ウイスターの利用日です。
朝集まってきた女性の利用者達。
Tさんがリハビリを始めて昨日Akuuに行きましたと報告。
「やっとリハビリをするようになったのね。」
｢Akuuだけに行くの？」
｢ウイスターには来ないの。怒っちゃうわよ。」
Tさんも皆に会いたいから火曜日はウイスターに来ます。
今のところ火曜日は満員だから空きが出たら出てくるそうです。
仲間は暖かいですね。文句を言いながらも安堵していた。
朝の体操が終わると一人階段に向かった。
｢見学してもいいですか。」
実習で手伝っている理学療法士の卵の学生。
｢どうぞ見学してもいいですよ。」
階段の上から昇降の練習を2往復しているのを見ていた。
練習は3度目になるのでだんだん慣れて来た。
足を降ろすときの迷いも無くなっている。
一度目は普通に往復。
二度目は以前注意されたことを思い出して上がり方を変えてみた。
補助していた介護主任が｢降り方を変えましたか。」
意思表示をしないで上がり方を変えたことに気がついたようだ。
さすがリハビリのベテラン。
楽なあがり方は足を廻して上がる。
2度目は廻さずに足を垂直になるように上げた。
上げる足に力を入れなければ階段につかえて上がらない。
自分では廻さないように気をつけて上げたつもりだ。
変化に気がつかれた場面でした。
見ていた理学療法士の学生も
「2度目の足の上げ方は違いましたね、どうして。」
貴方も気がつきましたか。
足を廻して上げるのは良い上がり方にはならないと教えて貰った。
思い出して出来るか実験したの。
患者の変化に気がつくことは大事です、きちんと見ていましたね。
こうして場を経験しながら成長していくのだろう。
頑張れ若き理学療法士見習いさん。
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