対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

卵は割れていた

2016-04-29 | 庭に来る鳥
椅子の上にあった巣は地面に落ちていた。卵は2つに割れて中身はない。乾いた白い殻だけである。鳥ではない。おそらく猫の仕業である。庭に猫が出入りしているのである。
キジバトの観察をしていけるのではないかと期待していたが、残念な結果になった。卵が落下したのは、キジバトの自損事故だったと思う。

庭の手入れ

2016-04-28 | 日記
昨年は庭の小さな花に興味をもち、撮影して投稿している。キュウリグサ(胡瓜草)、オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)、ハルジオン(春紫苑)、アメリカフウロ(アメリカ風露)、オニタビラコ(鬼田平子)など。しかし、これらはツツジやシランやアマドコロと違って基本的には雑草である。今年は早めに刈ってしまおう。通路にあればなおさらである。

野老と海老

2016-04-27 | 日記
「ところ」と「えび」。海老は読めるが野老は読めない人が多かっただろう。ところが、一気に読めるようになった。五輪エンブレムをデザインした作者の苗字として有名になったからである。
野老はヤマノイモ科の植物である。「野老」は「野」の「老人」である。地下茎のひげ根を老人のひげに見立てたものである。「海」の「老人」、「海老」と対(ペア)になっている。野の「野老」と海の「海老」。白い顎ひげをたくわえた野老氏をみながら、野老の由来を思い出した。

マクスウェルのひらめき

2016-04-26 | εとμの複合
インターネットにはマクスウェルの論文が公開されている。例えば、1865年の“A Dynamical Theory of the Electromagnetic Field”(「電磁場の動力学的理論」)、1873年の“A Treatise on Electricity and Magnetism” (『電磁気論』)がある。もちろん、読んでもわからないのだが、自分の関心がある個所があると立ち止まって考えてみる。
マクスウェルは『電磁気論』のなかでnを「number of electrostatic units of electricity in one electromagnetic unit」と仮定してnが速度になることを導いていた。それを参考にして記事(「光の電磁波説」の誕生)を書いた。この「number of electrostatic units of electricity in one electromagnetic unit」(1・Qm=n・Qs , 1電磁単位=n静電単位)は「電磁気論」の中だけかと思い込んでいたが、同じ表現が「電磁場の動力学的理論」の中にも出ていた。ただこちらではnではなくvと設定してある(1・Qm=v・Qs)。当然、なくてはならない設定である。この設定から電磁波の速度の式と1856年の実験を結びつけている。
「電磁場の動力学的理論」に次のようにある。
By the electromagnetic experiments of MM.WEBER and KOHLRAUSCH,
     v=310,740,000 meters per second
is the number of electrostatic units in one electromagnetic unit of electricity,and this,according to our result,should be equal to the velocity of light in air or vacuum.
電磁単位と静電単位の比は光の速度である。これがマクスウェルのひらめきだったのではないだろうか。

卵はあったが、

2016-04-25 | 庭に来る鳥
カラスではない。ヒヨドリは可能性がある。しかし、卵をもっていけるだろうか。無理だろう。落ちているのではないか。そんな推理をして土曜日に再び葉蘭をかき分け探した。白い卵はあった。手に取るとき殻が凹む感覚が伝わった。ヒビは入っているが、膜は破れていない。まだ生きているだろう。親が戻ってくる可能性はないだろうか。枇杷の木の近くに椅子がある。その上に、残っている巣の小枝と新たな小枝を足して巣を作った。卵をその中に置いた。しかし、今日になってもそのままである。

卵が消えた

2016-04-22 | 庭に来る鳥
夕方、巣をみるとハトはいなかった。巣がばらけて垂れ下がっている。気になって近づいていくと卵はなかった。落ちたのだろうか。葉蘭(ハラン)の上に巣の小枝が落ちている。葉をかき分けて見たが、卵はなかった。

昨日は雨の中、卵を抱いていた。今朝も抱いていた。何があったのだろう。

Latexの導入

2016-04-21 | 日記
数式がきれいに表示できるということで、10年ほど前、ダウンロードして導入を試みたが、できなかった。また必要になって導入を試みた。こんどは本のCD-ROMから行った。2度いきづまった。最初はWinShellが動かなかった。本の説明にしたがって、設定を見直すと、PDFLaTexの設定に間違いがあった。訂正すると動くようになったが、こんどはdviファイルからPDFファイルが作れない。ネットで調べると、DVIOUTのプロパティ、Printerのdviprt:の設定が原因だった。何も設定されていなかった。空欄に指定された長い文字列(コピペできる)を入れると、作れるようになった。とりあえず土俵はできた。

抱卵

2016-04-20 | 庭に来る鳥
ラジオ体操のときには、すでに1羽、巣の中にいた。1羽いるだけで、巣作りをしているようには見えない。今日は一日中庭仕事をしていた。巣の近くを通るたびに確認した。午前中はいつもいた。

午後もいたが、4時ごろ一度だけいないときがあった。近づいて見ると卵が1つあった。

しばらくすると、また戻ってきていた。
ウィキペディアに「抱卵は夕方から朝までの夜間は雌、昼間は雄が行う」とある。確認していたのはオスで、朝と夕方(最後)に見たのがメスだったのだろうか。抱卵日数は半月ほどだという。

巣作り2

2016-04-19 | 庭に来る鳥
今日は午前中に2羽で巣作りをしていた。8時ころである。午後にはもういなくなっていた。小枝は増えている。


「鳥の巣についての基礎知識 - 大阪市立自然史博物館」に次のようにある。
(引用はじめ)
キジバトは、メスとオスが分担作業してつくります。オスが巣材である枝を運び、巣場所に座っているメスに渡します。メスは受け取った枝を自分の腹の下に差し込みます。オスは一度に一本ずつ樹の枝を運ぶので、巣の枝の数はオスが巣材を運んだ回数をあらわします。
京都で調べた結果、キジバトの巣は平均125本の枝でできていました(図を参照のこと)。キジバトのオスは1時間に30本程度の枝は運びますので、巣ができるのにかかる時間は平均4-5時間ということになります。キジバトは一日に1-2時間しか巣づくりをしませんので、3日程度をかけて巣を完成させることになります。
キジバトの巣は、日本の鳥でつくるのに一番時間がかからないといってもいいのではないでしょうか?
(引用おわり)
明日完成だろうか。

巣作り

2016-04-18 | 庭に来る鳥
午後庭に出ると枇杷の木の下でカサカサという物音がする。枯れ葉の上を歩くキジバトだった。近づいても逃げていかない。何かを探しているようだ。小枝をくわえ羽ばたき、近くの枝にとまる。もう1羽いる。巣作りをしているのだと思った。ネットで調べてみると、オスが小枝をさがしてきて、1本ずつ枝にいるメスにわたすのだという。そしてメスはそれを並べて巣をつくっていく。
夕方いなくなっていた。近くに行ってみると巣があった。簡単な巣だというが、さすがにこれはまだ途中だろう。明日またやってくるだろうか。