ほけんだより

叡明高等学校保健室からのお知らせ

低体温の人が多くなりました  

2014年02月24日 07時50分43秒 | Weblog


おはようございます 

健康な人の体温は36.5度くらいです。
それに対して、35度台、もしくはそれ以下の体温であることを『低体温』といいます。

低体温になるとどうなるの?
 ・免疫力が低下し、風邪などをひきやすく、また治りにくくなる。
 ・基礎代謝が低下し、やせにくく太りやすい体質になる。
 ・体内酵素の働きが低下し、消費能力とエネルギー生産力が低下する。

どうやって改善するの?
 ・運動をして、筋肉の衰えを防ぐ。
 ・栄養バランスの整った食事をする。
  身体の温まる野菜(にんじん・大根・れんこん・ごぼう等の根菜類など)をとるようにする。
 ・身体を温める。(半身浴 等)
  暖かい服装を心がける。(長めの靴下・下着 等)

低体温は、生活習慣の乱れ(バランスの悪い食事・睡眠不足等)やストレスも大きく関わっています。
基礎体温を上げる努力をして、健康な身体を作っていきましょう!!  



1時間に1回は換気を   

2014年02月17日 07時45分39秒 | Weblog


おはようございます 

寒いからといって、部屋をずっと閉め切っていませんか?
ストーブ等で部屋を暖めるときに忘れてはいけないのが換気です。
ストーブをつけるときに発生する二酸化炭素や臭い、煙、それと人息等が部屋の中に増えすぎて、頭が痛くなったり気分が悪くなったりしてしまいます。
寒くても、1時間に1回(10分程度)は窓を開けて、空気を入れ替えましょう。

上手な換気のコツは、入り口だけでなく出口も作ることです。
風が入ってくる窓を開けたら、対角線上にある窓もあけると空気の流れができ、スムーズに空気が入れ替わりますよ。


噛むことは健康の始まり   

2014年02月10日 07時48分26秒 | Weblog


おはようございます 

『噛む』行為は、脳の血流量を増加させ、脳の機能を維持するためにも非常に役に立つといわれています。

*おいしく食べる・楽しく食べる
味わうのはもちろん、よく噛むことで唾液の分泌が促進されます。
唾液には消化を助ける働きのほか、細菌の増殖を助ける働きもあります。

*脳の働きを活性化
よく噛むことで脳の血流量が増え、脳細胞が活性化するといわれています。
『噛む』動作が脳を刺激しているからです。

*アンチエイジング効果
唾液には、若返りホルモンが含まれています。
この成分は口の中はもちろん、骨・筋肉・血管・皮膚などの若さを保つ作用もあるとされています。

 おいしい食事を楽しむ・会話を楽しむ・歌を歌うなど、口は健康な生活になくてはならないものですね! 

立春と節分   

2014年02月03日 07時45分07秒 | Weblog


おはようございます 

節分は読んで字のごとく、季節と季節の分かれ目であり、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことをさしていました。
現在では、「立春」の前日を「節分」と呼ぶようになっています。
寒い冬から暖かい春になるこの時期を1年の境とし、現在の大みそかと同じようにまさに季節を分ける日と考えられていたということから、特に「立春」の前の日が「節分」として、広まったようです。
「春と冬を分ける節目の日」ということですね!

節分の豆まきは、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その邪気を追い払う儀式として、文武天皇の慶雲3年(706)に宮中で初めて行われたのだそうです。
一般的に豆まきに使う豆は炒った大豆。火で炒り、邪気を払った豆は『福豆』と呼ばれ、福を年の数だけ身体に取り入れることで次の年も健康で幸せに過ごせるよう願うということです。