サエない旅行添乗員小林晋平(織田裕二)31歳のと食品会社の営業マン鈴木善行(ユースケ・サンタマリア)30歳、大手広告代理店勤めの田中武徳(市川染五郎)28歳が繰り広げる岐路に立った3人の人生模様。
なんたって、小林は「2001年になったら宇宙に行ける」と思っていたし、鈴木は。食品会社でメンマを売る営業マンで、得意先のラーメン屋の娘との結婚話に悩んでいる。一見エリートだが家庭環境に悩む、広告代理店営業マン田中がふとしたことから知り合うのだが、知り合ったのは野球場。ビールをかぶってしまっての口論となるが、この時点でもはや3人の上下関係が決まった。
一言一言の台詞が洒落ていて忘れがたいのだが、初回の小林の上司・桜木(渡辺いっけい)が接待の場で見せる「グレコローマン」の芸と台詞。なぜかアマレス用のタイツを仕込んでいた。こんな上司いてほしい。
花巻から東京、492キロを小林に会いたくて自転車走破した女子中学生を待つ田中と鈴木。この時、田中が感動して女子中学生を受け止めようと、「…いやもはやもう小林だ」。
やはり田中が「らーめんチョロ松」で余計な事を口走ってしまい、「また俺かよ」。
行きつけのビアホール「ジャガークラブ」の「よろこんで」。
が特に好きで忘れられない。
そしてこのドラマで思ったのは、みんなタフだよね。ほかのドラマも概ねそうなのだが、サラリーマンなのに毎晩毎晩飲み歩いていて、いったいいつ眠っているの?
意志は固いが気が弱い・小林、向こう気は強いが小心者・田中、内弁慶で優柔不断・鈴木、この3人の性格も、身近に感じられて、一緒に「ジャガークラブ」に座っているような気になれたものだ。
最後は宇宙飛行士の面接を受ける小林が描かれているが、夢から逃げず向かう姿勢が次の夢への布石となる。織田裕二が歌う主題歌「空のむこうまで」も聞いているだけで元気になれる曲だった。
それにしても少ない回数でよくまとめ上げられたもんだ、脚本家の宮藤官九郎。
余談ではあるが、虫歯を治療をした人は宇宙へは行けないそうだ。気圧の関係でしょ?
なんたって、小林は「2001年になったら宇宙に行ける」と思っていたし、鈴木は。食品会社でメンマを売る営業マンで、得意先のラーメン屋の娘との結婚話に悩んでいる。一見エリートだが家庭環境に悩む、広告代理店営業マン田中がふとしたことから知り合うのだが、知り合ったのは野球場。ビールをかぶってしまっての口論となるが、この時点でもはや3人の上下関係が決まった。
一言一言の台詞が洒落ていて忘れがたいのだが、初回の小林の上司・桜木(渡辺いっけい)が接待の場で見せる「グレコローマン」の芸と台詞。なぜかアマレス用のタイツを仕込んでいた。こんな上司いてほしい。
花巻から東京、492キロを小林に会いたくて自転車走破した女子中学生を待つ田中と鈴木。この時、田中が感動して女子中学生を受け止めようと、「…いやもはやもう小林だ」。
やはり田中が「らーめんチョロ松」で余計な事を口走ってしまい、「また俺かよ」。
行きつけのビアホール「ジャガークラブ」の「よろこんで」。
が特に好きで忘れられない。
そしてこのドラマで思ったのは、みんなタフだよね。ほかのドラマも概ねそうなのだが、サラリーマンなのに毎晩毎晩飲み歩いていて、いったいいつ眠っているの?
意志は固いが気が弱い・小林、向こう気は強いが小心者・田中、内弁慶で優柔不断・鈴木、この3人の性格も、身近に感じられて、一緒に「ジャガークラブ」に座っているような気になれたものだ。
最後は宇宙飛行士の面接を受ける小林が描かれているが、夢から逃げず向かう姿勢が次の夢への布石となる。織田裕二が歌う主題歌「空のむこうまで」も聞いているだけで元気になれる曲だった。
それにしても少ない回数でよくまとめ上げられたもんだ、脚本家の宮藤官九郎。
余談ではあるが、虫歯を治療をした人は宇宙へは行けないそうだ。気圧の関係でしょ?