魯山人の食卓 (グルメ文庫) 価格:¥ 562(税込) 発売日:2004-10 |
これも青空に入っていた、およそ食べ物のことばかし書いてるヒトだから美食文学のアンソロジーならば採らずんばあるべからず、「贅沢茶漬け」というのは(たぶん)お茶漬けの作り方についての文章を集めたんだと思う
青空には(アイウエオ順に)京都のごり(魚の名前、お茶漬けにはもったいない高級魚らしい)、車蝦(てんぷらではなく佃煮風、わあ贅沢)、塩昆布(上等のだし昆布を醤油と酒で煮詰めたのを使わなくてはいけないとのこと、お手間入り)、塩鮭・塩鱒(鱒の方がいいとのことだが今の世の中に塩鱒ってあるのかな?)、てんぷら(冷めたのを焙って塩をかける、こ、これやってみたい)、納豆(必ずよく練ってから醤油をちょっとずつ入れて更に練る、時間がないとできない)、海苔(干しのりを醤油で煮詰めてもいいが焼き海苔を揉んで御飯にかけてもいい、はあ、さいですか)、鱧・穴子・鰻(わあもったいないと思ったけど言われてみればひつまぶしもラストはお茶漬け)、鮪(ヅケ丼というのはあるけど熱いお茶をかける食べ方があったとは)が入っている、お茶漬けに手間ひまをかけるようでないと食通にはなれないことがよくわかった-って別にそんなんならんでよいよね
10/30追記-熱飯でお茶漬けすると悪いことがあるって聞いたことない?私も何で読んだのか忘れた(家ではわりと平気でやってた)けど、考えてみればずいぶんもったいなくてバチ当たりな食べ方よね
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