弁証法の共時的構造を、論理的なものの動きに着目して、「ひらいて、むすんで」と表現した。そして、共時的構造そのものを「ひろがるかたち」と表示した。また、弁証法の通時的構造の場合、論理的なものの動きについてみたときは、「ふたつをひとつに」とあらわし、通時的構造じたいについては「つながるかたち」と表示した。こんどは「論理的なもの」に想定している自己表出と指示表出を、ひらがなとつなげてみた。
ひらがな表出論
目次
1 理性と悟性の違い
2 記号の2つのグループ
3 悟性とつながる記号(詞)、理性とつながる記号(辞)
4 自己表出は「辞」である、指示表出は「詞」である。
5 表出の波動説と粒子説
6 「辞」は「ひらがな」、「詞」は「漢字」
7 自己表出は「ひらがな」の表出、指示表出は「漢字」の表出
8 「論理的なもの」への応用
9 ひらがな表出論
10 ひらがな表出論の具体例
自己表出は理性に基づいている。自己表出は関係の表出であり、「辞」に表われる。指示表出は悟性に基づいていて、指示の表出である。これは「詞」と関連している。助詞や助動詞、接続詞がひらがなで書かれることが多く、名詞、動詞、形容詞が漢字で書かれることが多いことに着目すれば、自己表出は「ひらがな」の表出ということができる。一方、指示表出は「漢字」の表出ということができる。
ひらがな表出論
ひらがな表出論
目次
1 理性と悟性の違い
2 記号の2つのグループ
3 悟性とつながる記号(詞)、理性とつながる記号(辞)
4 自己表出は「辞」である、指示表出は「詞」である。
5 表出の波動説と粒子説
6 「辞」は「ひらがな」、「詞」は「漢字」
7 自己表出は「ひらがな」の表出、指示表出は「漢字」の表出
8 「論理的なもの」への応用
9 ひらがな表出論
10 ひらがな表出論の具体例
自己表出は理性に基づいている。自己表出は関係の表出であり、「辞」に表われる。指示表出は悟性に基づいていて、指示の表出である。これは「詞」と関連している。助詞や助動詞、接続詞がひらがなで書かれることが多く、名詞、動詞、形容詞が漢字で書かれることが多いことに着目すれば、自己表出は「ひらがな」の表出ということができる。一方、指示表出は「漢字」の表出ということができる。
ひらがな表出論