ほけんだより

叡明高等学校保健室からのお知らせ

わたしは誰でしょう?  

2012年07月30日 08時56分54秒 | Weblog


おはようございます 

当ててください。

①わたしは卵を産むのに栄養が必要なので、人や動物の血を吸います。オスは血を吸いません。人や動物の出す二酸化炭素や汗のにおいで、いる場所がわかるので、汗はふいておくほうがいいです。わたしが刺すと、腫れたりかゆくなったりします。

②わたしはツバキやサザンカなどの葉っぱが大好きです。わたしの毛に触れると赤く腫れたり、じんましんが出たりします。かゆい部分を掻いているうちに毛が細かくなって広がり、腕全体や身体に広くじんましんが出ることもあります。

③わたしたちにはいろいろな種類があり、攻撃的な仲間もいます。わたしは黒い色や甘いにおいが好きなので、黒い服装は避け、帽子をかぶってください。香りの強いシャンプーにも、わたしの好きなにおいがあります。わたしが刺すと強い痛みやかゆみ、腫れなどが出たり、アナフィラキシーショックが起こったりすることもあり危険です。

さあ、『わたし』は誰だかわかりましたか?
答え・・①蚊   ②チャドクガの毛虫   ③蜂

手や足の虫刺され跡が、痛々しい人がいますね。
爪は短く切り、かきむしらないようにしましょう。  

夏バテのときは・・  

2012年07月23日 07時44分44秒 | Weblog


おはようございます 

暑くて食欲がないからと、冷たいものやあっさりしたものばかり食べてはいませんか?
そのことで、さらに夏バテが加速してしまうことも・・。
そこで、量は少なくても良いので、いろいろな種類の食品を食べる工夫をして下さい。
中でも意識したいのが、良質のたんぱく質をとること!
これが不足すると体力が低下してしまいます。
それからミネラルやビタミンも大切で、これらが足りないと、だるさや疲労感を招きます。
調味料の『酢』をスパイスとして利用するのもいいですね。

昨年に引き続き、今年の暑さもかなりのものです。
先日、労作体験で校舎内外の片付けと作業、そして除草を行いましたが、100名を越す生徒が自主的に参加してくれました。暑い中黙々と作業してくれた生徒に、同じく30名程一緒に作業をした教員一同、みな感謝の気持ちを持ちました。お疲れさまでした。
夏バテ知らずの元気な夏休みを過ごして下さいね!! 

熱中症(日射病・熱射病)に注意しよう  

2012年07月16日 07時41分07秒 | Weblog


おはようございます 

熱中症は直射日光のあたる屋外だけでなく、ムシムシした室内でも起こります。
熱中症には、日射病・熱射病以外にも、熱けいれん・熱失神・熱疲労などがあります。

熱中症の症状
  ・大量の発汗による筋肉のけいれん
  ・脱水症状による全身倦怠感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛など
  ・高体温と意識障害

こんなことに注意
  *休憩を取りながらの活動にする
  *こまめに水分を補給する
  *できるだけ薄着にし、直射日光は帽子で避けたりする
  *締め切りの室内は、風通しを考える

もし異常が発生してしまったら、涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ下さい。 
(顔が赤い場合は、頭を高くして寝かせる) 
今日は『海の日』です。水辺での事故にも十分気をつけてください!

下着を着よう  

2012年07月09日 07時51分48秒 | Weblog


おはようございます 

「体調が悪い」「風邪をひいた」といって保健室に来室してくる生徒のほとんどが、ワイシャツ1枚しか着ていない生徒です。理由は『暑いし』ということですが、下着を着ないとこんな状態になります。

*皮膚がべたべたする
*なんだか臭い
*倦怠感がする(だるい・やる気がでない・等)
*冷える
*内臓の働きが低下する

人間の身体は活発に代謝をしていて、常に汗や垢が皮膚を通して老廃物として排出されています。
皮膚と衣服の間の温度が上がると、体温調節のために汗がでます。下着がこの汗を吸収し逃してくれます。
下着には、身体のべたつきを押さえる効果もあります。
また、冷房の効いた場所に入ったときも、下着をきているほうが、衣服内の急激な温度変化を抑えることができます。

このような特性を理解して、ワイシャツの下には下着を着用してくださいね。

熱中症予防  

2012年07月02日 07時49分25秒 | Weblog


おはようございます  

先週、2年生は修学旅行、1年生は校外学習がありました。
それぞれ楽しい時間がすごせましたか?

梅雨が明けると晴れて暑い日が続き、熱中症がおきやすくなります。
熱中症は、暑さによって起こる身体の不調で、ひどいと死に至ることもあります。
症状は、体温が上昇して体内に熱がこもってしまい、熱けいれん・熱疲労(頭痛やめまい、吐き気や脱力)・熱射病(異常な体温の上昇と意識障害)などがおこります。

予防策として・・・
①朝食の味噌汁やスープで、塩分補給
②水分をこまめにとる
③速乾性の素材の服を着て、肌を出しすぎない。外では帽子をかぶる
④運動をするときには定期的に涼しいところで休憩する
⑤体調に気をつけて無理をしない

今週は4日から期末試験が始まります。
勉強して、この試験をやりきって、それで夏休みに突入できるようにしましょうね。