ここがアテネだ、ここで考えろ! 久しぶりに新聞やテレビを興味をもって見ている。ギリシャ危機。ATMに並ぶ老人たちはプラトンやアリストテレスの末裔である。弁証法の故郷の出来事。ソクラテスとヘーゲル、ギリシャとドイツ、チプラスとメルケルの対立。
踊るのか、跳ぶのか。
踊るのか、跳ぶのか。
新しい朝が来た 希望の朝だ2番は聞いたことがないが、次のようになっている。
喜びに胸を開け 大空あおげ
ラジオの声に 健やかな胸を
この香る風に 開けよ
それ 一 二 三
新しい朝のもと 輝く緑この2週間、妻もやるようになった。
さわやかに手足伸ばせ 土踏みしめよ
ラジオとともに 健やかな手足
この広い土に伸ばせよ、
それ 一 二 三
太陽は昇っているのでなければ西に傾いているのであり、月は満ちているのでなければ欠けつつあるのである。同様に国も隆盛でなければ衰えているのだ。だから、よく国を保持するというのは、ただたんにそのもてるところのものを失わないというのみではなく、その欠けるところを増すことなのである。いま急いで軍備を固め、軍艦や大砲をほぼ備えたならば、蝦夷の地を開墾して諸大名を封じ、隙に乗じてはカムチャッカ、オホーツクを奪い取り、琉球をも諭して内地の諸侯同様に参勤させ、会同させなければならない。また、朝鮮をうながして昔同様貢納させ、北は満州の地を割き取り、南は台湾・ルソンの諸島をわが手に収め、漸次進取の勢いを示すべきである。明治政府の富国強兵の基礎。おそるべき侵略主義。ここからだったのか。