対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

ハナモモとシジュウカラ

2019-01-31 | 庭に来る鳥
昼寝の後、2階の部屋から庭を見ると、まず目についたのはジョウビタキだった。ユスラウメに止まっていた。その近くに白っぽい鳥も見えた。スズメでもなくメジロでもない。シジュウカラだった。今年はじめてである。カメラをもって庭に出た。まだ、ユスラウメにいた。2羽いる。しばらくして、2羽とも、ハナモモに移ってきた。近づいてきたのである。

そのうち1羽はナンテンに移動した。さらに接近してきたのだが、撮れなかった。2羽はペアだったのだろう。ナンテンの1羽が飛び立ったら、ハナモモの1羽もその後を追うように飛び立ってしまった。

野菜を作ろう

2019-01-29 | 日記
一昨年はタマネギとサツマイモをほんの少しだけ。昨年は何も作らなかった。今年は野菜作りを頑張ってみようと思う。これまで農薬を使ったことはなく、肥料もなるべく使わないようにしてきたが、聞いていると、農薬はともかく、肥料は使った方がいいようである。ジャガイモ、ネギ、ホウレンソウ、コマツナ、キュウリ、トマト、ナス、サツマイモ、カボチャ、ブロッコリー。これはやってみたい。ニンジン、ダイコン、ダイズ、ハクサイ、キャベツ、これらはやってみたいが、レベルが高すぎて無理だと思う。

異体字、動用字

2019-01-28 | ノート
恩讐を辞書(「新明解国語辞典第5版1997」)で引くと、字が小さすぎて読めないが、「讐」ではないように思えた。そこで虫眼鏡(ハズキルーペではない)を使うと、

とある。初めて見る字だった。調べてみると、こちらが正字で讐は別体のようである。復讐も見出しは復讎になっている。他方、広辞苑第2版1969では、どちらも恩讐、復讐が見出し語になっている。
このような意味も音も同じだが、構成要素(偏旁)の配置が違う漢字を動用字という。これもはじめて知る言葉だった。異体字という大きなくくりで理解していた。峰と峯、嶋と嶌と㠀(この略字が島)などはこれまで知っていた動用字である。松と枩は例に出されているが、「枩」(「まつ」の変換候補に出てくる)は直接見たことがない。
「動用字」は『新明解』には松、海、峰、群の例を挙げた後、「漢字の偏旁の(一部分の)位置を取り替えた異体字」と説明がある。他方、広辞苑第2版には「動用字」の見出しはない。新しい用語なのだろうか。

酒と睡眠と読書と財布

2019-01-25 | 日記
12月になって飲みはじめ、正月が過ぎても酒がやめられなかった。久しぶりだったので、嗜好が変わっていた。ビールはいろいろ試した。コップへの注ぎ方がかなりのウェイトを占めることに気づき、第3のビール(「麦とホップ」)に落ち着いた。焼酎では芋よりも麦がよくなっていた。なくなりかけると補充していた。しかし、ここ2日間はやめた。再び、酒と離れた生活にもどった。
きっかけは、ビールがなくなっていて、焼酎だけを飲んだ夜、夜中にトイレに起きなかったこと。それまではたいがいトイレに起きていた。次の日、焼酎もなくなって、何も飲まなかったら、朝までぐっすり眠れた。久しぶりに空腹を感じながら眠った。昨日は、本を読む楽しみが付け加わった。
酒は飲まない方が睡眠にいいようである。本を読むにも、また、財布にも。

