怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

10月9日鶴舞公園テニスコートは雨で中止。

2023-10-10 08:15:22 | テニス
この日の予報は午前中は曇りで昼からは雨。
でも近づくに従って予報は変わり、悩ましい。
朝の7時ごろから細かい雨が降り出し、ウエザーニュースでは9時過ぎには雨は上がって曇りとなるのですが、前日からの雨でコートは濡れているのだろうな。
LINEでやり取りしたのですが、8時現在でも降っていて、9時にやんでもコートはびしょびしょで乾かないだろうとなり、残念ながらこの日は中止に。
う~ん、ままならないものです。
果たして9時過ぎには雨は上がってきて、でも雲は依然低く垂れこめていて、10時ごろに傘を持って散歩に出たのですが、路面は濡れている。

神宮東公園まで足を伸ばして見てみるとテニスコートは3面とも使っていなくて空いていたのですが、1組は集まっていて、これからやろうかというところ。

鶴舞公園でも4面あるうちの1面くらいはテニスをしているかも。
こういう場合はキャンセルできるのか?多分システムではキャンセルできずに、電話をしてねじ込めばいいのでしょうけど、ちょっと気が重い。
テニスがなくなるとこの日は予定はないので当然ながら暇を持て余す。
こういう時は小難しい理屈抜きで楽しめる本でも読むしかない。
と言うことで丁度借りていた今野敏の警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの「無明」を読みます。

今野敏の小説はいつもそうですけど読みだすと止まらなくて2時間ちょっとで読了していしまいました。
警察署の現場では階級は下でも経験を積んだ鬼軍曹と言うか番頭さんが組織を仕切っていて、上司でもやり方に口を挟むことが出来ないと言うのはありそうなこと。ましてや同期の仲間に出世した人がいて後ろ盾になっているとか、議員とか組合幹部と攣るんでいるなどと言うことになるとその人にすべて任せているうちはいいけど多少とも異論がある場合には覚悟がいるようになります。
そう言うことに引っ張られて事件捜査の中で見込みが違うと誤った方向に行くかもしれないのですが、こういうことは警察でなくてもありそうな話。
私が経験した職場でも現場経験が長い番頭さんはいて、課長も異動してきたばかりの係長の言うことよりも番頭さんの言うことを聞くことが度々でした。職場の運営が上手く行くのは番頭さんの出来次第とも言われていました。でもその番頭さんが人望がなくて暴走しがちの人だと職場を牛耳るだけに悲惨なことになります。最近保育園での不適正保育がよく報道されますが、年長の保育士さんが担当クラスを牛耳って、感情の赴くまま負の保育をしても閉ざされた空間でチェック機能もなく後輩の保育士は阿る様に同じことをやる、そうなると誰も間違っていると言えないようになっているのか。
実際には殺人を自殺と断定して取り上げようとしないなどとと言うことはないのでしょう(そう信じたい)が、小説はひょっとしたらこう言うこともあり得ると思わせながら主人公の樋口が組織の狭間で苦悩しつつ自分の見立てに従って事件を追求していく姿に引き込まれてしまいました。
警察小説を読むと同級生の副署長だった友人に一度本当の内部事情はどうなのと聞いてみたい気がするのですが、笑われるだけかな。

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