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事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

サンデー志ん朝の物語

2007-06-30 12:31:17 | 過ぎし昔のTV番組

 このタイトル、サンデー毎日プラス週間新潮ですよね。ただ週間新潮とはイントネーションが違うんですが。

 まあ、ホントしょーもないギャグもあって、そういうのがその後に継承されたかもしれない。
 たとえば

「父さん、酒飲んで酔っ払って転んだ」
「母さん、それ見てびっくりして転んだ」
 以下爺さん、婆さん、兄さん、姉さん、赤ちゃんが順番に転ぶだけというもの、どうも他でも見たような気がするけれど、最初にやったのはサンデー志ん朝だったんじゃないかと・・・他の配役は忘れたけど赤ちゃんは確か関敬六さん、で、最後に志ん朝さんが言いました。
「教訓。何たって家族ってのはつまんないとこが似るもんだねえ

これ私、今でも時々言います。

 紙芝居「志ん朝ウソップ」より「田舎のネズミと町のネズミ」
 途中までは元ネタと同じ。ただネズミたちが食卓の上にいると人間が入って来て、町のネズミはあわてて隠れたけど、田舎のネズミは平気。 
 人間は「キャー、大きなネズミ」と逃げて行ってしまいました。
「教訓。何たって無神経なやつぁ強いよねえ」

 これしか記憶にないのだなあ。

「かわーいあの子は誰のもの」って歌がありましたよね。そのフシで

宮地さん「叫ぶあの人誰かしら、わめくあの人誰かしら、どなるあの人誰かしら、そうあの人候補者よ」
熊倉さん「こんにちは、みなさん、お話しましょう」
後は忘れた、ラストはもちろん全員で「ラササヤンサヤンゲ」

 指折り数えてみるとこの時の選挙は昭和40年夏の参議院選挙なのですね。あの頃の参議院は衆議院ほど盛り上がってなかったから私は
「そんなに候補者、叫んでないけどな」などと思っておりました。そう言えばあの年、我が岐阜県では社会党候補が暁の大逆転で当選したんだった、全国区はどうだったかな、全然思い出せぬ-と検索してみたら何と釜石市の選管がデータを保存してくれていたのでした。ありがとうございます、恩に着ますよ(何がだ)。

http://www.city.kamaishi.iwate.jp/senkan/page/data/sangiin/S400704sangi-ze.htm

 いやあ、驚いた、全く記憶にない。翌日開票だったから中学生は学校行ってて開票速報見てなかったんだな。でもよーく見ると12年後、昭和52年の(自分も投票に行った)選挙で名前を見た人がいるような気もするな。みんな、とっくにこの世の人じゃないよな(ご存命の方、ゴメンナサイ)。

 あれ、話がそれてる。昔のギャグ番組は政治ネタが多かったですね。何と言うかギャグにパンチが効いてた-なんて言うのは自分が年をとったからなんだろけど。

 あ、そうだ、思い出した、最初の家族が順番に転ぶ歌、確かサンデー志ん朝バージョンの出だしは

「父さん、税金にびっくりして転んだ」

だったような気がする。今さら確かめようはないけどね。


谷幹一さん

2007-06-29 19:31:39 | 過ぎし昔のTV番組

 ちょっと遅れたけどお悔やみ記事などを。ひょうたん島の海賊ヤッホーというのを最初に書くべきかもしれないけど、私はなぜかあんまし印象ないんですよね。
 後の3人の海賊は、ガラ(ガラクータ)、トウ(トウヘンボク)、ドタ(ドタバータ)と2字で呼べるのに、ヤッホーはヤホとはちょっと呼びにくいな-とか思ってた程度。

ガバチョ「地獄をば我が世と思うドン・ガバチョ」(この人には珍しくピッタシ五七五)
ヤッホー「じゃあ、オレも。地獄をば我が世と思うヤッホー」
ガバチョ「字足らず」

 なんてことがあったなあ・・・

 とは言えリメイク版ではなぜか川久保潔さんがヤッホーだったので
「どうもこれはうま過ぎの目立ち過ぎでイメージ違う」と思いました。プロの声優さんじゃないところがよかったのかも。もっとも「トムとジェリー」のナレーションはけっこう気に入ってましたがね。

 この人の番組で一番好きだったのはもちろん「サンデー志ん朝」-と思って検索してみたけど、これまたほとんどデータ残ってない。

 日曜日午後1時からの番組
 確か最初に短いコントがあってそのオチのセリフが誰かの「サンデー志ん朝はこれから放送です」でした(「週刊新潮は本日発売です」というコマーシャルのマネだったとのこと)。

 選挙の日に
「当選確実です、ご感想をどうぞ」とマイクを向けられて候補者の熊倉さん
「ハイ、サンデー志ん朝は、これから放送でーーーす」(みんなに殴られる)

 学校で先生に「作文を読んで」と言われた子供の志ん朝さん、棒読みで
「サンデー志ん朝は、これから放送です」

 毎回のタイトルは「全日本ナントカ物語」と言いました。

「族々物語」で「社用族」だの「義賊」だの「のぞく」だのってコントがあったり、

「ヨイショ物語」で出演者がお互いに「誰それさんがいるからこの番組は持ってるんですよ」
とお互いをヨイショしあうコントがあって、私はそれでヨイショって言葉と、メンバーの顔と名前を覚えたのであったり・・・

