地球温暖化については、賛否両論が溢れ、どちらが本当か判断が付きかねるというのが本音。
しかし、実感としてこの冬は寒い日が続いています。この本にも出てきますが根本順吉は70年代には氷河期が来るといっていた。環境問題を金儲けか売名に使っている輩も多いのではないだろうか。日本は国、地方、民間を合わせて2006年度から20兆円以上も「温暖化対策」に使ってきた。財政危機と書いている中で本当に科学的に正しいことなんだろうか。
この本は「人為的CO2脅威論」はまやかしで、温暖化対策は無意味と喝破しています。何処まで正しいかは分からないものの論旨は明快で爽快感があります。武田邦彦教授はテレビでいかにも軽く出すぎているので、見るからに信頼性がいまいちなのですが言っていることは軌を同じにしているのですが、さすが東大教授。いかがわしさがある武田教授と違って説得力があります。

CO2悪玉論について言えば、CO2が植物の光合成に果たしてきた役割もあり、また長期でその変動を追っていけば今より何倍も濃度が高かった時代もあり、その時の平均気温は濃度とリンクしていない。CO2が食糧増産をもたらしている面もありローカルな森林減少はよく取り上げられるが地球規模で見れば緑化(砂漠化が進行しているのではなく)も進んでいる。ちなみに日本で言えば現在は「森林飽和」といっていい状態です。
地球温暖化が進んでいるように言われているが、地球全体の平均気温はどうやって測定されているのだろう。日本でも都市はヒートアイランド現象で気温がどんどん上がっている趨勢ですが、都市化の影響を受けない三宅島では過去70年近く気温は横ばいで上がっていない。
気候科学は地球規模の様々な現象が空間・時間の中で複雑に絡み合って顕われるので予測の確実性は低い。アメリカの元副大統領のゴアの著書「不都合な真実」と映画は誤りだらけの洗脳教材ということでイギリスでは科学的偏向があると判決が出ている。この本でもうその一部を論証しているが、そもそもこんな本を書きながら電気をがぶがぶ使う豪邸に住んでいるゴアなる人物は誠実な人間といえるのだろうか。
1000年以上長期に気温を見てみると中世温暖期とか小氷期とかがあり気温変動は繰り返している。IPCCのホッケースティックグラフは意図的に中世温暖期と小氷期を隠しており(クライメートゲート事件)とても信用できないし、気温上昇の程度と原因は単純なCO2原因説では到底説明できないみたいです。
そうした中で日本はいまだ環境大事と省エネとエコに励んでいるのですが、それで本気でCO2を減らしたいなら最終的には経済を縮小していかなければ無意味というのが分かっていないんでしょう。
再生可能エネルギーについても太陽光なり風力なりは変動する自然条件の中で発電量は不安定であり、今の日本経済、電化生活を維持していくためには、安定した電力供給を維持するためには、ある一定量以上は成り立たない。膨大な資金を投入して進める意味があるのか真剣に考えなくてはと思います。
温暖化論者にはまた理屈があるのでしょうが、扇動にのって行け行けドンドンで進めていく前に、科学的検証を行い、立ち止まってもう少し考えてみることが必要に思います。
原発がこんな状態で頓挫し、一方アメリカではシェールガス革命で化石燃料の限界はまだまだ先のこととなってきそうな状況です。どうもCO2削減を強力に進めることは難しいみたいです。
是非、「環境問題」が重要と考えている人には論拠を示した反論を書いて欲しいと思います。
しかし、実感としてこの冬は寒い日が続いています。この本にも出てきますが根本順吉は70年代には氷河期が来るといっていた。環境問題を金儲けか売名に使っている輩も多いのではないだろうか。日本は国、地方、民間を合わせて2006年度から20兆円以上も「温暖化対策」に使ってきた。財政危機と書いている中で本当に科学的に正しいことなんだろうか。
この本は「人為的CO2脅威論」はまやかしで、温暖化対策は無意味と喝破しています。何処まで正しいかは分からないものの論旨は明快で爽快感があります。武田邦彦教授はテレビでいかにも軽く出すぎているので、見るからに信頼性がいまいちなのですが言っていることは軌を同じにしているのですが、さすが東大教授。いかがわしさがある武田教授と違って説得力があります。

CO2悪玉論について言えば、CO2が植物の光合成に果たしてきた役割もあり、また長期でその変動を追っていけば今より何倍も濃度が高かった時代もあり、その時の平均気温は濃度とリンクしていない。CO2が食糧増産をもたらしている面もありローカルな森林減少はよく取り上げられるが地球規模で見れば緑化(砂漠化が進行しているのではなく)も進んでいる。ちなみに日本で言えば現在は「森林飽和」といっていい状態です。
地球温暖化が進んでいるように言われているが、地球全体の平均気温はどうやって測定されているのだろう。日本でも都市はヒートアイランド現象で気温がどんどん上がっている趨勢ですが、都市化の影響を受けない三宅島では過去70年近く気温は横ばいで上がっていない。
気候科学は地球規模の様々な現象が空間・時間の中で複雑に絡み合って顕われるので予測の確実性は低い。アメリカの元副大統領のゴアの著書「不都合な真実」と映画は誤りだらけの洗脳教材ということでイギリスでは科学的偏向があると判決が出ている。この本でもうその一部を論証しているが、そもそもこんな本を書きながら電気をがぶがぶ使う豪邸に住んでいるゴアなる人物は誠実な人間といえるのだろうか。
1000年以上長期に気温を見てみると中世温暖期とか小氷期とかがあり気温変動は繰り返している。IPCCのホッケースティックグラフは意図的に中世温暖期と小氷期を隠しており(クライメートゲート事件)とても信用できないし、気温上昇の程度と原因は単純なCO2原因説では到底説明できないみたいです。
そうした中で日本はいまだ環境大事と省エネとエコに励んでいるのですが、それで本気でCO2を減らしたいなら最終的には経済を縮小していかなければ無意味というのが分かっていないんでしょう。
再生可能エネルギーについても太陽光なり風力なりは変動する自然条件の中で発電量は不安定であり、今の日本経済、電化生活を維持していくためには、安定した電力供給を維持するためには、ある一定量以上は成り立たない。膨大な資金を投入して進める意味があるのか真剣に考えなくてはと思います。
温暖化論者にはまた理屈があるのでしょうが、扇動にのって行け行けドンドンで進めていく前に、科学的検証を行い、立ち止まってもう少し考えてみることが必要に思います。
原発がこんな状態で頓挫し、一方アメリカではシェールガス革命で化石燃料の限界はまだまだ先のこととなってきそうな状況です。どうもCO2削減を強力に進めることは難しいみたいです。
是非、「環境問題」が重要と考えている人には論拠を示した反論を書いて欲しいと思います。