対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

初めの三冊が間違っていた

2022-01-13 | 楕円幻想
『新天文学』56章のケブラーの「目覚め」は、一言でいえば、5°18′の正割1.00429がきっかけだった。56章をはじめて読んだときその過程を理解できたが、しかし、『新天文学』を読むように導いた山本義隆著『世界の見方の転換3』は5°18′の正割1.00429を誤解していた。それで自分の理解を確かめることになった。

振り返ってみると、それまでに読んでいたケストラー著『ヨハネス・ケプラー』・山本義隆著『世界の見方の転換3』・酒井邦嘉著『高校数学でわかるアインシュタイン』は3つとも間違っていた。

これに対して、それ以降に読んだ都築正信著「ケプラーの火星楕円軌道について」、E.J.エイトン著『円から楕円へ』、N・S・スワドロー著「ルネサンスの天文学」は正しくとらえていた。

初めの3冊だけが間違っているのではないだろうか。

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