【中国・福建省・福州市】烏山歴史風貌景区は于山の西側の数百メートル先に位置し、于山風景区ほどではないが今まで何度か散策している公園。
「烏山」の名称は、漢代に何氏九仙がこの山に登って弓を引いてカラスを射止めたという伝説に由来。 「烏石山」とも呼ばれる。 北宋代、この地の知事だった程師孟が、山の風景を道教で言う蓬莱(渤海の中にある仙人の住む山の名)のようだとして「道山」に改名。
街中にある烏山と于山と屏山は「榕城三山」と呼ばれる。 烏山歴史風貌景区の地図を片手に、烏山路の南路口から史跡巡りを開始した。 【三聖佛石像・冰壺・木鴈亭・懸崖・天香台・黎公崖(〇(僕のイ偏が口偏)頭石)・天台橋・石壁古榕・冲天台】
巨石に彫られた三聖佛石像
唐代に彫られた磨崖仏・三聖佛石像(唐代)
三聖佛石造(阿弥陀佛、観音菩薩、大勢至菩薩坐像)/石の中に彫られた仏像
冰壺(明代の刻)..「一片冰心在玉壺」の意
木鴈亭 懸崖(左)と天香台
懸崖 下から見上げた懸崖
黎公崖(〇(僕のイ偏が口偏)頭石)..巨大な岩の石刻
黎公崖..明代嘉靖三十七年刻 黎公崖(〇(僕のイ偏が口偏)頭石)
天台橋(雀舌橋とも称す)..三十六奇跡の一つ
巨岩と巨岩に架かる石の橋..天台橋/奥から眺めた天台橋
天台橋(右)の近くにある石壁古榕(中)と冲天台(左)
石壁古榕..巨石を根で完全に覆って生き続ける古い榕樹 冲天台