対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

午後からのラジオ体操へ

2019-11-29 | 日記
朝6時半のラジオ体操はもう無理だ。今日は布団の中でラジオ体操を聴いていた。今週の前半はなんとか庭に出てやったが、日の出の時刻がだんだん遅くなり今日は6時41分だった。昨日、今日とさぼってしまった。ラジオ体操の放送は1日に4回やっている。あと8、12、15時。12か15にシフトすることになるだろう。
体操は動作を大きく、力強く、めりはりをつけてやるようにしている。ガラス窓で動きをチェックしている。第1と第2をやるだけで汗ばんできて、とてもいい運動になっている。あと腿の筋肉を補強できるような運動があればいいのだが、持続的にできるようなものがなかなか見つからない。

「ハマンヨン하망연」を読む4

2019-11-28 | ハングル
「チャングムの誓い」を最初から見はじめて、28話になっている。女官から医女に変わる所である。済州島の海辺で「ハマンヨン」が女性の声で、2度ハングルで歌われる。チャングムからミンジョンホへ、ミンジョンホからチャクグムヘ、どちらの恋も一方通行で「何茫然ハマンヨン」の世界だが、しかし、この恋はいずれ成就する。その意味では「何茫然」ではない気がする。これに対して、クミョンの恋はいつまでも片思いである。しかもチャングムやミンジョンホに対する憎しみと一体化している。

청상에 새겨 미워도 곱다
チョンサゲ セギョミウォド ゴッタ
청상(青いチマ、푸른 치마) +에(~に)、새기다(刻む)+어(~して)→새겨(刻んで)
밉다(憎らしい、ㅂ変格)+도(~しても、Ⅲ)→미우어도→미워도 (憎らしくても)
곱다(きれいだ、美しい)
青いチマに刻んで 憎らしくても美しい
I engrave on blue skirt so hateful and beautiful

参考、YOKO訳
청상에 새겨 미워도 곱다   
淡霜にその名を刻む 憎いほど愛おしい
I engrave the name into frost
so beautiful and hateful.
청상を「青いチマ」ではなく、淡い霜と訳している。古い言葉にあるのかもしれない。辞書やネットでは確認できなかった。

スコップとシャベル

2019-11-26 | ノート
地域によって違うらしい。岐阜で育ったが、両手両足を使う大きいものがスコップ、園芸用の片手で使える小さいものをシャベルと使い分けてきた。
日本のJIS規格では、足をかける部分があるものがショベル、無い物がスコップらしいが、まったく実感が伴わない。雪かきなどで使うのはすべてスコップ(肩が張っているものも、なで肩(丸い)のものも)。
調べてみると、東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルと呼ぶのに対して、西日本では大型のものをシャベル、小型のものをスコップと呼んでいるようだ。わたしは東に位置しているようである。

今年のミカンの出来ぐあい

2019-11-25 | 庭の草木
今年、北側の蜜柑は裏だった。昨年の反動である。春に花はいくつか咲いていた。秋には青い実がいくつか出来ていた。緑の葉に隠れてよくわからなかったが、11月になって、実が色づいてきて、わかるようになってきた。夏ミカンのような大きさの実が全体で10個ほどある。
南側の蜜柑の出来は例年通りだが、数は多いような気がする。また粒も大きいような気がする。何か所かで支えている。支えがなかったら、地面に着いてしまう実もある。12月になったら、収穫しはじめようと思っている。

「ハマンヨン하망연」を読む3

2019-11-22 | ハングル
YOKOさんは「하망연」(何茫然ハマンヨン)の詞も英訳している。これまで見た最初の2行は次のようになっている。
(引用はじめ)
바람에 지는 아련한 사랑   
風と共に去る おぼろげな愛
Ephemeral love gone with the wind

별헤예 지듯 사라져가나   
崖に砕け 波に消え行く  
It breaks on a cliff and goes away in waves
(引用おわり)
わたしの場合は次のようになる。

風に 散る おぼろげな 恋
Vague love fallen by the wind
星に沈むように消えてゆくのか
It may disappear to stars, going down

