対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

Hic Athenae, hic cogita!

2015-06-30 | ノート
ここがアテネだ、ここで考えろ! 久しぶりに新聞やテレビを興味をもって見ている。ギリシャ危機。ATMに並ぶ老人たちはプラトンやアリストテレスの末裔である。弁証法の故郷の出来事。ソクラテスとヘーゲル、ギリシャとドイツ、チプラスとメルケルの対立。

踊るのか、跳ぶのか。


ラジオ体操の歌

2015-06-29 | 日記
ラジオ体操の歌は、藤浦洸作詞・藤山一郎作曲である。ビックネームで驚きである。
新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空あおげ
ラジオの声に 健やかな胸を
この香る風に 開けよ
それ 一 二 三
2番は聞いたことがないが、次のようになっている。
新しい朝のもと 輝く緑
さわやかに手足伸ばせ 土踏みしめよ
ラジオとともに 健やかな手足
この広い土に伸ばせよ、
それ 一 二 三
この2週間、妻もやるようになった。

幽囚幻想

2015-06-27 | ノート
吉田松陰の『幽囚録』に次のようにある。
太陽は昇っているのでなければ西に傾いているのであり、月は満ちているのでなければ欠けつつあるのである。同様に国も隆盛でなければ衰えているのだ。だから、よく国を保持するというのは、ただたんにそのもてるところのものを失わないというのみではなく、その欠けるところを増すことなのである。いま急いで軍備を固め、軍艦や大砲をほぼ備えたならば、蝦夷の地を開墾して諸大名を封じ、隙に乗じてはカムチャッカ、オホーツクを奪い取り、琉球をも諭して内地の諸侯同様に参勤させ、会同させなければならない。また、朝鮮をうながして昔同様貢納させ、北は満州の地を割き取り、南は台湾・ルソンの諸島をわが手に収め、漸次進取の勢いを示すべきである。
明治政府の富国強兵の基礎。おそるべき侵略主義。ここからだったのか。

雨漏りの応急処置

2015-06-26 | 日記
数か月前、廊下の天井のベニヤ板が垂れ下がっているのに気づいた。雨漏りが原因である。手前にある2つの本棚の本と雑誌を処分して、やっと真下に行けた。濡れた本や雑誌もあった。床も弱くなっている。ベニヤの一部を切断すると、原因が明らかになった。トタンに穴が数カ所空いていたのである。




谷樋のトタン


おそらく10年ほど前に始まっている。天井、壁、床の朽ちた個所を取り除いた。ここは敷地内にある空き家で物置になっている。お金をかけて修理する気はおこらない。それでも応急処置はしなければならない。2週間ほど前、内側から幅広のセロテープ、屋根に上ってセロテープと布のガムテープで塞いだ。安易な対応だが、効果抜群である。今日の雨をふくめ処置をした後、2度雨が降ったが、まったく漏れていない。屋根の方は透明のプラスチックの波トタンで覆うつもりだが、問題は部屋の方である。とりあえず、要らない本、雑誌、衣料、家具を片づけなければならない。もっと早く対応すべきだった。

ヤブカンゾウ

2015-06-25 | 日記
ラジオ体操をしているときに、ハクチョウゲの中にオレンジ色の花が咲いていることに気づいた。調べると薮萱草(やぶかんぞう)、別名萱草(わすれぐさ)。これまでも咲いていたのだろうか。八重の一日花を次々に開くという。美しい花、得した気分である。




条件つき確率

2015-06-23 | 日記
このごろ向かいの家の小学1年生の子供とその友達がよく遊んでいる。一輪車に乗って遊んでいる。昨日、セイタカアワダチソウの茎が折れていて、葉が散乱していた。誰かが折った雰囲気があった。だれ?って、思った。今日の夕方、居間からレースのカーテン越しに外を見ていると、一人の女の子が敷地に入ってきて、ヒメジョオンの花を折っている。外へ出てみると三人で花をもって遊んでいた。花を取ってはいけないと注意をした。
1月ほど前、5月の下旬に紫陽花の花が折られていた。心ない人がいるものだと思った。これまでそんなことはなかったなかったのでどうしてなのだろう、誰かに恨まれているのだろうかと思ったりしていた。
紫陽花を折ったのは今日ヒメジョオンの花を折ったこの小学1年生の女の子だったのではないだろうか。


縛る

2015-06-22 | 日記
不要になった本や雑誌やノートを資源ゴミに出すことにした。この半月ばかり自分のと妻のを整理している。紙袋に入れたり、ひもで縛ってまとめている。数が多いので、ひもで縛るのに慣れてきた。要領がつかめた。新聞紙はこれまで紙袋に入れていただけだが、縛れるのではないかと思い実行してみた。簡単に出来た。思いがけない効果。明日は大ゴミ(分別収集)の日である。