 オープニングの字幕がまたユニーク

「テレビに出る人」
「古今亭志ん朝、谷幹一、関敬六、藤村俊二、本郷淳、宮地晴子、秋山公世、熊倉一雄」(たぶんこれで全部だったと思う、抜けてた人がいたらゴメンナサイ)
「本を書く人 城悠輔」(大きなペンを槍みたいに持った和服のおじさんのイラスト)
「音を出す人 吉村・・・忘れた」(ドラムの上に乗ってガンガン叩いているお兄さんのイラスト)

 内容はコント、替え歌、志ん朝さんの紙芝居「志ん朝ウソップ」(必ずラストに教訓がつく)、志ん朝とタニカンの株式市況、コラム、そしてエンディングは、いろんな歌(「春が来た」とか)を「テレビを見るならサンデー志ん朝、みんな見ているサンデー志ん朝」という歌詞で、全員が歌って踊る。 

それでも日曜日の1時になったなら、サンデー志ん朝よ(ラストダンスを私に) 

 なんてのもありました、ホント間違いないんだから。
 セットも衣装も安手だって、子供にもよくわかったけど、それでギャグの値打ちが下がるということはない、同じ城さんが台本を書いてた「大人のマンガ」と共通するところがあったと思います。

 さて、株式市況にはこんなのがありました。タニカンさんが読んだんだったと思います。

川津祐介、絵が得意で牛を描いたら「金魚かい?」なんて言われちゃって2円安

 それがどうしたって、他にはそんくらいしか記憶ないんだもん、ああ、ギャグ番組は悲し・・・・ギャグじゃなくてもテレビは悲し・・・・・


坊ちゃん

2007-05-20 21:51:27 | 過ぎし昔のTV番組

 次のサイトは三島雅夫さんです、三島敏夫さんから連想ゲーム。亡くなられて久しいんですね。知らんかった・・・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%B6%E9%9B%85%E5%A4%AB 
 
 このお方は(たぶん)昭和40年、どこかの民放が作ったドラマ「坊ちゃん」に狸校長の役で出演しておられました。実にハマリ役だったし、いいドラマだった思います。「坊ちゃん」をドラマ化してあれ以上の傑作ができることはなかろうと・・・(メチャメチャな独断と偏見)。

他のキャストは

坊ちゃん 市川染五郎(もちろん今の幸四郎さん、当時約23才)
赤シャツ 北村和夫(先日亡くなられました、アーメン)
山嵐   加藤武(赤穂浪士の堀部安兵衛だった)
野だ   三木のり平(文句なし)
うらなり 片山明彦(ハンサム過ぎと思ってたが)
いか銀  有島一郎
清    浦辺粂子(手紙のシーンのみなれど)

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坊ちゃん「菜飯は田楽の時にだけ食うもんだ」
生徒「菜飯となもしは違うぞな、もし」

 このシーンもちゃんとありました。あの頃の私は菜飯も田楽も知らなかったけど、明治時代の漱石はちゃんと知ってたのよね。今になればよくわかる。

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 また、ほとんど原作に忠実でありながら、山嵐が学校をやめることになった時、赤シャツの弟その他の生徒たちが集まって来て
「孝ならんと欲すれば忠ならずじゃ」と泣いたりする、それで何となく中学生視聴者にもストーリーを理解できるようになってたのでした。

 赤シャツと野だをぶん殴るところはごくスッキリ-もちろん卵はぶつけたけど-今読んでもあの部分はやっぱちょっとクドいんだよなあ
 というわけで、昔はたいへんよいドラマが作られていたのでした-信じてちょうだい-ムリだわなあ・・・・


梓英子さん2

2006-11-28 15:46:31 | 過ぎし昔のTV番組

 67y03 当ペ-ジのアクセス回数をかせいでくださってる重要なお方。今はどこにどうしておられるのやら・・・

http://tonden29.hp.infoseek.co.jp/index02.html

 彼女の写真このサイトにありましたが、まあ確かにこんな顔だったかも。けどこれしかないのはちょっとお気の毒。それに昭和42年の新人って-40年にはTVに出てましたよ。私の記憶が確かなら最初の出演番組は何かのコマーシャルだったとか、で次がたぶんスパイキャッチャーJ3・・・

 最近しょっちゅう「五番街のマリー」を歌っています(ちょっと前は加山雄三だったのに)。

 五番街でうわさ聞いてもしも嫁に行って今はとても幸せなら寄らずにほしい


ハナ肇とクレージー・キャッツ

2006-11-20 18:59:00 | 過ぎし昔のTV番組

 「若い季節」を訪ねてくださった方のおかげでこんなんみつけてしまいました。

http://www.familyclub.ne.jp/toshiba-emi/ProductDetail.do;jsessionid=C8C039D1E3AD4A94EB1E32AF8C9D9595?pid=21212

 何と映画のテーマソングってクレージーが歌ってたんですね。クレージーのアルバムは他にも売ってるけど「若い季節」が入ったのはなさそう。これは珍品ですね。Amazonで扱ってるらしいしAmazonのポイントちょうどあるし、買いかなあ・・・

 「若い季節」の後も「シャボン玉ホリデー」とか「七時半だよクレージー」(「大人のマンガ」傑作選だったらしい)とかよく見ました。植木さんだけじゃなく谷さんの歌も好きだったし。

  若き日のギャグ作者、青島幸男、城悠輔、河野洋のギャグが冴えてましたね-と言いたいとこなんだけど、今思うとどこがおもしろかったのかうまく説明できないと思う。家族の中で喜んでたの私だけだったし・・・

 ドリフも好きだけどクレージーはどっか違った-と思うんだけど、やっぱ、これが青春というヤツなのかもなあ・・・・・