怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

椎名誠「ニッポンありゃまお祭り紀行」

2010-02-07 15:06:31 | 
椎名誠の本は楽しい。日本全国を焚き火をやりに回り、麺を食べに回り、三角ベースボールをやりに回っている。怪しい中年(初老?)のおじさんたちと回っている。日本だけでなく世界中を回っている。少しあこがれるとともに人事ながらよく体力が続くなと感心する。
で、今回は日本全国の「ありゃま」という祭りを回っている。
祭りはいいな。
日本全国には本当にいろいろな祭りがある。それを写真豊富に紹介している(もともとは雑誌「自遊人」の連載)のだが、一度見てみたい、体験したい(祭りはやっぱり参加しなくちゃ)というものから、まあいいやというものまで、でも祭りはいいな~。
一度見てみたいものは近場では鳥羽の「赤崎まつり」、木曽町の「みこしまくり」、それに勝山の「勝山左義長」、一度は現場で体験したいな~。
宮古島の「パーントゥ」は面白そうだけど、見ていると猛烈に臭い泥の神様に抱きつかれるみたいで、ちょっと遠慮しておきます。
滋賀竜王町の「ケンケト祭り」、5月3日開催と季節もよくて衣装もあでやかで、子どもも青年もお父さんも一生懸命でいいですね。
ここには今や全国区になった「おわら風の盆歌」も出てくるのですが、やっぱこれは観光客が多すぎて、最早見に行くべきではないと感じられます。余りの観光客に辟易としているのがよく分ります。
ありゃまという祭りはどうもどんどん担い手が少なくなってきているようで、あと10年もするとどれだけが残っているのか。昔は子どもが担いでいた神輿も子どもだけでは無理になったり、高齢者しかいないとか寂しい限りですが、これも世の流れでしょうか。
それにしても祭りとなると必ずアマチャカメラマンがバシバシ撮りまくるという姿があるのですが、どうしてこうみんな写真が好きなんでしょうか。
コメント
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