【中国・浙江省・杭州市】五代(907~)~明代(~1644)に、霊隠寺前の冷泉渓を隔てた飛来峰の岩壁に彫られた浙江省で最大規模の磨崖仏群。 飛来峰には青林洞、龍泓洞、玉乳洞などの洞窟があり、洞窟内に多くの石仏が鎮座している。
磨崖仏の中でも北宋代(1000年頃)に彫られた弥勒尊像(布袋尊)は、飛来峰造像群のシンボル的存在で有名だ。
青林洞(虎洞窟)..入口上の龕に鎮座する石仏は華厳三聖像(元代(1282)作)
華厳三聖像..主尊毘盧遮那仏、左は文殊菩薩、右は普賢菩薩/華厳三聖像の下の岩龕に鎮座する15尊像(四天王像、四菩薩像、供養人彫像等)
青林洞の奥(出口)
想像がつなかい石仏群..ヒンズー教の仏像のような感じだ
如来像と思われる 宝冠を乗せた大日如来象か 印相から阿弥陀如来像か
獅子に騎乗する文殊菩薩か 菩薩像か 大日如来象か
仏の姿をしていない一風変わった石像 如来石仏像
この弥勒菩薩石仏は人気の撮影スポット..満面に笑みをたたえる弥勒尊
宋代(北宋期)の1000年頃に彫られた石仏で飛来峰彫塑群のシンボルと言える
弥勒尊像に寄り添う両側の十八羅漢像
菩薩像で左龕は象に騎乗する普賢菩薩か
如来像か 大日如来象か 阿弥陀如来のような印相だが..