対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

柿の収穫を始める

2021-10-29 | 庭の草木
4年ぶりの収穫になる。2017年に枝をほとんど切り落とし幹だけにした。枝が伸び、葉が茂り、花は咲いたが、3年間、実はできなかった。今年、4年ぶりに実が出来た。柿の木はよく頑張ったと思う。できた実のうち、いくつかは(10個ほど)カキノヘタムシにやられたが、20数個ほど色づいている。

これから収穫していく。楽しみである。

キタテハがいた

2021-10-28 | 庭の小動物
朝、蝶が飛んでいた。ひらひら飛ぶのではなく、どちらかといえば、直線的にすばやく飛んでいるような印象を持った。初めて見る蝶だと思った。カンナの葉に止まった。翅を閉じていた。翅の裏は灰色に見えた。また、少し開いた隙間から翅の表を見ると、橙色が見えた。

昼に庭に出ていると、朝に見た蝶と同じように飛んでいる蝶がいた。追ってみたが見失ってしまった。 今日は天気が良くて、モンシロチョウやモンキチョウも飛んでいる。そちらを追うことにした。追っているとき、カンナの葉に翅を閉じて止まっているチョウがいた。

調べてみると、キタテハ(黄立羽)だった。翅の裏の枯れ葉模様の中央下に白い小さな「く」の模様が特徴だという。この「く」は「C」にも見え、学名のPolygonia c-aureum(金色の"C"の~)の由来になっているという。キタテハの翅の表は黄色の地に黒い斑点で、裏とは全く違う。肉眼や写真では確認できなかったが、黄色なのだろう。

朝、見掛けたのは、裏が灰色、表が橙だったが、このキタテハだったのではないだろうか。少し前にルリタテハ(瑠璃立羽)を見た(10.8)。その時は翅の裏は見えなかった。こんどのタテハは裏しか見えなかった。

オオハナアブと茶の花

2021-10-27 | 庭の小動物
茶の木に近づくと羽音が聞こえてきた。たくさんの虫が蜜を求めて飛び回っている。一番多いのはミツバチで、これは以前記事を書いた(「みつばちと茶の花」2018-11-07)。きょうも脚に「花粉だんご」がついている。 ミツバチではなく、他の種類もいるように思えた。胴が太く、黒いのである。それを追った。

調べてみるとオオハナアブ(大花虻)だった。これまでも来ていたのだろう。

越津(こしづ)ネギと赤トンボ

2021-10-26 | 庭の小動物
トンボがハナモモや カンナの 周りを飛んでいた。 2匹いる。赤トンボだと思った。カンナに止まっているトンボはよくみると赤くない。こちらはメスだろう。ネギに止まっているトンボは赤い。こちらはオスだろう。

赤トンボはいったん飛び去ってもまた戻ってくる。何年か前、はじめて庭で赤トンボに気づいたとき、この習性に驚いた。このネギは越津(こしづ)ネギである。今年苗をもらい、はじめて植えた。大きく生長した。赤トンボはネギの先端に止まったり、飛び去ったり、また止まったり。

色づく千両の実

2021-10-25 | 庭の草木
今年、千両は表の年である。実がよく出来ている。ほとんどは青い色のままだが、少し朱がさしているものもあれば、かなり橙色が進んでいるものもある。

通路の傍らのここが一番まとまって色づいている。それでもまだまだ色は薄い。濃い赤色はなじみだが、微妙な色使いの千両は初めて見るような気がした。

クジラの喧嘩にエビの背中が裂ける

2021-10-22 | ハングル
トミの韓国語講座を復習していたら§24に次の諺が紹介されていた。

고래 싸움에 새우 등 터진다.  
(コレッサウメ セウ トゥン トジンダ)
クジラの喧嘩にエビの背中が裂ける

全く覚えてなかった。クジラは強者、エビは弱者で、弱者が強者のとばっちりを受けるという意味である。(注)

ネットに「クジラ同士の戦いでエビはまたとばっちりを受けるのか」という記事があった(過去の朝鮮日報)。これは朝鮮(韓国)を大国(クジラ)に囲まれた小国(エビ)とみる見方をベースにしているもので、韓国をエビに見立てたのは、李承晩(イスンマン)だったという。

