怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

ツールドアワジ3 戦慄の反復横跳び編

2005-08-11 01:04:59 | Weblog
孤立無援、まさに文字通りの事態となってしまいました。明らかなのはこれ以上バイクを動かしてどうこうは不可能、ということです。となると、できる手段はただ一つ。どこかにバイクを置いて、岩屋に単独で向かって車をピックアップして、また戻ってきてバイクを回収しに来る、ということです。

とりあえず、人っ気のある方向、そう、さっきまでいたところへ向かってバイクを7-8分押していたそのときでした。マウンテンバイクにのってツーリングしている人がやってきます。

オーバーアクションで、無理やり止まってもらいます。最初は工具貸してねってお願いをしようとしていましたが、(やはりバイクで淡路島一周への未練がある)タイヤのチューブの大きさがあわず、装着は不可能。もし、修理成功したとしてもリスタートは18時回って、暗闇の中を進むのは確実な情勢なので、危険極まりなくすこし無茶。この後のスキームを話すと、どうやら福良まで戻れば、北行きのバスは出ているとの情報をもらったので、お礼を言って別れます。

そして、視界の先に見えてきたのは、、旅館。そう、こういうとこなら島内の交通事情に非常に詳しいはずですので、ピンポン押して突入し、事情を話します。ここはご夫婦だけでの経営で、もう今は旅館業務をやっておらず悠々自適な老夫婦。当初はよく一人でこんな、、、と半ばあきれ気味でしたが、タクシーを呼んでもらって(やはりFOMA圏外)来るまでの間談笑します。多少言葉が聞き取りづらかったものの、突然来襲の異邦人を非常に温かく歓待していただいて、精神的に打ちのめされた私には非常にありがたい限りでした。しかも、バイクは置いて行っていいとまで言っていただいたので、甘えさせていただいて、人として心から感謝したい気持ちでいっぱいの中タクシーで福良に向かいます。

あとは時系列にて。

18:30 福良着
19:16 舞子行き高速バス乗車。世間は淀川花火大会なのに俺は何してんだと鬱になります。
20:20 淡路パーキングエリアにて下車。街灯とかない暗闇の中歩いて岩屋に向かいます。
20:50 マイカー着。
22:00 バイク回収。電気ついていなかったのでお礼できず。後で羊羹でも送ろう。
23:00 淡路パーキングエリアにてぼっかけカレーを食べる。うまい。
24:05 自宅着。

という顛末でした。肉体トレーニングとは違う次元で人間力を鍛えられてしまいました。今回は反省だらけですが、せめて良かった点だけでも列記して、9月にでもリベンジしたいなと考えています。

・ハイドロパックジョガー大活躍。ロングライドの友に昇格。
・サンダル持参が大正解(バイクシューズは足裏カーボンなので、5分と歩けない)
・のぼりのコツがつかめてきた(気がする)

色々ありましたが、ロングライド、、楽しいです。はまりそう。

コメント
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