連立と複合2

2019-01-23 | 日記
昨日の新聞に米沢富美子の訃報が載っていた。また今日の中日春秋に追悼文が載っている。偉い人だったようである。わたしは『人物で語る物理入門』(岩波新書 2005年)の著者としてだけ知っていた。以前、その中の「連立」という言葉に興味をもった。
連立と複合
これは10年以上前の記事である。「連立」を新しい弁証法の理論(複合論)に組み込む試みだった。その試みは遠くなってしまったが、あらためて「連立」に着目すると、それは米沢富美子さんの歩みを特徴づけているのではないかと思う。中日春秋を引用して、追悼することにしよう。
(引用はじめ)
仕事を取るか家庭に入るか。多くの女性が二者択一を迫られていた時代に京大の学生だった米沢富美子さんは家庭か物理の研究の道かで悩んだ。女性物理学者が極めて珍しかったころである。出した答えは両方。「物理と僕の奥さんと、その両方をとることを、どうして考えないの」。夫となる先輩の允晴(まさはる)さんの言葉が大きかったという
▼戦争で父を失い、大家族に憧れがあった。五歳のころ、母から「三角形の内角の和は二直角」の証明を聞いて理解している。<雷に打たれたような衝撃>まで受けたという(著書『まず歩きだそう』)。才能も輝いていた
▼国際的なビジネスマンになる夫に励まされ、決意とともに困難な道を進む。すぐに独創的な成果をあげて注目され、非結晶物質、アモルファスの研究分野で第一人者になった。三人の子も育てる
▼ロレアル・ユネスコ女性科学賞など多数の賞を受賞することになる。女性で初めて日本物理学会の会長も務めた
▼米沢さんが、八十歳で亡くなった。後に続く女性にどれほどの力を与えたか。二つしか選択肢がないように見えるときに、両方に挑戦する道もあると示した人でもある
▼早く亡くなった允晴さんへの愛情をくり返し語ってきた。著書にはいずれ再会したら<いい女になったなあ>と言われるように生きたいと書き残している。二つの道を立派に生き抜いて旅立った。
(引用おわり)



ひさしぶりにバスに乗った

2019-01-22 | 日記
県図書館を出て、栄の丸善を目指して歩いた。(ここは最初から歩くつもりだったが、バスで簡単に移動できるのだろうか。)新しい丸善は初めてである。7階建てのビルになっていた。興味のある階を見て回った後、朝、来た経路を逆にたどるつもりで外に出た。
ところが、栄のバス停がわかりにくい。大津通のバス停にこだわったのがまずかった。上小田井行きがわからず、いったん名古屋駅に出て、別の経路で帰ることにした。後で考えてみれば、栄のバスターミナルに行けばよかったのだが。
土曜日、3度、バスに乗った。上小田井から市役所前、栄から名古屋駅、名古屋駅から上小田井、どのバスにも座れたが、ほぼ満席だった。眺めは十分楽しめた。
バスは交通量に影響される。また、本数が少ない。これが欠点。上小田井・名古屋間は1時間に1本だった。急ぐ人には向かない。逆算して行動する必要がある。しかし、栄のバス停は繁華街にあり、また名古屋駅のバスターミナルは新しいビル(KITTE)にあり、待ち時間はまったく苦にならなかった。

スズメの休息

2019-01-21 | 庭に来る鳥
スズメが群れて、地面と木の枝を行ったり来たり。地中の虫を探しているかと思えば、何かのきっかけで、枝に飛び移る。そしてまた、地面に舞い降りる。枝では何かを啄むそぶりは見せず、ただ休んでいるように見える。


持参人方式の定期券

2019-01-18 | 日記
明日は子供の定期券を借りて、バスで名古屋へ行くつもりである。これは違反ではない。名古屋の市バスの通勤定期券は、記名人以外でも利用できる持参人方式で、その利用を勧めている(「市バスの通勤定期券は、借りて使うことができます」)。
道路地図とパソコンで経路やバス停を確認する。上小田井まで電車で行き、そこから栄行きのバスに乗って、途中下車する。目的地は県図書館だが、窓から見える風景や街並みが楽しみである。帰りはどうしよう。栄の本屋に立ち寄って、同じ経路を逆にたどろうか。それとも名古屋駅まで行って別の路線で戻ろうか。