ほけんだより

叡明高等学校保健室からのお知らせ

熱中症の症状と対応  

2011年07月25日 08時37分09秒 | Weblog



おはようございます 

熱中症には軽い症状から重い症状まで、次のようなものがあります。
症状に応じた対応をとることが大切です。

☆軽症(1度)
  めまい・立ちくらみ・ふくらはぎのけいれん
   →木陰や冷房の効いたところに移動、スポーツドリンクなどで水分補給。風を送って身体を冷やす。


☆中等症(2度)
  だるい(強い疲労感)・頭痛・吐き気・嘔吐・急に下痢になる
   →軽症での対処にプラスして、わきの下や太腿の付け根を氷で冷やす。
     自分で水分を取れない、すぐに吐くような状態なら、すぐに病院へ。

☆重症(3度)
  身体がふらつく・呼びかけに対して返事がおかしい・意識を失って倒れる・高熱・大声を上げるなど興奮状態
   →危険な状態のためすぐに救急車を。脳障害・肝臓腎臓障害・血液凝固障害などのかのうせいがあります。

 部活動などをしているときには、周りにいる仲間の状態にも気を配れるといいですね。 
  





熱中症はどんなときに起こる? 

2011年07月18日 08時28分57秒 | Weblog


おはようございます 

わたしたちの身体は暑くなると汗をかくことで体熱を放散し、体温が上がりすぎないように調節しています。
汗をかいて水分補給をしないでいると、このバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働くなってしまい、頭痛・強い疲労感・立ちくらみなどのさまざまな障害が現れます。これが熱中症です。
熱中症が起こりやすいのは、次のような条件のときです。

*気温が高い
*湿度が高い
*風があまりない
*前日に比べ、急に暑くなった

気温や湿度が高いと、体内に熱がこもりやすくなります。
風がないと、汗をかいてもその汗が蒸発しにくいため、体温が下がりにくくなります。
前日に比べ、急に気温が上がったような日は、身体がまだ暑さに慣れていないため、熱中症になりやすくなります。

予防は・・
『水分の摂取』『身体を冷やす』『運動の休止・涼しい場所で休む』です。

≪なでしこJAPAN 世界1≫の瞬間を観ていた方々、寝不足は体調を崩しやすい状況です。
今日一日は、自分の身体の変化をしっかり見続けて下さいね!  

よい汗と悪い汗  

2011年07月11日 07時52分42秒 | Weblog


おはようございます 

『よい汗』
 ・水のようにサラサラしていて、すぐに乾く。

『悪い汗』
 ・ミネラル分が多く、ベタベタしていて乾きにくい。

汗の大切な働きのひとつに、体温調節があります。
かいた汗が乾くときに身体から熱をうばって、体温が上がりすぎるのを防ぐというものです。
ベタベタして乾きにくい汗では、この体温調節がうまく行えなくなってしまいます。

10日は野球部の大会を応援しながら、いい汗をたっぷり流しました。
いい試合でした。
運動をしなかったり、エアコンのきいた涼しい部屋にばかりいると、よい汗をかく機能が低下し、悪い汗をかくようになるので注意してください!! 

空気が元気を左右する?  

2011年07月04日 07時49分29秒 | Weblog


おはようございます 

空気は一般に大気のことを指しますが、その大気の変化が健康に影響することも多いです。

たとえば前線通過、台風接近などで関節が痛む方も多いでしょう。
これは、気圧の変化によってカラダの中の圧力が一時的に変化し、患部にいつもと違う圧力がかかるのが原因といわれています。
このように、気象の急激な変化によって起こる痛みは『天気痛』と呼ばれます。
こうした場合の関節痛をやわらげるには、睡眠をきちんととり、血行を良くすることが大切です。

ゆったり入浴したり、軽いストレッチを試してみましょう! 
ちなみに・・体調が悪くなったり、関節が痛くなったりして、台風を予知した生徒がいましたよ。