■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 7月17日 ◆きのふけふ ◇コミック誌 ◇経営理念の再確認
「老いぼれていては困ります」
お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。
お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。
■【けふのつぶやき】
◆ きのふけふ
一昨日発生した、作業用のメインのPCのトラブルが依然として解消していなくて、サブマシンで作業をしています。
設定が美妙味違うので、操作しづらいですね。
勘を取り戻すまで少々時間がかかりそうです。
■【評判の良いブログ】
最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。
勝手ながら重複してご紹介することもありますことをご容赦ください。
■【経営コンサルタントの独り言】
半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ コミック誌の歴史は長いことに驚きます 717
7月17日は「漫画の日」でした。
コミック誌の歴史は長いことに驚きます。
手塚治虫の「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」は、初期の頃の作品とは思えない完成度の高いものです。
東京山手線高田馬場駅近くのトキワ荘を拠点に藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。
手塚治虫が、医学博士であることもよく知られています。
アトムやお茶の水博士の描写にそれが滲み出ていると言えます。
成功している人というのは、ひとつの道に秀でるだけではなく、それを引き立てる別の能力や知識、経験が背景にあることが多いです。
私は、若手経営コンサルタントに「マルチライセンス」ということをお薦めしています。
日本経営士協会のメールマガジンのヘッダーは20年余「マルチライセンス」を謳っています。
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◆ コミック誌
漫画本
最近は、以前ほどには聞かなくなりました。
手塚治虫が、まず頭に浮かびます。
東京山手線高田馬場駅近く(今は板橋区)のトキワ荘を拠点に、藤子不二雄や石ノ森章太郎、赤塚不二夫など、錚々たるメンバーが影響を受け、今日に至っています。
功績の大きさは、アニメの世界的ブームにまで及んでいます。
秋葉原も、電気街からアニメ街へと変身してきています。
コミック誌にも、いろいろな歴史と変化がうかがえます。
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◆ 【あたりまえ経営のすすめ】5-14 経営理念の再確認
ここで改めまして企業経営と経営理念について、「経営のリバースピラミッド」をもとに見てゆきたいと思います。
経営のピラミッドというのは、通常は、最上位概念としての経営理念がトップに来て、その実現のための方策として基本戦略や中長期経営計画、そしてその下位の概念が、上位概念の下層に連なります。それにより「上位概念整合性」という原則に則して経営が行われます。
この考えの上下を逆にして表記したのが、図にありますような、「リバースピラミッド」、すなわち上下逆さまのピラミッドです。
最下層、すなわち企業の基本であります「経営」は、企業存続の使命という「ゴーイング・コンサーン」で、これは、企業を永続的に続けていくための基本的です。その目的のために、最上位にくる概念が、直上の「経営理念」です。
これらをベースにして、企業を存続させるための実現策が「経営基本戦略」です。どの様な基本的な考え方で、企業経営を行うかを明示することです。
「経営基本戦略」を実現するために、何をするのかを具体的に示した考えが「中長期経営計画」です。
年度計画や、その実現のための諸計画・方針は、これらを下敷きにして立案されます。
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これまで経営理念の近接用語・類似語について、ザッと見てきました。ここで、「ビジョン・ミッション・ストラテジー(VMS)」と、日本型経営理念とを対比的に見てみましょう。
既述の通り、筆者は、経営のピラミッドといって、企業経営の最上位に来る概念を「経営理念」と言っています。経営理念は、経営に対する、できる限り不変な思想・概念ですので、抽象的な表現が多いです。従いまして、ビジョンには、しばしば盛り込まれます具体性を持った内容を含むことは少ないです。
経営理念を、実現するための考え方が「経営基本戦略」で、VMS(ビジョン・ミッション・ストラテジー)の「ストラテジー」とは、若干異なります。
VMSの「ストラテジー」には、ビジョンを実現するための具体的な戦略が盛り込まれています。「経営のピラミッド」の考え方では、それに対応する戦略は、次の「中長期経営計画」に記述される「戦略」に近似しています。
すなわち、中長期経営計画は、経営基本戦略を実現するための実行策を示す考えです。VMSの「ストラテジー」のような具体策は、中長期経営計画や短期経営計画で唄われます。
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できる限り少ない経営資源で、できる限り大きな成果に結び付けるための考え方として、経営のピラミッドの経営理念を、経営の最上位概念とする方法や、経営理念の隣接語・類似語として、しばしば採り上げられます、「ビジョン・ミッション・ストラテジー(VMS)」を例に見てきました。
そのいずれが良いとか、優れているとかという問題ではなく、アプローチの違いと捉え、たとえば、VMSの長所であります「具体性」を活かすために、まずVMSで思考して、それを経営のピラミッドに活かすというような、ハイブリッド的な考え方があっても良いでしょう。
近接語・類似語の方法の良いところ取りをして、自社独自の方法を創りあげても良いでしょう。
「経営は数字である」という名言がありますように、結果として成果を出し、企業が存続していくことが、経営の基本原則であることを肝に銘じたいと思います。
【 注 】
経営理念関連語の定義は、定まっているとは言えません。
当ブログに記述した内容と異なる場合もあります。
ここでは、日本経営士協会の定義に準じてご紹介していますが、時代の変化にともない、その内容を変更すべき時期が来ると考えています。
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