いやーーーレース前日の結婚式って、、、懐かしい方々にお会いできたり、神前のオール和式で非常に新鮮でしたねほんと。あまり飲まないつもりでしたが、鏡割りなんかされるとつい升酒がすすんでしまいまして、、、。いささか不義理ながら有志での二次会はおいとまさせていただいて帰っても家着いたの九時回ってたからなぁ。
そういう気合い入っているときに限って寝付きや夢見が悪く、本番に弱いことをつくづく自覚。なんだよ電車で寝過ごして気付いたら箱根登山鉄道に乗っててレース断念する夢ってさぁ。なんで東横沿線住んでいるのにそんな電車乗ってんだおれ。
案の定かるく正夢になっちまい、すこし寝坊な朝。かなり憂鬱だ。
さて、気を取り直して、、、
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今回のレースは、新宿シティハーフマラソン、とは銘打つものの、新宿といいながら大半は神宮外苑だったりするのですが、ハーフマラソンのコースは道路封鎖して御苑トンネル通ってタイムズスクエア付近まで行ったりしてて、まあなんというかロードレースを感じ取るようなコース、らしいです。
人生初の国立競技場、だったりします。最寄は信濃町かなんだかパンフにありましたが、中央線乗ってたらみんな千駄ヶ谷で下りるもんだからつられて下りましたよ。ええ。しかし、歩く人が皆速そうなランナーに見えて仕方ない。
よくわかんないけどこんなのに従ってひたすら歩いてエントリー。長居スタジアムとかと比べるとさすがにでかいなぁ。人出もたくさんで、フェスティバールな状況。少しづつ心が盛り上がってまいりましたよ。
ウォーミングアップをして、、、やっぱ無理だこの脚。全く筋疲労が抜けてない。ここ二週間くらいずっと、ですがこんな脚が重い状態で21km。自己ベストから逆算した1時間50分なんていささか甘め設定の目標タイムも高い壁に見えてきたよ。
スタートしてから、、、動かないのは仕方ないね。なんせこの人の多さ。惜しむべくは、ネットタイムもグロスタイムも関係なく生タイムのみが計算、なのが今日のレース。もちろんスタート通過からのネットタイムはポラールくんがしっかりと記録してくれるからいいさ。スタート通過が1分ちょっと。ここからだ、と軽く気持が入るところ。人だらけだけどさ。
スタート地点通過 1'05 HR/AVR106
スタートして外苑周りをぐるりと回る序盤戦。早速ピットインしたくなる衝動を抑えつつ、体を温めるような出だし。スタート前に二回もいったのにさ、ピットインに。ぐるっと外苑回ってたどり着いた信濃町からは、まさにロードレースという展開。一般道を一部封鎖して街道の声援が耳に入ってくるラン。よくテレビでやるマラソンや駅伝とか、あんな情景。向かうは四谷へ、、、四谷三丁目の交差点で15秒くらい止められちゃってすこし拍子抜け。交通事情ゆえといいながら、少し驚き。気を取り直して交差点を左折し、一路明治通りを新宿へ。そう、車両通行止めにした御苑トンネルに突入していきます。トンネルというと空気悪そうというイメージがありますが、この時はランナーの熱気ムンムン空間、で外気湿度49%とは全く異なる空間。いや、サングラス曇るとは思わなかったよほんと。このトンネルの途中で5km地点が到来します。
5km地点 27'34 (0-5km 26'28) HR/AVR 168
ペース、というより心拍数が上げようにも上げられない出だしなわけですが、今の現状ではこのへんが限度、かな。
新宿の高島屋側をかすめて、千駄ヶ谷を通り国立競技場周りへ。少しずつ少しずつペースも心拍数も上がって、ここからが本番っっっ、、、。
なところでかるくピットイン。30秒くらいかかりましたが、いわゆるネセサリーロスってやつですね。まあきっとワンピットインでゴールまでいけるだろう。まぁピットインと言っても給油するわけじゃなく出すほうなんだけどさ。
10km地点 52'52 (5-10km 25'18) HR/AVR169
ピットインの関係で、25分はすこしオーバーしたものの、まあこれからですよこれから。10km給水でちゃんとカーボショットも摂取できていますし、これからが本番ってところでしょうか。
二周回めと三周回目は、新宿まで行かずに、御苑トンネル手前を左折して国立競技場方面へと駆けるルート。信濃町に出たあたりで正直脚がいっぱいいっぱいで、とくに左のハムストリングスがかなり力入らなくなってきてます。
ただ、この10-15kmとかは、ハーフマラソンでは一番いいタイムが出るところ。重くても脚はちゃんと動くんで、一歩また一歩と歩を進めなければなりません。まだ正直我慢できる重さなんで、颯爽と走っていこう。まだまだ息も続くよ。
15km地点 77'42 (10-15km 24'49) HR/AVR172
やっと5km25分切れた安堵感から、少しペース下がりそうになりますが、そういうわけにもいかんでしょう。さらに気合いを入れておんなじコースへと向かいます。
しかしまあ、どこかにkeihさんいらっしゃるらしいですが、前走ってるパツキンさんのケツみながらデヘヘだったとは、、、いや何でもありません。それはそうと、信濃町からのロードに出た途端、、、体が冷気を感じとります。ただでさえ脚がしんどいのにこれ体冷えてジエンドか、と微かに嫌な予感がよぎります。しかし、エンドルフィン分泌の関係なのか、少しハイに気分が高揚してたのかわかりませんが、寒さを特に気にすることなく継続してのラン。コースがさっきと全く同じで、ペース計算ができる反面飽きもあるのが悩ましいところ。ただ、ここで踏ん張れるか否かはレースの大きなポイントだ。途中、上りでスピードが落ち、次々抜かれるいやな展開にも屈せず国会議事堂チックなあの美術館前で抜き返して疾走。
20km地点 102'33 (15-20km 24'51) HR/AVR175
なんとかペース落ちなくラスト1kmだ。あとは気持ちだけだ。坂を降りて国立競技場へと入ると、
最後はトラック一周回ボーナスかウイニングランかっていうよりかかるい罰ゲームかいな。。。オーロラビジョンにはゴールしていく人びとが映し出されてるじゃないか。すげえ。って映るどうこうよりとにかくあと少しだ。抜いたり抜かれたりのトラック一周を終え、ようやく二時間弱のショートトリップのゴールだ。
ゴール 108'03 (20km-ラスト 5'29) HR/AVR178
ネットタイム 1:47'58
目標の1時間50分はもとより、ネット換算だと自己ベスト近くのタイムという結果。時計を止めて、ゆっくり深呼吸。現状きるだけのことはできたのかな、という安堵感に満たされながら、しばしランナーの皆さんの歓喜のゴールを眺めてトラックを後にします。
ゴール後の状況をはさんで、レースの振り返りなぞやってみます。