怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

株式投資ウインターセミナー

2010-02-14 07:43:29 | Weblog
12日は10時から名古屋証券取引所主催の株式投資ウインターセミナーがあり、9時過ぎには家を出ました。天気はいいのですが風は冷たい。地下鉄の駅に着いたら定期券を忘れてきたことを思い出したのですが、今更戻ると遅刻。どうも服装が違うといつも持っていく物を忘れてしまいます。
この日は「サーラ住宅」と「東邦ガス」の会社説明とアナリストの鈴木一之さんの講演。「サーラ住宅」は社長自ら出てきてプレゼンテーション。三河人らしい(豊橋本社です)実直な感じな人でしたが、実直なまま淡々と説明していきます。いろいろ競争が激しい世界なので、他社を貶めるのではなくても、どういう「売り」が他社と違うということをもう少し言ってもいいのではないのかな。外壁断熱が売りみたいなのですが、他にもやっているところは大手でもいろいろあるんじゃないのでしょうか。そういう中で選ばれる企業になり成長戦略をどう築いて行くのかがイマイチ心に落ちないのですが、どうなんでしょう。でもはったりの嫌いなまじめそうな社長さんでした。
続く「東邦ガス」は財務部長サンが来て、先ほどのサーラ住宅の社長さんと違い立て板に水という感じでの講演でした。東邦ガスは大学の同級生も何人か入っているので役員名簿にそろそろ誰か載ってくるかとも思ったのですが誰もいませんでした。ところで資料のレポートに載っている社長の写真はにらみつけるような硬い表情で、講演会にも社長とは言いませんが執行委員ぐらいは出てきてもいいのではと思うのですが、ここら辺りが公益企業なんでしょうか。
最後の鈴木一之さんの講演(実はこの人は3回連続で講演を聴くことになり、話が分り易くて参考になるのですが、土曜日に来ることが多いので連続となったかもしれません)ですが、大局的には世界経済の回復・拡大は続くということです。ただいまは、中国の利上げ、春節による1月の休止などで暫く(3月ぐらい)の様子見の時期だそうです。それでもIT投資は順調に回復してきており、ソニーの復権がいよいよ実現しそうです。ウインドウ7の買い替えとかクラウドの影響による新規投資など半導体需要は強いみたいです。鉄鋼とか海運とかは過去に設備投資をして能力増強の影響が今頃出てきて(海運では新規船が大量に就航する2010問題)なかなか浮上できないみたいですが、半導体はこれから投資しなくてはいけない状況で、需要は強いみたいです。この日のもう一つのテーマは「トヨタ」をどう捕らえるか。一言で言えば「買い」。何時どれくらい買うかが考えどころみたいです。まあ今の状況はトヨタらしくないみたいですが、ブリジストンの例からも1年くらいの調整はあっても、そこからは力強く成長していくのではということです。でもその時には電気自動車が主力になるのではとの見立て。今のハイブリッドはあくまで過渡期のものという認識です。大底は2700円として、3000円台前半ならば、資金次第で買いでしょうか。
日本経済に対する信頼はまだまだ大丈夫ということで少し元気が出る講演会でした。
コメント
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