しかし、21世紀ではエビは韓国だけではない。日本はクジラからエビに変わった。クジラは数を減らし、2頭だけになってしまったのではないだろうか。

(注)クジラとエビの喧嘩と背中
새우(エビ)をNAVER 辞書で調べていると、全く逆の表現が出ていた。

새우 싸움에 고래 등 터진다.   
エビのケンカにクジラの背中が裂ける
目下の者ものの過ちが我身の上に害をおよぼすことのたとえ

どちらもクジラとエビの強弱関係と「とばっちりを受ける」関係は共通している。
ネットで調べて見ると、クジラの喧嘩の表現が圧倒的だが、どちらも出ていた。エビの喧嘩には次のような説明があった。
아랫사람이 저지른 일로 인하여 윗사람에게 해가 미치는 경우를 비유적으로 이르는 말.
下の者が引き起こした事が原因となって、上の者に害が及ぶ場合を比喩的に述べた言葉

あらためてNAVER 辞書を調べると「クジラの喧嘩」の表現も出ていた。どちらが古いのだろうか。落ち着くのは「クジラの喧嘩」だろうか。

チャミノガの「蓑」

2021-10-21 | 庭の小動物
茶の木に「蓑」(みの)が掛かっていて、近づいみた。

「蓑」はミノムシが糸でつないで作った巣である。この中で冬を越す。ミノムシはミノガの幼虫である。ミノガには大きくオオミノガ(大蓑蛾)とチャミノガ(茶蓑蛾)がいるという。「蓑」に違いがある。オオミノガは葉を使った紡錘型に対して、チャミノガは小枝を使った細長い筒状型だという。これはチャの木の枝にあり、筒状型だから、中にいるのはチャミノガの幼虫(ミノムシ)ということだろう。

阿蘇山が噴火、噴煙3500Mまで

2021-10-20 | ハングル
NAVERより

日 아소산 분화...“고온의 분출물 1km 거리까지 흘러내려”
日本の阿蘇山噴火「高温の噴出物1kmの距離まで流れ落ちる」

일본 기상청은 “이번 분화로 화산에서 나온 연기가 3500m 지점까지 솟아올랐으며 고온의 분출물이 1km 이상 떨어진 곳까지 흘러내렸다”고 발표했다. 이어 화구로부터 반경 약 2㎞ 범위에서는 용암이나 암석 파편, 화쇄류를 주의해야 한다고 당부했다. 기상청은 아소산에 대한 화산 경보를 화구 주변 규제에 해당하는 레벨2에서 입산 규제에 해당하는 레벨3으로 상향 조정했다.

日本の気象庁は「今回の噴火で火山から出た煙は3500メートル地点まで立ち上り、高温の噴出物が1キロ以上離れたところまで流れ落ちた」と発表した。 続いて火口から半径約2キロの範囲では溶岩や岩石の破片、火砕流に注意しなければならないと呼びかけた。 気象庁は、阿蘇山に対する火山警報を火口周辺規制にあたるレベル2から、入山規制にあたるレベル3に上方修正した。

ホシホウジャックの吸蜜

2021-10-19 | 庭の小動物
茶の花が咲き始めている。花とつぼみを撮っていると、羽音が聞こえてきた。胴が太くて、オオスカシバの体型だと思ったが、色合いが全く違った。葉に止まることはなく、あちこち飛び回っている。静止した翅を見ることはなかった。

調べてみるとホシホウジャク(星蜂雀蛾)だった。スズメガの仲間で、ホバリングしながら吸蜜するのだという。写真を見ると 、確かに長い口が茶の花に伸びている。1秒間に70回ほど羽ばたいているのだという。

水仙の葉が出始めていた

2021-10-18 | 日記
昨日から寒くなった。今日も寒い。昼近くになって、体を温めるのも兼ねて、草刈りをしようと思った。すでに水仙の葉が出てきていて、全部を草刈機ではできず、通路だけをやることにした。

作業着、長靴、革手袋、タオルを首に巻いて、眼鏡、マスク。1時間ほどやった。これまでだと汗びっしょりになるところだが、適度に体が温かくなる程度だった。こちらは思い通りだった。しかし、途中から目がしょぼしょぼしてきた。ほこりか何かが入ってアレルギーが出た感じである。終わってからも目が痛い。アレルギーの薬を飲み、ドライアイの目薬をさし続けている。