昨日は雪で、今日はいい天気
でしたが何処にも出かける予定もなく、日がな家でごろごろしていました。で、読んだ本は石田衣良「スローグッドバイ」です。
以前NHKの番組でこの石田衣良密着ドキュメンタリーというのをやっていたが、何本も連載を抱えていながら、頭の中は同時並行でいろいろの物語を組み立てているみたいで、実際ほんの15分ぐらいの空いた時間があればパソコンに向かい原稿を書いていたのでびっくり。なんでもすぐに頭を切り替えて場面転換できるみたいです。それでいてそれぞれが水準を超えた作品になっているのですから、凡人には計り知れません。
この「スローグッバイ」は本当に初期の作品で(あとがきにもありますが、最初の短編集で、最初の恋愛小説です)、ちょっとあざとさがあるのですがそれがまた魅力です。作家がデビューしても間もない頃の荒削りさというかいかがわしさというか、人気作家として地位を確立した今だったらもっとみんなに受けるようなものにしてしまうのではないでしょうか。だけどそのいかがわしさが新鮮でいいのです。短編集なので朝を食べたらちょっと1編、コーヒーを飲みながらちょっと2~3編という具合にだらだらとしつつ読み終えてしまいました。
こういう恋愛小説を読むとまだまだ恋
が出来るといいのにと思ってしまいます。どこかに誰かいないかね~。

以前NHKの番組でこの石田衣良密着ドキュメンタリーというのをやっていたが、何本も連載を抱えていながら、頭の中は同時並行でいろいろの物語を組み立てているみたいで、実際ほんの15分ぐらいの空いた時間があればパソコンに向かい原稿を書いていたのでびっくり。なんでもすぐに頭を切り替えて場面転換できるみたいです。それでいてそれぞれが水準を超えた作品になっているのですから、凡人には計り知れません。
この「スローグッバイ」は本当に初期の作品で(あとがきにもありますが、最初の短編集で、最初の恋愛小説です)、ちょっとあざとさがあるのですがそれがまた魅力です。作家がデビューしても間もない頃の荒削りさというかいかがわしさというか、人気作家として地位を確立した今だったらもっとみんなに受けるようなものにしてしまうのではないでしょうか。だけどそのいかがわしさが新鮮でいいのです。短編集なので朝を食べたらちょっと1編、コーヒーを飲みながらちょっと2~3編という具合にだらだらとしつつ読み終えてしまいました。
こういう恋愛小説を読むとまだまだ恋
