他人の家に養われる少年、その家の娘と恋仲になるが、彼女が嫁に行くと聞いて失踪する、数年後金持ちになって恋人と再会し、彼女はまだ自分を愛していると知るのだが・・・・・
私が最近読んでたこの小説、何だと思います?
「嵐が丘」?-と思うでしょう、残念でした、これが「金色夜叉」の発端なのです、恋人同士の貫一君と宮さんは一つ家に同居してるんですよ。
もちろん宮さんの父親は捨て子を拾ったわけではなく、以前世話になった人が亡くなったので、その息子の貫一君を書生として家に住まわせたんですが。娘の宮さんはその時まだ小学生だったけど何年かが過ぎて美しく成長し、貫一君は一高へ入り、お互い好きあっていずれ夫婦になろうと決まったところへ、ダイヤの指輪をはめた富山の野郎が、正月のカルタ会で宮さんを見初めて求婚して来た-ということだったんですが・・・
こう書いたら似てませんよね、この二つの小説に共通点は全然ない-と思う人が多いかも。 今日は時間ないので続く
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