おはようございます
爪は皮膚の一部であり、皮膚が変化したものです。
手の爪は、成人で一日に約0.1mm伸び、半年から1年で全体が生え変わります。
足の爪が伸びる速さは、手の半分と遅く、生え変わるのに1年から2年かかります。
それぞれ成長速度は、季節・年齢・皮膚温度等、さまざまな要因によって影響されます。
爪の硬さは、爪甲の水分含有量によって規定されます。
皮膚の成長に比例して角質も厚くなるので、乳幼児は成人と比較して、薄く軟らかい爪をしています。
加齢や外的因子(有機溶剤・油脂・洗剤等)により水分含量が減少すると、厚さは多少保たれても、もろい爪になってしまいます。
爪が指先を保護するおかげで、手足の動作において指先に力を加えたり、うまく歩いたりできます。
動物にとっては人間より、もっと重要かもしれないですね。