ほけんだより

叡明高等学校保健室からのお知らせ

夏バテの主な原因  

2016年07月25日 08時39分23秒 | Weblog


夏バテの原因は、大きく4つに分かれます。

☆自律神経の乱れ
  ・エアコンの使用による室内と室外の温度差が大きいと、身体がその変化に対応しきれない。
  ・自律神経がうまく働かなくなり、全身に様々な症状が起こる。
☆水分とミネラルの不足
  ・上昇した体温を下げるために大量の汗をかくことで、水分とミネラルが体外に排出され、脱水症状を引き起こす。
☆胃腸機能、食欲の低下
  ・暑いからと言って冷たいものばかり摂っていると、胃腸の働きが低下し、食欲も低下し、十分な栄養が摂れなくなる。
☆睡眠不足
  ・熱帯夜など寝苦しい夜が続くことで、睡眠が不足し、疲労がたっまてしまう。

エアコンの設定温度は『寒いと感じない温度』が基本で、28℃を目安にしましょう。
肌(皮膚)は自律神経のセンサーなので、エアコンの中ではできるだけ保温(ひざ掛け・上着・靴下)を心がけてください。


海の日  

2016年07月18日 09時29分45秒 | Weblog


おはようございます 

海の日は、1995年(平成7年)に制定され、1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日の一つです。
制定当初は7月20日でした。
その後、2003年(平成15年)の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、7月の第3月曜日となりました。

なぜ海の記念日になったのかというと、1876年に明治天皇が東北地方巡幸の時に軍艦を使わずに灯台巡視船の「明治丸」に乗って航海しました。
「明治丸」が無事に横浜港に帰着した日が7月20日だったことにちなんで、1941年に提唱され制定されたそうです。
これが、海の日が7月20日となった由来です。
日本は海に囲まれた国ですから、「海の日」にはそんな海洋国である日本の繁栄を願い、海が私たちに与えてくれる恩恵に感謝するという目的があったのです。

海の日は楽しむだけでなく、私たちに恩恵を与えてくれる尊いものとして感謝することを忘れてはなりませんね!

「暑熱順化( しょねつじゅんか )」

2016年07月11日 09時35分53秒 | Weblog


おはようございます 

「暑熱順(しょねつじゅんか)」とは、読んで字のごとく、身体を徐々に暑さに順応させていくことです。
とくにここ数年、大きな問題となっている熱中症の予防策として知られるようになりました。
大きく分けて、2つの方法があります。


①汗をかく
  運動などで身体を動かして汗をかくことで、汗に含まれる塩分が体外に出る前に再吸収される仕組みが向上します。(熱中症対策では塩分補給も大事)

②環境温度を調節する
  冷房の設定温度を高めにしたり、比較的涼しい時間帯には外気を取り入れて過ごすことで、高い気温への慣れを促進します。

ただ、早く慣らそうとして急に激しく運動したり炎天下に身を置いたりすると、その行動自体が熱中症に直結してしまいます。
自分の身体の状態をしっかり把握し、負担にならない程度のペースで、早めの水分・塩分補給とともに進めて下さいね。  

あなどれない虫刺され   

2016年07月04日 07時37分51秒 | Weblog


おはようございます 

昨年から今年にかけて「デング熱」や「ジカ熱」といった感染症流行のニュースが多くありました。
これらはいずれも蚊が媒体するとされています。
山歩きやキャンプなどという特別な場合に限らず、身近な公園やグラウンド等でも、大きなかゆみで腕や足を腫らした生徒もたくさんいました。
自然が多い場所に出かける際には、長袖・長ズボン・帽子・首にタオル等の虫刺され対策を立てることが大切です。
虫よけスプレーや、携帯用蚊取り線香もいいかもしれませんね。

もし刺されてしまったら、幹部をむやみに掻きすぎたりしないことが大切です。。
症状が強いときには、水道の水で洗って冷やしたり、場合によっては医療機関で受診しましょう。