ユンソナ、あんた昔はシリアスなラブストーリーとかやってたのに、いいのか?
それに突然、どこかのフライトアテンダントになってるんじゃねーよ。そんなに簡単なことなのか?

「お金がない」のにポジティブなやつはいいやつなのか? 能天気なのか?

2006年09月20日 | 映画・ドラマ
 「お金がない」んだよね。何せよれよれTシャツにトランクスだもん萩原健太郎(織田裕二)。弟2人はランニングにブリーフ。小さな町工場に務めながら弟2人を養っている弱冠25歳だからね。
 メザシの取り合いをしたり、弁当は塩おむすぶだったりと、ほとんどどん底生活なのだが、明るい。ポジティブで観ているこちらまで元気になれるのだ。
 裏技を使って就職した大手保険会社では干される、無視される、足を引っ張られるのいじめもあるのだが、健太郎は気にしない。
 いつの間にかエリートの大沢一郎(東幹久)を巻き込んで、じょじょに会社全体を自分のペースにしてしまう。
 印象深いのが「こちらニコニコモンキー。おでこオクトパスどうぞ」と健太郎から一郎への無線連絡のコードネーム。このネーミングをよく織田裕二承諾したもんだ。いいのか猿裕二。猿裕二って顔が決まるんだよね。どの場面でも表情が生きている。
 芳本美代子が自分に好意を寄せるデブにことある度に「汗臭い」と吐き捨てるところも、うんうん。
 やくざの高利貸し今井雅之、高杉亘のコンビも切れものなんだか、バカなんだかの紙一重。
 こういう立身出世物語は回が進むごとにわくわく度も増しすので大好き。
 しかも主演織田裕二となれば、とにかくストーリーのテンポがいいのだ。台詞だけで告白とかベッドシーンで話しが進まない、ほれたはれたが無いところが気に入っている。
 そりゃあ、ちょっとはあるけどね。
 ここでも挙式の最中に、大沢一郎(東幹久)から神田美智子(財前直見)をうばっちゃうのだけれど(ちょっとした「卒業」だけど、逃げた2人より残された男のことを考えろ)、この頃、東幹久、婚約者しかも、挙式当日に花嫁に逃げられるドラマ3本くらい撮っているのだけれど、いいのだろうか? 東的には?
 主題歌の「OVER THE TROUBLE」も元気が出ます。