対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

三角形の対称軸にならぶ数列2

2020-01-15 | パスカルの三角形
三角形の対称軸にならぶ数列には次の関係が成り立っている。
nC02nC12nC22+……+nCn22nCn
これは
(1+x) n(1+x) n=(1+x) 2n
のxnの係数を比較することによつて導くことができる。
左辺(1+x) n(1+x) n
=(nC0nC1 x+nC2x2+……+nCnxn)(nC0nC1 x+nC2x2+……+nCnxn)

xnの係数は、
nC0nCnnC1nCn-1+……+nCrnCn-r+……+nCnnC0
となる。
ここで
nCrnCn-r
だから、xnの係数は、
nC02nC12nC22+……++nCn2
となる。
右辺の2nCnのxnの係数は公式そのまま
2nCn
である。
したがって、
nC02nC12nC22+……+nCn22nCn
縮めると、
k=0Σn(nCk)22nCn
となる。

エクセルには平方和の関数SUMSQ、組み合わせの関数COMBINがある。これを利用すると最初の数列は次のようになる。
1111111111
123456789
1361015212836
141020355684
15153570126
162156126252
172884924
18363432
1912870
11111111111111111111111111148620
12+92+362+842+1262+1262+842+362+92+12=48620

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