これから韓日だけでなく韓日米でやってみよう。

천해를 괸들 못다할 사랑  
천해を「浅い海」とする解釈があったが、よくわからない。천(千)+해(年、년)でいいのではないか。新年(새해)の해だろう。천해(千年)+를(~を)で「千年を」。
괴다(支える)+ㄴ들(~しても)だが、괴다は辞書に出ている「支える」ではなく、恋する(사랑하다)と解釈するようである。괸들=사랑한들で、「恋しても」。
못(~出来ない)+다하다(尽きる、終える)+ㄴ(連体形)+사랑 (恋)、尽きない恋
千年を恋しても 尽きない恋
Even if I love for 1000 years but my love never run out
 
参考 YOKO訳
천해를 괸들 못다할 사랑   
千回恋しても 報われない愛
Even if I fall in love 1000 times  but never be rewarded

冬を迎えるマンゴー

2019-11-21 | マンゴーの栽培記録
9月に出た新葉は茶褐色が薄れて緑色になる途中である。葉の大きさは10センチほどになっている。株の高さはほとんど変わらず15センチで止まっている。この状態で冬を迎えることになる。寒さに弱く冬の管理は大変だという。小屋の片隅に置いておくだけにするが、枯れてしまうだろうか。それとも、生きのびて春に再び生長を始めるだろうか。

「ハマンヨン하망연」を読む2

2019-11-20 | ハングル
「YOKOのハングルマダン한글 마당」によると、「하망연」(ハマンヨン)には古い詞が使われ、作詞者自身の解説も公表されていないため、ネイテイブの韓国人でさえも解釈は難しいのだという。
例えば、前回の「별헤예 지듯 사라져가나」(星に、沈むように、消えてゆくのか)は、2つの解釈が可能であるという。「星」と「崖」。
YOKOさんは1「星の瞬き(にさえ揺らぎ)」のイメージ、2「崖に打ち寄せ砕ける波」のイメージを使い分けている。わたしは、そのはるか手前で、ハングルのつながりのどこから、瞬きや波が出てくるのかに悩んでしまう。
このサイトは「チャングムの誓い」のかなりの場面の翻訳があり、英訳もついていて、参考になる。
「하망연」(何茫然ハマンヨン)というタイトルは、Losing a heart in loveと訳されている。これはいいのではないかと思う。

2年ぶりに干柿をつるす

2019-11-19 | 庭の草木
一昨年、渋柿も甘柿もほとんど幹だけを残し枝を切り落とした。昨年は、どちらも新しい枝が伸びて、葉も茂ったが、実はならなかった。今年は、甘柿の方は実がならなかったが、渋柿の方は小粒だが、たわわに実がなった。枝が折れるのではないかと思うほど垂れ下がった。干柿を作る気になった。色付いた実をまとめて切り落とすと、重い荷物がなくなって枝が楽そうに思われた。
最初に干柿を作ったときはずいぶんと手間取ったが、いまはテキパキとできる。実を枝ごと切り落とす。今日は3本。机の上で実を、小枝を含めてTの字に切りとる。皮をむく。ヒモの縒りを戻してTの字をひっかける。1時間ほどで、24個できた。

あと何回か収穫するだろう。

「ハマンヨン하망연」を読む1

2019-11-18 | ハングル
ハマンヨン(하망연)の歌詞の訳をいくつか見たが、納得がいかない箇所がいくつもある。今回取り上げるところでは、별헤예である。わからないところは保留しながら、読んでいきたいと思う。

바람에 지는 아련한 사랑
パラメ チヌン アリョナン サラン
바람(風)+에(~に)、 지다(散る、沈む、消える)+는(連体形) 、아련하다(おぼろげだ)+ㄴ(連体形)、 사랑(恋、愛)
風に 散る おぼろげな 恋

별헤예 지듯 사라져가나
ピョレイェ チドゥッ サラジョガナ
별헤예はよくわからない。별(星)、헤예(~に)で、「星に」とする解釈があった。
また、별예헤を (벼랑끝에)と解釈して、「벼랑끝崖っぷち」で、「崖に」とする解釈もあった。
지다(散る、沈む、消える)+듯(~するように)、사라지다(消える)+어(~て、動作の連結)+가다(行く)+나(~するのか)
星に 沈むように 消えてゆくのか